2023年11月改正での京急線の夜間留置状況まとめ!所感を語る!

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京急

京急電鉄の2023年度夜間留置まとめ!2024年3月時点のデータをまとめましたので、これを基に考察をしていきたいと思います!

夜間留置設定については間違っている可能性があるので、当方責任は負いかねます。間違いがある場合は是非コメントください!(なお±○本と記載があるのは運用予備分の夜間留置場所の推測です)

京浜急行電鉄は関東大手私鉄会社の1つで、首都圏から南へ路線が伸びています。創業路線は京急川崎と小島新田を結ぶ大師線ですが、主に首都圏から横浜を経由して房総半島方面に路線が展開されている鉄道会社という認識が一般的かと思います。

また京急は途中の京急蒲田から空港線という羽田空港へのアクセス路線が分岐しており、同社の主力路線として機能しています。他に東京モノレールも首都圏と羽田空港を結んでおり、両社は競合関係にあります。

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前年の夜間留置状況

2022年11月改正での京急線の夜間留置状況まとめ!所感を語る!
2022年11月ダイヤ改正後の京急線の夜間留置まとめ。11月25日にダイヤ改正となってしまいますが、纏めていきたいと思います。夜間留置設定については間違っている可能性があるので、当方責任は負いかねます。間違いがある場合は是非コメントください...

ダイヤ改正プレスリリース

運行系統ごとの運用状況

京急4両37本(31運用
久里浜工場1+4本、金沢文庫22+2本、神奈川新町2本、京急川崎4本、小島新田1本、品川1本

朝1運用夕方2運用デュアルシート車専用運用。デュアルシート車両は5本在籍。
朝は久里浜工場1本出庫、夕方は金沢文庫2本出庫
京急6両40本(37運用
久里浜工場4+3本、浦賀2本、金沢文庫15本、神奈川新町14本、京急川崎2本
京急8両51本(43運用
三崎口2本、三浦海岸2本、京急久里浜2本、久里浜工場20+8本、金沢文庫7本、神奈川新町6本、品川2本、西馬込1本、京成高砂1本
朝3運用夕方6運用2扉車専用運用。2扉車は10本在籍。
朝は久里浜工場2本・金沢文庫1本出庫、夕方は久里浜工場5本・金沢文庫1本出庫。

所感

京急の運用は1日単位で運用が定められているのではなく、車庫から出て再び車庫に入るまでを1つの運用としています。このような運用を設定しているのは、他社だと京成グループ西日本鉄道などが該当します。

そのため夜間留置場所については、(特に4両運用を中心に)間違いがあるかもしれません。この点についてはご了承ください。

さて今回のダイヤ改正で、夜間留置場所は多少変更があったと考えられます。まず車庫外留置については、都営車8両が羽田空港第1・第2ターミナルから京急蒲田に変更がありました

そして車庫併設駅では、8両が久里浜工場が+1本、金沢文庫が-1本、神奈川新町が+1本となり、全体の運用数は+1本で、最小でも43運用と考えられます。但し8両は2扉車と3扉車の2種類が存在しますので、実際はもう少し多いかもしれません。

何にせよ、2扉車の2100形が運用面で足枷になっている印象は変わりません。なるべく早めにデュアルシート車4両へ転換すべきだと思います。

6両については変更点なしと考えられます。4両はダイヤ改正によって運用数が減少しているでしょう。

予備車については、現在1500形を新型車両に置き換えている最中ですので、少し多めの状態となっています。とはいえ、新型コロナウイルスの影響で通勤利用者が減少していますから、コロナ前よりは予備車が多くなっていると考えられます。

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駅ごとの夜間留置状況

三崎口
京急8両2本

駅名番線ホーム有効長
三崎口1番155m8両
2番155m8両

三浦海岸
京急8両2本

引き上げ線:220m12両1本
駅名番線ホーム有効長
三浦海岸1番235m13両
2番235m13両
津久井浜1番150m8両
2番150m8両
京急長沢1番150m8両
2番150m8両
YRP野比1番150m8両
2番150m8両

京急久里浜
京急8両2本

駅名番線ホーム有効長
京急久里浜1番160m8両
2・3番160m8両
4番160m8両

久里浜工場(合計留置両数:4両5本+6両7本+8両28本=286両
京急4両デュアル1+4本
京急6両4+3本
京急8両20+8本

合計車庫収容力:留置線298両+車庫線78両+入替線18両
北側車庫(車庫収容力:留置線114両+車庫線54両+入替線8両
150m8両2本
220m12両5本
260m14両m1本
465m24両1本
車庫線115m6両5本
車庫線155m8両3本
入替線155m8両1本
南側車庫(車庫収容力:留置線184両+車庫線24両+入替線10両
115m6両1本
145m8両6本
190m10両1本
252m14両1本
345m18両2本
385m20両1本
455m24両1本
495m26両1本
車庫線160m8両3本
入替線200m10両1本
駅名番線ホーム有効長
北久里浜1番160m8両
2番160m8両
新大津1番155m8両
2番155m8両

浦賀
京急6両2本

駅名番線ホーム有効長
浦賀1番165m9両
2番165m9両
馬堀海岸1番150m8両
2番150m8両
京急大津1番150m8両
2番150m8両

堀ノ内
夜間留置設定なし

駅名番線ホーム有効長
堀ノ内1番150m8両
2番150m8両
3番150m8両
4番150m8両
県立大学1番120m6両
2番120m6両
横須賀中央1番155m8両
2番155m8両
汐入1番145m8両
2番145m8両

逸見
夜間留置設定なし

駅名番線ホーム有効長
逸見1番110m6両
2番110m6両
安針塚1番110m6両
2番110m6両
京急田浦1番115m6両
2番115m6両
追浜1番150m8両
2番150m8両

金沢八景
夜間留置設定なし

駅名番線ホーム有効長
金沢八景1番150m8両
2番150m8両
3番150m8両
4番150m8両
六浦1番150m8両
2番150m8両
神武寺1番150m8両
2番150m8両
逗子・葉山1番150m8両

金沢文庫(合計留置両数:4両24本+6両15本+8両8本=250両
京急4両22+2本
京急6両15本
京急8両7本
都営8両1本

合計車庫収容力:留置線214両+車庫線52両+入替線8両
西側車庫(車庫収容力:留置線52両
75m4両5本
120m6両1本
145m8両2本
180m10両1本
東側車庫(車庫収容力:留置線162両+車庫線52両+入替線8両
110m6両2本
145m8両4本
160m8両2本
180m10両3本
216m12両1本
252m14両3本
325m18両1本
車庫線160m8両5本
車庫線230m12両(建屋は4両分)
入替線150m8両1本
駅名番線ホーム有効長
金沢文庫1番220m12両
2番220m12両
3番220m12両
4番220m12両
能見台1番150m8両
2番150m8両

京急富岡
夜間留置設定なし

駅名番線ホーム有効長
京急富岡1番160m8両
2番160m8両
3番160m8両
杉田1番150m8両
2番150m8両
屛風浦1番120m6両
2番120m6両

上大岡
夜間留置設定なし

駅名番線ホーム有効長
上大岡1番12両
2番12両
3番12両
4番12両
弘明寺1番150m8両
2番150m8両
井土ヶ谷1番150m8両
2番150m8両

南太田
夜間留置設定なし

駅名番線ホーム有効長
南太田1番120m6両
2番120m6両
黄金町1番150m8両
2番150m8両
日ノ出町1番155m8両
2番155m8両
戸部1番115m6両
2番115m6両

横浜
夜間留置設定なし

駅名番線ホーム有効長
横浜1番225m12両
2番225m12両
神奈川1番120m6両
2番110m6両
京急東神奈川1番145m8両
2番145m8両

神奈川新町(合計留置両数:4両2本+6両14本+8両7本=148両
京急4両2本
京急6両14本
京急8両6本
都営8両1本

合計車庫収容力:留置線144両+車庫線66両+入替線16両+洗浄線4両
東側車庫(車庫収容力:留置線36両
110m6両2本
130m6両1本
160m8両1本
190m10両1本
踏切より北側車庫(車庫収容力:留置線30両+入替線16両+洗浄線4両
72m4両2本
120m6両1本
150m8両2本
入替線145m8両1本
入替線185m10両1本(145mの所から踏切にかかる)
洗浄線80m4両1本
踏切より南側車庫(車庫収容力:留置線78両+車庫線66両
120m6両1本
150m8両2本
175m8両1本
185m10両1本
200m10両1本
230m12両1本
295m16両1本
車庫線150m8両2本(建屋は115m6両分)
車庫線155m8両2本(建屋は155m8両分)
車庫線180m10両1本(建屋は115m6両分)
車庫線225m12両2本(建屋は115m6両分)
駅名番線ホーム有効長
神奈川新町1番150m8両
2番150m8両
3番220m12両
4番220m12両

子安
夜間留置設定なし

駅名番線ホーム有効長
子安1番150m8両
2番150m8両
3番150m8両
4番150m8両
京急新子安1番115m6両
2番115m6両

生麦
夜間留置設定なし

駅名番線ホーム有効長
生麦1番150m8両
2番155m8両
3番155m8両
花月総持寺1番115m6両
2番110m6両

京急鶴見
夜間留置設定なし

駅名番線ホーム有効長
京急鶴見1番155m8両
2番155m8両
3番155m8両
鶴見市場1番150m8両
2番150m8両
八丁畷1番110m6両
2番110m6両

小鶴新田
京急4両1本

駅名番線ホーム有効長
小島新田1番95m5両
2番95m5両
大師橋1番4両
2番4両
東門前1番75m4両
2番75m4両
川崎大師1番75m4両
2番75m4両
鈴木町1番75m4両
2番75m4両
港町1番75m4両
2番85m4両

京急川崎
京急4両4本(全て大師線運用分)
京急6両2本

引き上げ線:150m8両1本(80mほどから下り本線への渡り線があり、4両のみ下り線から引き上げ線への入線が可能)
大師線引き上げ線:75m4両3本
駅名番線ホーム有効長
京急川崎1番75m4両
2番75m4両
3番75m4両
4番220m12両
5番220m12両
6番215m12両
7番215m12両
六郷土手1番115m6両
2番115m6両
雑色1番110m6両
2番110m6両
羽田空港第1・第2ターミナル
夜間留置設定なし
駅名番線ホーム有効長
羽田空港第1・第2ターミナル1番8両
2番8両
羽田空港第3ターミナル1番8両
2番8両
天空橋1番8両
2番8両
穴守稲荷1番8両
2番8両
大鳥居1番8両
2番8両
糀谷1番145m8両
2番145m8両

京急蒲田
都営8両1本

駅名番線ホーム有効長
京急蒲田1番8両
2番6両
3番12両
4番8両
5番6両
6番12両
梅屋敷1番110m6両
2番110m6両
大森町1番110m6両
2番110m6両

平和島
夜間留置設定なし

駅名番線ホーム有効長
平和島1番220m12両
2番220m12両
3番220m12両
4番220m12両
大森海岸1番120m6両
2番120m6両
立会川1番150m8両
2番150m8両

鮫洲
夜間留置設定なし

駅名番線ホーム有効長
鮫洲1番120m6両
2番120m6両
青物横丁1番215m12両
2番220m12両
新馬場1番195m10両
2番195m10両
北品川1番110m6両
2番115m6両

品川
京急4両1本
京急8両2本
都営8両1本

引き上げ線:230m12両2本
駅名番線ホーム有効長
品川1番230m12両
2番225m12両
3番10両

泉岳寺
都営8両1本

引き上げ線:8両分1本
駅名番線ホーム有効長
泉岳寺1番8両
2番8両
3番8両
4番8両

所感

先述の通り、都営車の夜間留置場所が羽田空港第1・第2ターミナルから京急蒲田に変更となっています。羽田空港第1・第2ターミナルでは、現行の発着線よりさらに海側に線路を延長して引き上げ線を2本整備する工事計画があるため、その関係で夜間留置場所が変更となったと考えられます。

これで京急蒲田に夜間留置が出来ることが判明しました。京急では羽田空港の他に品川や泉岳寺でも工事を行っていますので、その進捗によっては今後も夜間留置場所が変更になるかもしれません。

まとめ

ということで、京急車の夜間留置設定まとめでした。

5本製造されたデュアルシート車両ですが、現状では朝1運用・夕方2運用という状態であり、満足にその性能を活かせている状態ではありません。個人的には今回の改正で登場した一般車8両と座席指定車4両の混結運用は画期的だと思いますので、今後これが拡大することに期待します。

参考資料

京急、都営、京成、北総運用表
https://drive.google.com/drive/folders/1ETEFTd3lFwth577ALGAU11zwboa5420G?direction=a

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