今日は道南いさりび鉄道について。
道南いさりび鉄道の2026年以降の経営について、2023年度中に結論を出すという話になっています。
言い換えると同会社が運行する五稜郭~木古内間の旅客営業の存廃について結論を出すということかと思いますが、もし仮に全区間廃止とならずとも、上磯~木古内間だけ旅客営業廃止にすることで車両運用面で変化をもたらすことができると個人的には考えます。
現在道南いさりび鉄道ではキハ40系という気動車が使われていて、これはJR北海道から移管する前から気動車が使われています。
昔は函館本線の運用を含め、普通車の使用車両を気動車に統一することで運用の効率化していたかと思いますが、現在は木古内~札苅間で電化方式が切り替わるため、気動車での運行が行われています。
今回の議論で上磯~木古内間が旅客営業廃止となった場合、今後を踏まえても道南いさりび鉄道の経営区間は交流20kV50Hzに統一されることになります。
気動車を所有する意味はなくなり、電車化が可能になります。
使用車両もキハ40系や733系から737系に一気に近代化するでしょう。
丁度おあつらえ向きの2両編成があるのが、議論を加速させるかと思います。
コメント