都営大江戸線の2023年度夜間留置状況まとめ!所感を語る!

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東京都交通局

都営大江戸線の夜間留置まとめ!2024年1月時点のデータをまとめましたので、これを基に考察をしていきたいと思います!

夜間留置設定については間違っている可能性があるので、当方責任は負いかねます。間違いがある場合は是非コメントください。(なお±○本と記載があるのは運用予備分の夜間留置場所の推測です)

都営大江戸線は、東京都練馬区の光が丘駅から新宿区の都庁前駅までを結ぶ放射部と、同駅から反時計回りに都心・下町・山の手を環状に繋ぎ、再び都庁前駅に至る環状部から構成されます。

新規地下鉄路線としては副都心線に次いで後発の路線であり、40.7㎞という地下鉄としては長大な路線で、他路線との相互直通運転は行われていません。平成期に建設された新規路線のため、建設費を節約するために鉄輪式・リニア誘導モーター推進方式が採用されており、他路線の車両とは仕様が異なります。

損益は2016年に初めて黒字化しました。現在は新型コロナウイルスの影響で赤字となっていますが、東京の公共交通網を支える主力路線であることに変わりはありません。

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運行系統ごとの夜間留置状況

大江戸線8両59本(52運用
光が丘14本、都庁前4本、汐留1本、清澄白河31+7本、新御徒町2本

所感

都営大江戸線は路線が長大なため、運用数だけで52運用も存在します。これは単一の地下鉄路線としは最も多い運用数となっており、それだけ利用者が多く、また路線が長いということだと言えます。

予備数は7本と多いですが、これは新型コロナウイルスによる利用者減に伴う減便が影響していると考えられます。利用者が戻れば、増発が再度行われるでしょう。

また現在、大江戸線では旧型の12000形から新型の12600形への更新・置き換えが行われています。最近は大江戸線全線開通時の2000年に製造された車両の置き換えが進んでおり、新製からわずか20~25年で置き換えとなっています。

鉄輪式リニア車両を採用されている日本の路線の中では唯一の車両の置き換えです。少し置き換えが早いような気がしますが、これ位が都営交通局の標準なのでしょう。

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駅ごとの夜間留置状況

光が丘
大江戸線8両14本

車庫留置能力:8両16本

練馬
夜間留置設定なし

都庁前
大江戸線8両4本

引き上げ線:2本

国立競技場
夜間留置設定なし

赤羽橋
夜間留置設定なし

汐留
大江戸線8両1本

引き上げ線:2本

清澄白河
大江戸線8両31+7本

車庫留置能力:8両39本

新御徒町
大江戸線8両2本

引き上げ線:2本

牛込神楽坂
夜間留置設定なし

所感

駅ごとの夜間留置では、車庫や引き上げ線以外での夜間留置は都庁前しかなく、概ね標準的な印象です。趣味的には面白みが無くてつまらないと思うかもしれませんが、そういう特異な部分が無い分だけ、鉄道運行する上では理想的な環境と言えます。

朝ラッシュの混雑率はコロナ前の2019年度で161%、最新データの2022年度で135%とのことです。wikipediaによれば、大江戸線の車庫の容量はまだあるようですし、車両の増備や予備車削減で列車を増発させれば、今後の利用者数増にも対応できるでしょう。

まとめ

ということで、以上都営大江戸線の夜間留置状況でした。やはり後発の路線ほど今後の利用者増を見据えた線路設備の整備が行われています。

設備に見合った利用者がいると、高い建設費を払って整備した甲斐があるというものですね。

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