メトロ有楽町線・副都心線・東急東横線の2024年度夜間留置状況!

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東急

東京メトロ有楽町線・東京メトロ副都心線・東急東横線・みなとみらい線の夜間留置まとめ!2024年7月時点のデータをまとめましたので、これを基に考察をしていきたいと思います!

夜間留置設定については間違っている可能性があるので、当方責任は負いかねます。間違いがある場合は是非コメントください!(なお±○本と記載があるのは運用予備分の夜間留置場所の推測です)

東京メトロ有楽町線は和光市から新木場を結ぶ地下鉄路線で、東京都心を北西から南東に縦貫しています。一方東京メトロ副都心線は和光市から渋谷を結ぶ路線で、和光市~小竹向原間は有楽町線と線路を共有しながら、池袋からはJR山手線にほぼ並行して渋谷まで至ります。

有楽町線は元々地下鉄8号線として保谷~練馬~小竹向原~池袋~飯田橋~市ヶ谷~永田町~有楽町~豊洲~新木場と整備する予定でした。練馬~保谷間は西武池袋線を複々線化して延長する予定でしたが、練馬駅周辺で工事が遅れたため、地下鉄13号線の和光市~小竹向原を先行して建設することになり、現在の有楽町線が成立しています。

その後、練馬~小竹向原の工事が完了したことで、東武線だけでなく西武線との直通運転も開始されました。さらに小竹向原~池袋間は複々線で整備されたことから新線池袋駅という形で和光市~池袋間の13号線整備も完了しました。

最後に13号線の新線池袋から新宿へ向かう構想だったものが、渋谷まで延長され副都心線として2008年に開業。2013年には東急東横線との相互直通運転を開始しています。

両地下鉄の整備に併せ、東武東上線では和光市~志木間を複々線化しています。これは地下鉄13号線の計画を完遂した形です。

一方西武池袋線は、地下鉄8号線の計画に沿って保谷まで複々線化する構想がありましたが、現在複々線は石神井公園までとなっています。保谷まで複々線化する目途は現在の所ありません。

東急東横線は、東京都渋谷区にある渋谷駅から神奈川県横浜市西区にある横浜駅までを結ぶ路線です。田園都市線と並んで東急電鉄の基幹路線となっており、利用者が大変多く、混雑も非常に激しいものとなっています。
東京方面への通勤路線として機能しているだけでなく、終点側が横浜駅であることから、横浜方面への通勤路線でもあります。さらに渋谷と横浜という2大都市を結んでいるため都市間輸送路線としても機能しており、大変経営効率の良い路線となっています。
横浜高速鉄道みなとみらい線は、神奈川県横浜市西区にある横浜駅から同市中区にある元町・中華街駅までを結ぶ路線です。元々、横浜市営地下鉄3号線として計画されていたものの建設に着手することが出来なかった区間の一部を再利用する形で路線開業が実現した路線となっています。
東急東横線と相互直通運転しており、ほぼ一つの路線としてダイヤが構築されています。現在は建設費を抑えるために最小限の設備で路線を開業してしまい、終点の元町・中華街駅での折り返しに難があることから、引き上げ線を整備して柔軟な折り返しが出来るようにする工事が行われています。
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ダイヤ改正プレスリリース

運行系統ごとの夜間留置状況

本記事では、東京メトロ有楽町線・東京メトロ副都心線・東急東横線・みなとみらい線を取り上げます。

東急東横線系統(2024年)

東急車東横線直通対応8両31本(28運用
石神井公園1本、和光市2本、渋谷1本、自由が丘2本、元住吉16+3本、菊名3本、横浜(東急)1本、元町中華街2本
ダイヤ改正前後で夜間留置場所に変化なし
使用車両:東急5000系8両4本・東急5050系8両21本・横浜高速鉄道Y500系8両6本
東急車東横線直通対応10両15本(13運用
武蔵丘1本、元住吉6+2本、和光市1本、森林公園2本、西谷1本、かしわ台2本
ダイヤ改正前後で夜間留置場所に変化なし
使用車両:東急5050系10両15本
メトロ和光車8両15本(12運用
渋谷1本、新宿三丁目1本、小竹向原2本、和光市6+3本、元住吉2本
ダイヤ改正前後で夜間留置場所に変化なし
使用車両:東京メトロ17000系8両15本
メトロ和光車10両42本(36運用
和光市13+6本、小竹向原2本、池袋(有楽町線)1本、市ヶ谷1本、桜田門1本、豊洲2本、新木場12本、武蔵丘1本、森林公園1本、元住吉2本
ダイヤ改正前後で夜間留置場所に変化なし
使用車両:東京メトロ10000系10両36本・東京メトロ17000系10両6本
東武車地下鉄線直通対応10両16本(12運用
森林公園9+4本、和光市2本、元住吉1本
ダイヤ改正前後で夜間留置場所に変化なし
使用車両:東武9000型10両7本・東武9050型10両2本・東武50070型10両7本
西武車地下鉄線直通対応10両33本(17運用
元住吉1本、新木場1本、和光市1本、保谷1本、清瀬1本、小手指9+16本、武蔵丘3本
ダイヤ改正前後で夜間留置場所に変化なし
使用車両:西武6000系10両19本・西武40000系ロングシート10両14本
西武車デュアルシート10両6本(5運用
小手指3+1本、拝島ライナー2本
ダイヤ改正前後で夜間留置場所に変化なし
使用車両:西武40000系デュアルシート10両6本

所感

東横線系統では、2024年3月のダイヤ改正で東横線のみ夕夜間で各駅停車の増発急行⇒各駅停車への種別変更が行われたのみであり、それ以外の大きなダイヤ変更は西武特急の増発だけでした。当然夜間留置場所に変更は無く、稼働状況にも変更はありません
東横線系統では、東京メトロが所有していた旧型車の置き換えが完了し、現在西武鉄道が6000系から40000系への置き換えを行っています。列車の運用状況を踏まえますと、将来的に池袋線は殆どの車両が40000系による運行になりそうです。
また東武鉄道が9000型を置き換えるため、地下鉄線直通対応の新型車両の設計を開始するとの公式発表がありました。この新型車両は東京メトロや東急線だけでなく、相鉄線にも乗り入れ対応させるかもしれません。
個人的な意見を書かせて頂くと、東武東上線と新横浜線への直通運転は志木までで良いと感じます。現在各駅停車として川越市駅まで運行されていますが、志木~川越市間は準急毎時6本・10分間隔の方が利便性が高いだろうと思います。
相鉄線直通は毎時1本各駅停車で川越市駅まで運転するより、毎時3本各駅停車で志木まで運転する方がダイヤ乱れ時の影響も少なくて済むでしょう。何でもかんでも直通すれば便利という風潮はあまり好きではないです。
https://diagram-traveling.com/tobu-tojo-20minute-cycle/
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駅ごとの夜間留置状況

本記事では東京メトロ有楽町線・東京メトロ副都心線・東急東横線の留置状況を記載します。

東京メトロ有楽町線・副都心線

和光市(車庫収容力:10両×36本分、合計留置両数8両×11本+10両×23本=308両
東急車東横線直通対応8両2本
東急車東横線直通対応10両1本
メトロ和光車8両6+3本
メトロ和光車10両13+6本
東武車地下鉄線直通対応10両2本
西武車地下鉄線直通対応10両1本

和光市駅の夜間留置設定の変化
変化なし
車庫:10両30本、検査線10両6本
駅名 番線 ホーム有効長
和光市 4番 10両(ホームドア4ドア10両分)
3番 10両(ホームドア4ドア10両分)
2番 10両(ホームドア4ドア10両分)
1番 10両(ホームドア4ドア10両分)
地下鉄成増
夜間留置設定なし
駅名 番線 ホーム有効長
地下鉄成増 1番 10両(ホームドア4ドア10両分)
2番 10両(ホームドア4ドア10両分)
地下鉄赤塚 1番 10両(ホームドア4ドア10両分)
2番 10両(ホームドア4ドア10両分)
平和台 1番 10両(ホームドア4ドア10両分)
2番 10両(ホームドア4ドア10両分)
氷川台 1番 10両(ホームドア4ドア10両分)
2番 10両(ホームドア4ドア10両分)
小竹向原
メトロ和光車8両2本
メトロ和光車10両2本
小竹向原駅の夜間留置設定の変化
変化なし
引き上げ線:10両2本
千川駅からの引き上げ線折り返しも可能(日中は副都心線池袋駅から回送で折り返している)
駅名 番線 ホーム有効長
小竹向原 1番 10両(ホームドア4ドア10両分)
2番 10両(ホームドア4ドア10両分)
3番 10両(ホームドア4ドア10両分)
4番 10両(ホームドア4ドア10両分)
千川 1番 10両(ホームドア4ドア10両分)
2番 10両(ホームドア4ドア10両分)
3番 10両(ホームドア4ドア10両分)
4番 10両(ホームドア4ドア10両分)
要町 1番 10両(ホームドア4ドア10両分)
2番 10両(ホームドア4ドア10両分)
3番 10両(ホームドア4ドア10両分)
4番 10両(ホームドア4ドア10両分)
池袋(有楽町線)
メトロ和光車10両1本
池袋(有楽町線)駅の夜間留置設定の変化
変化なし
有楽町線和光市方引き上げ線:10両1本
駅名 番線 ホーム有効長
池袋(有楽町線) 3番 10両(ホームドア4ドア10両分)
4番 10両(ホームドア4ドア10両分)
東池袋 1番 10両(ホームドア4ドア10両分)
2番 10両(ホームドア4ドア10両分)
護国寺 1番 10両(ホームドア4ドア10両分)
2番 10両(ホームドア4ドア10両分)
江戸川橋 1番 10両(ホームドア4ドア10両分)
2番 10両(ホームドア4ドア10両分)
飯田橋 3番 10両(ホームドア4ドア10両分)
4番 10両(ホームドア4ドア10両分)
市ヶ谷
メトロ和光車10両1本
市ヶ谷駅の夜間留置設定の変化
変化なし
引き上げ線:10両2~3本
駅名 番線 ホーム有効長
市ヶ谷 1番 10両(ホームドア4ドア10両分)
2番 10両(ホームドア4ドア10両分)
麴町 1番 10両(ホームドア4ドア10両分)
2番 10両(ホームドア4ドア10両分)
永田町 1番 10両(ホームドア4ドア10両分)
2番 10両(ホームドア4ドア10両分)
桜田門
メトロ和光車10両1本
桜田門駅の夜間留置設定の変化
変化なし
引き上げ線:10両以上1本
千代田線の霞が関駅と接続しており、同線を介して綾瀬基地の車両を回送・検査している。
駅名 番線 ホーム有効長
桜田門 1番 10両(ホームドア4ドア10両分)
2番 10両(ホームドア4ドア10両分)
有楽町
夜間留置設定なし
駅名 番線 ホーム有効長
有楽町 1番 10両(ホームドア4ドア10両分)
2番 10両(ホームドア4ドア10両分)
銀座一丁目 1番 10両(ホームドア4ドア10両分)
2番 10両(ホームドア4ドア10両分)
新富町 1番 10両(ホームドア4ドア10両分)
2番 10両(ホームドア4ドア10両分)
月島 1番 10両(ホームドア4ドア10両分)
2番 10両(ホームドア4ドア10両分)
豊洲
メトロ和光車10両2本
豊洲駅の夜間留置設定の変化
変化なし
引き上げ線:10両2本
駅名 番線 ホーム有効長
豊洲 1番 10両(ホームドア4ドア10両分)
2番 使用停止中
3番 使用停止中
4番 10両(ホームドア4ドア10両分)
辰巳 1番 10両(ホームドア4ドア10両分)
2番 10両(ホームドア4ドア10両分)
新木場(車庫収容力10両×16本、合計留置両数10両×13本
メトロ和光車10両12本
西武車地下鉄線直通対応10両1本
新木場駅の夜間留置設定の変化
変化なし
車庫容量:10両15本、検査線10両1本
駅名 番線 ホーム有効長
新木場 1番 10両(ホームドア4ドア10両分)
2番 10両(ホームドア4ドア10両分)
池袋(副都心線)
夜間留置設定なし
駅名 番線 ホーム有効長
池袋(副都心線) 5番 10両(ホームドア4ドア10両分)
6番 10両(ホームドア4ドア10両分)
雑司ヶ谷 1番 10両(ホームドア4ドア10両分)
2番 10両(ホームドア4ドア10両分)
西早稲田 1番 10両(ホームドア4ドア10両分)
2番 10両(ホームドア4ドア10両分)
東新宿
夜間留置設定なし
駅名 番線 ホーム有効長
東新宿 1番 10両(ホームドア4ドア10両分)
2番 10両(ホームドア4ドア10両分)
3番 10両(ホームドア4ドア10両分)
4番 10両(ホームドア4ドア10両分)
新宿三丁目
メトロ和光車8両1本
新宿三丁目駅の夜間留置設定の変化
変化なし
引き上げ線:10両1本
駅名 番線 ホーム有効長
新宿三丁目 3番 10両(ホームドア4ドア10両分)
4番 10両(ホームドア4ドア10両分)
北参道 1番 10両(ホームドア4ドア10両分)
2番 10両(ホームドア4ドア10両分)
明治神宮前 3番 10両(ホームドア4ドア10両分)
4番 10両(ホームドア4ドア10両分)
渋谷
東急車東横線直通対応8両1本
メトロ和光車8両1本
渋谷駅の夜間留置設定の変化
変化なし
駅名 番線 ホーム有効長
渋谷 3番 10両(ホームドア4ドア10両分)
4番 10両(ホームドア4ドア10両分)
5番 10両(ホームドア4ドア10両分)
6番 10両(ホームドア4ドア10両分)

所感

ダイヤ改正内容が小幅だったため、有楽町線・副都心線内の夜間留置場所に変化はありません。ホームドアは既に全駅で設置済みであり、引き続き安全が確保されています。

同線で今後変化があるのは、豊洲駅と新木場・和光市にある車両基地です。現在豊住線という豊洲駅から分岐して住吉駅まで至る新線の建設が進んでおり、既存設備に分岐駅である豊洲駅では、混雑緩和のため新木場方面のホームを増設する工事が行われる予定となっています。

また車両は有楽町線・副都心線と共通化されると思いますので、新木場・和光市にある車両基地については、留置線の増設が行われるものと予想します。留置線を増設する余地は両車両基地とも存在します。

新木場車両基地には、現在10両を15+α本留置できますが、将来豊住線(東京直結鉄道)や半蔵門線の車両基地として使用する構想があったため、最終的には10両42本を収容できるまで拡張できるようです。
和光検車区にも拡張余地があります。豊住線に必要な車庫容量はもちろん、副都心線の増発をするのにも十分な余裕があると言えるでしょう。
ちなみに豊住線は住吉駅止まりであり、半蔵門線や東武線への相互直通運転は現時点では想定されていないそうです。千石(仮称)駅~住吉駅は単線並列のような構造となるでしょう。
住吉以北・押上駅への延伸については、半蔵門線への乗り入れという形では東急田園都市線の安定運行に影響を与えるため、個人的には反対です。もし押上駅までの運転を実現するなら住吉~押上間は複々線化すべきでしょう。
複々線化が実現したら東武伊勢崎線と相互直通運転し、逆に東武線と半蔵門線の相互直通運転は廃止すべきだと思います。これは相鉄直通列車の川越市直通を廃止すべき理由と同じで、何でもかんでも相互直通運転すれば良いという訳ではなく、ある程度整理すべきという考えから来ています。

東急東横線・みなとみらい線

渋谷
東急車東横線直通対応8両1本
メトロ和光車8両1本
渋谷駅の夜間留置設定の変化
変化なし
駅名 番線 ホーム有効長
渋谷 3番 10両(ホームドア4ドア10両分)
4番 10両(ホームドア4ドア10両分)
5番 10両(ホームドア4ドア10両分)
6番 10両(ホームドア4ドア10両分)
代官山 1番 10両(ホームドア4ドア8両分)
2番 10両(ホームドア4ドア8両分)

中目黒
メトロ千住車7両3本

中目黒駅の夜間留置設定の変化
変化なし
引き上げ線:145m7両3本
駅名 番線 ホーム有効長
中目黒 1番 10両(ホームドア4ドア10両分)
2番 7両(ホームドア4ドア7両分)
3番 7両(ホームドア4ドア7両分)
4番 10両(ホームドア4ドア10両分)
祐天寺
夜間留置設定なし
駅名 番線 ホーム有効長
祐天寺 1番 10両(ホームドア4ドア8両分)
2番 通過線
3番 10両(ホームドア4ドア8両分)
学芸大学 1番 10両(ホームドア4ドア10両分)
2番 10両(ホームドア4ドア10両分)
都立大学 1番 10両(ホームドア4ドア8両分)
2番 10両(ホームドア4ドア8両分)
自由が丘
東急車東横線直通対応8両2本
自由が丘駅の夜間留置設定の変化
変化なし
駅名 番線 ホーム有効長
自由が丘 3番 10両(ホームドア4ドア10両分)
4番 10両(ホームドア4ドア10両分)
5番 10両(ホームドア4ドア10両分)
6番 10両(ホームドア4ドア10両分)
田園調布
夜間留置設定なし
駅名 番線 ホーム有効長
田園調布 1番 10両(ホームドア4ドア10両分)
2番 8両(ホームドア4ドア8両分)
3番 8両(ホームドア4ドア8両分)
4番 10両(ホームドア4ドア10両分)
多摩川 1番 10両(ホームドア4ドア10両分)
2番 8両(ホームドア4ドア8両分)
3番 8両(ホームドア4ドア8両分)
4番 10両(ホームドア4ドア10両分)
新丸子 1番 10両(ホームドア4ドア8両分)
2番 8両(ホームドア4ドア8両分)
3番 8両(ホームドア4ドア8両分)
4番 10両(ホームドア4ドア8両分)

武蔵小杉
東急車目黒線直通対応8両2本

武蔵小杉駅の夜間留置設定の変化
変化なし
駅名 番線 ホーム有効長
武蔵小杉 1番 10両(ホームドア4ドア10両分)
2番 8両(ホームドア4ドア8両分)
3番 8両(ホームドア4ドア8両分)
4番 10両(ホームドア4ドア10両分)

元住吉(車庫収容力:4両1本+6両1本+8両26本+10両13本、合計留置両数:6両3本+8両24本+10両13本=332両
東急車東横線直通対応8両3本(2,5,6番)

東急車東横線直通対応8両13+3本(車庫)
東急車東横線直通対応10両6+2本(車庫)
メトロ和光車8両2本(車庫)
メトロ和光車10両2本(車庫)
東武車地下鉄線直通対応10両2本(車庫)
西武車地下鉄線直通対応10両1本(車庫)
東急車目黒線直通対応8両4+2本(車庫)
メトロ王子車1本(車庫)
埼玉高速鉄道車6両1本(車庫)
都営車6両1本(車庫)

元住吉駅の夜間留置設定の変化
変化なし
車庫設備(留置線316両+検査線28両+洗浄線20両+転削線15両1本)
80m4両1本
140m7両1本
165m8両8本
205m10両3本
245m12両2本
275m13両1本
300m15両2本
325m16両9本
検査線160m8両1本
検査線200m10両2本
洗浄線200m10両2本
転削線305m15両1本
駅名 番線 ホーム有効長
元住吉 1番 (下り通過線)
2番 10両(ホームドア4ドア8両分)
3番 8両(ホームドア4ドア8両分)
4番 8両(ホームドア4ドア8両分)
5番 10両(ホームドア4ドア8両分)
6番 (上り通過線)

日吉
東急車目黒線直通対応8両2本
メトロ王子車1本

日吉駅の夜間留置設定の変化
変化なし
引き上げ線:345m17両1本
駅名 番線 ホーム有効長
日吉 1番 10両(ホームドア4ドア10両分)
2番 8両(ホームドア4ドア8両分)
3番 8両(ホームドア4ドア8両分)
4番 10両(ホームドア4ドア10両分)
綱島 1番 10両(ホームドア4ドア10両分)
2番 10両(ホームドア4ドア10両分)
大倉山 1番 10両(ホームドア4ドア8両分)
2番 10両(ホームドア4ドア8両分)

菊名
東急車東横線直通対応8両3本

菊名駅の夜間留置設定の変化
変化なし
引き上げ線:165m8両1本
駅名 番線 ホーム有効長
菊名 3番 10両(ホームドア4ドア10両分)
4番 8両(ホームドア4ドア8両分)
5番 8両(ホームドア4ドア8両分)
6番 10両(ホームドア4ドア10両分)
妙蓮寺 1番 10両(ホームドア4ドア8両分)
2番 10両(ホームドア4ドア8両分)
白楽 1番 10両(ホームドア4ドア8両分)
2番 10両(ホームドア4ドア8両分)
東白楽 1番 10両(ホームドア4ドア8両分)
2番 10両(ホームドア4ドア8両分)
反町 1番 10両(ホームドア4ドア8両分)
2番 10両(ホームドア4ドア8両分)
横浜(東急)
東急車東横線直通対応8両1本
横浜(東急)駅の夜間留置設定の変化
変化なし
駅名 番線 ホーム有効長
横浜(東急) 1番 10両(ホームドア4ドア10両分)
2番 10両(ホームドア4ドア10両分)
新高島 1番 10両(ホームドア4ドア8両分)
2番 10両(ホームドア4ドア8両分)
みなとみらい 1番 10両(ホームドア4ドア10両分)
2番 10両(ホームドア4ドア10両分)
馬車道 1番 10両(ホームドア4ドア10両分)
2番 10両(ホームドア4ドア10両分)
日本大通り 1番 10両(ホームドア4ドア10両分)
2番 10両(ホームドア4ドア10両分)
元町・中華街
東急車東横線直通対応8両2本
元町・中華街駅の夜間留置設定の変化
変化なし
駅名 番線 ホーム有効長
元町・中華街 1番 10両(ホームドア4ドア10両分)
2番 10両(ホームドア4ドア10両分)

所感

東急東横線・みなとみらい線も夜間留置場所に変化はありません。相変わらず保守車両の通行に支障が出るほどの車庫外留置が存在します。

この多すぎる車庫外留置については、元町・中華街駅で行われている引き上げ線の整備によって解消されると考えられます。逆に言うと、引き上げ線の整備によって元町・中華街駅での折り返しに余裕が生まれるでしょうが、平日朝ラッシュの列車増発までには至らないと予想します。

東横線は地下鉄路線ではありませんが、ホームドアが全駅設置済みです。各駅停車しか停車しない駅は輸送障害時に停車する時に備えて10両分のホームがあるものの、ホームドアは8両分しかありません。

利用者からすれば全列車10両化して欲しい所でしょうが、元住吉検車区が8両しか車両を収めることができない留置線があるため、8両の運行が継続しています。特に新高島駅では駅躯体が8両分しか構築されておらず、10両対応にするにはトンネルを切り開いてホーム幅を確保する必要があります。

8両編成を全列車10両化するためには、各駅のホームを改良する必要があるだけでなく、車両基地を新たに新設する必要があります。東横線沿線はすでに市街化が完了しているため、纏まった土地を確保するのは困難を極めるでしょう。

まとめ

ということで東京メトロ有楽町線・東京メトロ副都心線・東急東横線・みなとみらい線の夜間留置状況でした。

豊住線は順調に行けば2035年ごろに開業する予定となっています。
2035年となりますと、08系や10000系が経年30年に到達する頃です。08系6本は17000系6本で玉突き置き換えが出来ますので、2030年代は10000系36本の置き換えと併せて、50本前後の新車が有楽町・副都心線向けとして製造されるでしょう。
それまでに王子の9000系と深川の05系・07系の置き換えをしないといけませんね。現状では半蔵門線の8000系置き換えや9000系の中間車の新製をしていますが、その後も東京メトロの車両置き換えは忙しそうです。

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