【推しの子】第131話感想!
星野アイの過去話が少しだけ明かされましたね!感想と考察をしていきます。
アイの出自
最初はアイのアイドルになる前の話が展開されました。前回のMEMちょの話が前座だと書きましたが、当たりましたね。
で、アイの話をする前にアイを演じるルビーについて少しだけ。
あえての表現かもしれませんが「本物のアイ」と「アイを演じるルビー」と区別できなくて分かりにくいですね。途中で黒のサングラスを付けた斉藤社長やMEMちょが出てきてようやく察しました。
個人的には目の中の☆は撮影中も右目だけの方が良いと思うのですが、ダメなのでしょうか。ルビーが母親のアイを超える展開とかはないんですかね。そっちの方がドラマチックだと思うんですが。
まあ、でもその展開をやったらやったで、今度は有馬とMEMちょの存在感がくすむだろうからなぁ。難しい。
アイの過去・旧B小町の過去
まずは、新情報の整理していきましょう。アイは母親が逮捕されて施設入りした後、施設から脱走して東京へ逃げたことが明らかになりました。
施設自体が東京にあるのかと思いましたが、そうではないらしいですね。上京した後、斉藤社長にスカウトされたようです。
そして、斉藤社長に連れられて行った先に高峯・ニノ・渡辺が居ました。旧B小町については、以下の記事で考察しましたが、やはりアイは旧B小町の4人目のメンバーで確定のようです。

で、色々とゴタゴタはあったものの、アイはアイドルとして活動できるようになり、正式に旧B小町がデビューしましたと。しかしアイは、すでに構築されていた高峯・ニノ・渡辺の仲間の輪に入ることが出来ず、また練習もうまくいってなかったようです。
さらに過去の描写を考えると、アイは鏑木の紹介で劇団ララライのワークショップに入り、そこでカミキヒカルと出会い演技指導を受けたことになります。ちなみにこのワークショップは金田一曰く失敗だったらしいです。
最後に余談ですが、MEMちょが演じる渡辺・めいめいは旧B小町のデビュー時のメンバーというのも確定しました。(もうほとんど確定な気がしますが)まだ視点Bで語られた芽衣=渡辺・めいめいかどうかまでは不明です。
斉藤社長の覚悟
アイがアイドルとして活動するために、斉藤社長は施設の人間と話をつける必要がありました。そして、施設の人に200万円を渡したと。
この200万は、いわば投資の一種です。アイにそれほどの魅力があり、アイドルとして勝てるという確信があったことが伺えますが、アイの何をみてそう感じたのでしょうか。
ともかく、これまでの描写を見る限り斉藤社長はアイに相当入れ込み、娘のように扱ってトップアイドルにまで成長させました。アイは最終的に同じグループのメンバーから嫉妬されるほど神格化されています。
星野あゆみ
まさかのアイの母親が登場しました。ちょっと予想していなかったので、意外でした。
星野あゆみは娘のアイに嫉妬し、アイの養育義務を放棄したどうしようもない母親です。許されることではありません。
しかし、今も娘を愛していて負い目を感じているのであれば、あゆみさんには娘の墓参りをして欲しいし、娘が儲けた孫のルビーに対して母親らしいことをして欲しいですね。今のルビーには母親は多ければ多い方が良いと思いますから。
黒川あかね
今回黒川あかねの推理が披露されましたね。今の【推しの子】は黒川あかねなくしてサスペンスを展開できないレベルになっていますから、あかねの推理はほぼ100%正解とみて間違いないでしょう。
しかし、だからこそ疑問なるのは「アクアが父親の人間性や本質を既に知っていたが故に上原清十郎が自分の父親だと誤認した」点ですね。
つまり、上原清十郎とカミキヒカルは似ているということなのですが、どの点が似ているのでしょうか。異性を惹きつけやすい点とか?であれば、アクアも同質な気がしますが。
他にもアクアが父親の人間性や本質を既に「知っていた」という表現も気になります。アイはDVDの中でカミキがどういう人間だったのか語っていたのかもしれません。
それにしても、あかねはアクアの後を付けてくるとはさすがですね。あかねのことを考えれば自然な行為かと思いますが、とはいえ尾行を実現する能力の高さに驚かされます。
まあ、これぐらいの狂気がないと物語の中で目立てずにモブとして埋もれていくだけですから、私はこういうあかねは大好きです。
最後はアクアとあかねの他に誰かの後ろ姿が描かれて終わりました。多分星野あゆみかツクヨミかと思いますが、これについては次回の話で分かるでしょう。
余談
最後に本編とは関係ない話をします。
少し前まで、単行本の発行部数は1400万部と公開されていましたが、あっという間に100万部上積みして1500万部となりました。おめでとうございます。
これからも発行部数を伸ばしていくでしょうね。赤坂アカ先生の前作、かぐや様を超えるのではないでしょうか。
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