電車でGO!山陽新幹線編のダイジェスト・500系のぞみの攻略法です。
500系は子供から大人まで大変人気のある形式で、このソフトのパッケージにもなっています。このソフトを買ってまずこのダイヤをプレイしてみるという人も多いのではないでしょうか。
運転性能は非常に良いです。特に加速力が他の形式より飛びぬけて優秀で、登坂能力においては、全形式の中で唯一どの上り勾配でも坂に負けることなく加速することが出来ます。
ブレーキについても0系や100系のように、B1~B3で効きすぎて減速しすぎてしまうことはありません。
ただし500系は総じてダイヤが厳しいケースが多く、先を見据えた運転が必要になります。さらに駅の前後でATCがアップダウンするため、採時地点の手前から距離・時間・速度を踏まえた照査がしにくいです。
完璧な運転を目指すとなると高速域での速度調整が難しい形式といえるでしょう。
今回はそんな500系のぞみのダイジェストの攻略をしていきます。
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ミッション概要
運転形式 | 500系 |
出発駅 | 博多 |
到着駅 | 岡山 |
運転区間数 | 3 |
時間帯 | 昼 |
天気 | 晴れ |
難易度(当サイト基準) | 2 |
博多~小倉
10:00:03にP2へ投入しよう。
タイトルにもある通り、博多を出発する際はP2以上に投入するのを10:00:03にしましょう。なぜこのような操作をするかというと、博多~小倉間にある定通ポイントをなるべく高い速度で0秒定通したいからです。
もし定通ポイントで0秒定通したいがために低い速度で通過してしまうと、その後の運転に時間的余裕がなくなってしまいます。より高い速度で通過することで、その後の小倉停車までの時間的余裕を確保することが出来ます。
10:00:03になった瞬間にP2に投入し、マスコンレベルをP6までゆっくり上げたら、120km/hまで加速しましょう。120km/hまで加速したら、P0でマスコンを切って惰性走行し、ATCが170㎞/hになるのを待ちます。
260km/hになったらP9にして速度を合わせよう。
ATCが170になったらP8で加速しましょう。加速している最中にさらにATCが230になるので、230になったらP13で加速します。
加速している最中にさらにATCが275になります。しばらくしてやってくる定速ポイントの指定速度が260km/hなのでそこまで加速しましょう。
定速ポイント周辺は勾配はありません。P8,9で速度を維持してクリアしましょう。
定速ポイントを通過した後はATCがすでに300になっているので、300㎞/hまでP13で加速しましょう。
300㎞/hになったらP9で速度を維持します。速度を維持している最中に定通ポイントをクリアします。
停車前残り650m地点で距離・時間・速度を確認しよう。
定通ポイントを通過してしばらくすると、ATCが275、230、170、70と順に現示され、指示速度に合わせて減速を行います。ATC275ではP9、230ではP8、170ではP7で速度が落ちないようにしましょう。
ATC自動ブレーキで70㎞/hまで落ちたら、残り650m地点で距離・時間・速度を確認、すなわち照査をします。停車に時間的余裕があるかどうか確認しましょう。
基準は「残り650mで65㎞/h・残り1分」です。この基準からのずれ具合でATC30になる前に加減速して調整しましょう。
さらに残り100m地点でも距離・時間・速度の確認をしよう。
ATC30が現示されて減速を開始します。リアルモードでプレイしている場合は、30km/hでブレーキを緩解するために「ATC確認」という操作が必要です。
30㎞/hでブレーキを緩解したら、残り100m地点で再度照査をしましょう。基準は「残り100mで25~30㎞/h・残り25秒」です。
照査によって適度な余裕があることを確認した後は、60~70mからブレーキを開始し停車します。
小倉~小郡(通過)
小倉~厚狭間はとにかくダイヤが厳しい。
次の小倉~広島間がこのダイヤで最も特徴的な区間であり、かつ難易度の高い区間です。小倉から2駅先の厚狭を0秒定通するため、小倉発車時点から厚狭を0秒定通するための運転を行います。
戸閉灯が点灯したら素早くブレーキを緩解し、10:08:01にはP2に投入、その後ゆっくりマスコンレベルを上げてP13で120㎞/hまで急加速します。120㎞/hまで加速したらP4~5で可能な限り120㎞/hを維持してください。
ATCが170になったら再びP13で急加速します。そのまま加速するとATCの上限に引っかかってしまうので、170㎞/hに近づいたらマスコンレベルを下げて速度を調整しましょう。
ATCが230まで上がったら以後は、P13で275km/hまで加速します。途中の定速ポイントでは速度を273km/hに調整してクリアしますが、それ以外は可能な限り、275㎞/hを維持しましょう。
新下関には定刻から約5秒早く通過します。
新下関を定刻より5秒早く、275km/hで通過する。
先述の通り、小倉~新下関間の全区間で目一杯の速度で走破したら、すぐさまP13で304~5km/hまで加速しましょう。新下関を通過した瞬間にATCが300㎞/hになっています。
今走行している新下関~厚狭間が最もダイヤが厳しく、小倉~広島間を攻略する上で肝になっている区間です。
この区間は平均速度がなんと314.2㎞/h!!ただでさえ余裕のないダイヤなのに、新下関通過時点で275km/hであることを強いられるので、なお余裕がありません。
この明らかに設定ミスと思われるダイヤ設定を乗り越えるために、あらかじめ新下関を約5秒早く通過しました。新下関通過後もATCの上限目一杯で走行すると厚狭をギリギリ0秒定通できます。
なお本乗務の新下関~厚狭間を攻略するに当たり、「新下関を5秒早く通過する」か、あるいは「厚狭を5秒遅く通過する」かどちらにすべきかという問題があったと思います。
なぜ「厚狭を5秒遅く通過する」という選択を取らないかというと、厚狭で5秒遅れてしまうと次の小郡も0秒定通ができないからです。厚狭も小郡も0秒定通したいのであれば、新下関を5秒早く通過するのが必要です。
新下関~厚狭間は、304~305km/hを前の景色を見て維持しよう。
新下関~厚狭間ではATCの上限ギリギリの304~305km/hで速度を維持しなければいけけません。
とはいえATCに引っ掛けてしまうと、駅停車後の評価で減点されるだけでなく、ATCブレーキによって300km/h以下まで強制的に減速させられます。そして厚狭を0秒定通することも叶わなくなります。
304~305で速度を維持するコツは、「前の景色を見て勾配の変化を確認しながらそれに合わせてマスコンレベルを調整する」ことです。
なお電車でGO!では勾配に関して上り・平坦・下りのボップアップが表示されるかと思いますが、山陽新幹線編では、勾配の変化に関してボップアップだけで完全に把握することは出来ません。
勾配のボップアップはあまり当てにせず自分の目で勾配を確かめながら調整しましょう。
厚狭通過後は300km/h維持で十分だ。
厚狭を0秒定通できた場合は、速度は300㎞/hで維持しましょう。304~305km/hで走る必要はありません。
勾配によるアップダウンに合わせてマスコンレベルを調整しつつ、途中で定速ポイントをクリアしましょう。引き続き300㎞/hを維持していると小郡構内手前でATCが275になります。
次の徳山にはダイヤに余裕がありますので、速度を調整して0秒定通を狙いましょう。下に速度・距離・時間の関係を載せますので、参考にしてください。
表1.小郡定通に向けた速度・距離・残り時間の関係
1分前 | 50秒前 | 40秒前 | 30秒前 | 20秒前 | 10秒前 | |
261km/h | 4350m | 3625m | 2900m | 2175m | 1450m | 725m |
270km/h | 4500m | 3750m | 3000m | 2250m | 1500m | 750m |
小郡(通過)~広島
小郡~徳山間は一転ダイヤに余裕がある。
小郡を通過し、しばらくするとATCが再び300になります。300km/hに加速して定速ポイントをクリアしましょう。
小郡~徳山間は今までとは打って変わってダイヤにかなり余裕があります。
定速ポイント通過後はマスコンレベルをP9の状態にして、そのままATCが275、230、170と下がるのを待ちましょう。300km/hを維持することにこだわる必要はありません。
ATC170現示の際に速度を調整して徳山を通過しよう。
次の徳山はダイヤに余裕があるので、速度を調整する必要がありますが、その速度調整は速度が170km/hまで落ちた後でも十分に間に合います。ATCでの自動ブレーキ緩解後、残り距離と時間を見てB1で速度を落としましょう。
下に速度・距離・時間の関係を載せますので、参考にしてください。
表2.徳山定通に向けた速度・距離・残り時間の関係
1分前 | 50秒前 | 40秒前 | 30秒前 | 20秒前 | 10秒前 | |
153km/h | 2850m | 2375m | 1900m | 1425m | 950m | 475m |
162km/h | 2700m | 2250m | 1800m | 1350m | 900m | 450m |
171km/h | 2550m | 2125m | 1700m | 1275m | 850m | 425m |
新岩国を通過するかなり前から照査をしよう。
徳山通過後はすぐにP8で170km/hに加速してATCが230になるのを待ちましょう。ATCが230になったらP13で300㎞/hまで加速します。
次の徳山~新岩国間は定速ポイントがかなり後半に配置されています。この定速ポイントの指示速度が300km/hであり、さらに新岩国~広島間のダイヤにあまり余裕がないので、新岩国は300㎞/hで通過したいです。
これらを1本の運転曲線でスムーズにクリアするために、この定速ポイントよりもかなり手前、残り7500m地点から速度を調整しましょう。下に速度・距離・時間の関係を載せますので、参考にしてください。
表3.新岩国定通に向けた速度・距離・残り時間の関係
90秒前 | 60秒前 | 40秒前 | 30秒前 | 20秒前 | 10秒前 | |
297km/h | 7425m | 4950m | 3300m | 2475m | 1650m | 825m |
300km/h | 7500m | 5000m | 3333m | 2500m | 1667m | 833m |
306km/h | 7650m | 5100m | 3400m | 2550m | 1700m | 850m |
広島停車は少し時間に余裕がない。
次の広島は停車に余裕がないので、新岩国通過後も300km/hを維持しましょう。途中定速ポイントは速度を合わせてクリアします。
定速ポイント通過後はATCが275、230、170、70と順に現示され、指示速度に合わせて減速を行いますが、ブレーキ緩解後はATC275ではP9、230ではP8、170ではP7で速度が落ちないようにします。
最後のATC70の減速後は、P0にして加速しないでください。広島駅のホーム手前は下り勾配になっていますので、マスコンレベルを上げると急激に加速してしまい、ATCの上限に引っかかります。
広島駅停車前の照査は忘れずに
駅停車前の照査は忘れずに行いましょう。これで時間に余裕があるかどうか分かると、どういうブレーキングをしなければいけないか分かり、心的ストレスも幾分軽くなると思います。
基準は「残り700mで70㎞/h・残り1分」、「残り100mで25~30㎞/h・残り25秒」です。最後は残り60~70mからブレーキを開始し、停車しましょう。
広島~新尾道(通過)
定通Pをクリアしつつ、東広島を1~2秒早く通過する。
戸閉灯が点灯したら、10:28:04にP2へ投入しましょう。P4で70km/hまで加速します。
発車してすぐ定通ポイントがやってきます。距離・時間・速度を確認しつつ加速しながら通過しますが、加速はATCが120になってからにしましょう。
当方ではATCが120になったらP5で加速しながら、定通ポイントをクリアします。その後P7で120km/hに加速、ATC170ではP8、ATC230以降はP13で280㎞/hまで加速しています。
加速中に定速ポイントがやってきます。指示速度が280km/hなので、280㎞/hになったらP10、11で速度を維持してクリアしましょう。
定速ポイントをクリアしたらそのままP13で300㎞/hまで加速し東広島を1~2秒早く通過します。
東広島~三原間の定通Pのために減速しすぎないように注意。
次の三原までは300km/hを維持して走行しましょう。定速ポイントをクリア後ATCが275になります。
270㎞/hまで減速したら定通ポイントに備えます。下の表を参考にしてほしいですが、三原より先のダイヤは余裕が少ないので、この定通ポイントで減速しすぎないようにしてください。
表4.三原定通に向けた速度・距離・残り時間の関係
1分前 | 50秒前 | 40秒前 | 30秒前 | 20秒前 | 10秒前 | |
261km/h | 4350m | 3625m | 2900m | 2175m | 1450m | 725m |
270km/h | 4500m | 3750m | 3000m | 2250m | 1500m | 750m |
三原では速度を275km/hに合わせて通過し、通過後すぐさまP13で300km/hまで加速します。
三原を通過後はすぐに300km/hに加速しよう。
次の新尾道までは時間に余裕が少ないので、三原を通過したらすぐ300km/hまで加速しましょう。300㎞/hまで加速したらすぐ定速ポイントがやってくるので速度を合わせてクリアします。
あとは300km/hを維持するだけで新尾道は定通です。念のため照査を行って距離・時間・速度にズレがないか確認しましょう。
表5.新尾道定通に向けた速度・距離・残り時間の関係
1分前 | 50秒前 | 40秒前 | 30秒前 | 20秒前 | 10秒前 | |
297km/h | 4950m | 4125m | 3300m | 2475m | 1650m | 825m |
300km/h | 5000m | 4167m | 3333m | 2500m | 1667m | 833m |
306km/h | 5100m | 4250m | 3400m | 2550m | 1700m | 850m |
新尾道(通過)~岡山
新尾道からは300㎞/h超で運転。福山を1~2秒早く通過する。
新尾道から先は300km/h超の速度で運転しましょう。定通ポイントを0秒定通し、福山を定刻より1~2秒早く通過します。
途中にある定速ポイントだけは速度を落としてクリアします。その後しばらくしてATCが275になるので、減速しましょう。
減速後は270~275㎞/hを維持して福山を通過します。下に速度・距離・時間の関係を載せますので、参考にしてください。
表6.福山定通に向けた速度・距離・残り時間の関係
1分前 | 50秒前 | 40秒前 | 30秒前 | 20秒前 | 10秒前 | |
261km/h | 4350m | 3625m | 2900m | 2175m | 1450m | 725m |
270km/h | 4500m | 3750m | 3000m | 2250m | 1500m | 750m |
274km/hを維持してすぐ加速しないと定速Pをクリアできない。
次の新倉敷までは時間に余裕がないので、ATCギリギリの速度で運転しましょう。
また次の定速ポイントは、ATCが275から300になってすぐにP13で加速しないとクリアできません。ATC275の段階で274~275㎞/hを維持し、ATCが300になった瞬間にP13を投入しましょう。
定速ポイントクリア後は、新倉敷定通のための照査を行います。下の表を参考に速度を調整してください。
表7.新倉敷定通に向けた速度・距離・残り時間の関係
1分前 | 50秒前 | 40秒前 | 30秒前 | 20秒前 | 10秒前 | |
297km/h | 4950m | 4125m | 3300m | 2475m | 1650m | 825m |
300km/h | 5000m | 4167m | 3333m | 2500m | 1667m | 833m |
306km/h | 5100m | 4250m | 3400m | 2550m | 1700m | 850m |
ATC230減速開始時に270㎞/hに速度を合わせる。
新倉敷通過後は引き続き300㎞/hをP9で維持しましょう。そうすることで最後の定通ポイントもクリアできます。
最後の区間でネックになるのは、定速ポイントです。ATCが275から230に減速している最中にクリアする必要があります。
特にリアルモードでプレイしている場合は、ATCによる自動ブレーキをしながらこの定速ポイントをクリアしなければいけません。この定速ポイントのクリアの仕方ですが、あらかじめ一定の速度に合わせておいて、そこからATCによる自動ブレーキが始めます。
今回はATCが275のときにP8、9で270㎞/hに合わせておいてください。そうすることで定速ポイントをクリアできます。
終点でも残り650m地点、100m地点の照査を忘れずに。
終点の岡山でも、もちろん照査を行いましょう。
基準は、まず「残り650mで65㎞/h・残り1分」です。ここで時間が足りなければ、70km/hに加速してください。
さらに残り100mでも照査します。「残り100mで25~30㎞/h・残り25秒」です。
最後は残り60~70mからブレーキを開始し、停車しましょう。乗務完了、お疲れさまでした。
まとめ
ダイジェスト500系のぞみの乗務いかがでしたでしょうか。
同じ経路を辿るのぞみ26号よりも運転曲線のアップダウンの激しく、完璧な運転を目指すとなると難易度の高いダイヤです。
しかしゲーム上に難易度が「初級」なので、完走するだけなら難しくありません。300km/hの爽快な世界を堪能しましょう。
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