魔法少女にあこがれて2期決定!シリーズ構成を予想してみた!

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魔法少女にあこがれて

2024年10月5日、「魔法少女にあこがれて」の2期制作が発表されました!本記事では、「まほあこ」のアニメ2期が「原作何話までやるのか」「どのようなシリーズ構成になるのか」予想してみます。

アニメ勢単行本勢にとってはネタバレが含まれます。ネタバレされたくない方はブラウザバックしてください。
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まずはアニメ1期をおさらい!

まずはアニメ1期が原作と比較してどのような構成で進んだか確認しましょう。

アニメ1話「悪の女幹部、誕生⁉」

出典:魔法少女にあこがれて/小野中彰大/竹書房

アニメ1話=原作1話+2話
記念すべき第1話!この1話で心を掴まれた人は多いのではないでしょうか。(筆者もその一人)
最初の一話では、原作1話と2話が消化されました。原作2話分しかアニメ化しないため、当然尺不足の対策が必要となり、アニオリが各箇所で挿入されています。
このアニオリについては、第1話に限らずアニメ1期を通してほぼ全話で行われました。結果として、原作と比較するとアニメはストーリーに厚みがあります。
アニメ第1話では、原作1話9p1コマ目と2コマ目の間と、原作2話5pと6pの間にアニオリが挿入されました。1話目から既に2か所もアニオリが存在します。
原作1話相当分のアニオリは、1箇所目は公園でうてなとヴェナリータが出会った後になります。原作ではうてながヴェナから退散しようとした所、すぐにヴェナがSNSで拡散すると脅してきましたが、アニメではうてなの退散を許し、OPを経てうてなの自己紹介パートに移ります。
アニオリパートでは、うてなが美化委員として毎日学校の花の世話をしていることや、魔法少女への推し活を楽しんでいること等が明かされました。そして自己紹介が一通り完了した後、再び公園の舞台を戻し、強制的にマジアベーゼに変身させて原作のストーリーに復帰させています。
このアニオリの挿し込み方は、非常に自然なものでした。このアニオリのおかげでAパートは原作1話目のみ消化しています。
原作2話目でもアニオリが挿入されています。それぞれの正体が認識阻害で守られていることは、アニオリによって早めに設定が公開されました。

アニメ2話「その名は、マジアベーゼ」

出典:魔法少女にあこがれて/小野中彰大/竹書房

アニメ2話=原作3話+4話
アニメ2話も原作2話分、3話と4話が消費されました。そのためアニメ1話と同様にアニオリが今回も挿入されています。
原作と同様に、マジアベーゼがアジアアズールとマジアサルファにそれぞれ接触する話となっています。アズールはベーゼの影響を受けておかしくなり始め、サルファにはベーゼの責めがうまく通らず強敵であることがここで判明します。
アニオリは各所に適度に挿入され、原作で描写不足だった部分が上手く補完されています。また一部時系列のシャッフルがこの話から行われるようになりました。
尺稼ぎをすると同時によりストーリーを分かりやすくする良い変更だったと言えるでしょう。まほあこのアニメ脚本に携わったスタッフの優秀さが伺えます。
さらに、ベーゼがアズールを愛撫するシーンは原作よりもかなり盛られていました。ここら辺からアニメが原作よりも過激であることが明らかになってきます。

アニメ3話「爆裂娘レオパルト」

出典:魔法少女にあこがれて/小野中彰大/竹書房

アニメ3話=原作5話+7話

アニメ3話からは話数単位でシャッフルが行われました。原作2話分が消化されたのはアニメ1話・2話と同じですが、連続した2話ではなく、6話を飛ばした5話と7話がアニメ1話に纏められました。

この変更により、副題にある通りの「レオパルト・阿良河キウィ」にフォーカスを当てた、纏まりの良いストーリーに仕上がっています。ここでも脚本の良さが光っていると言えるでしょう。

アニオリとしてはサルファとレオパルトの戦闘シーンがそうでしょうか。他にもアニオリシーンがあるかもしれません。

アニメ4話「最強アイドル♥トレスマジア」

出典:魔法少女にあこがれて/小野中彰大/竹書房

アニメ4話=原作6話+8話

アニメ4話は、アニメ3話で飛ばした原作6話と8話で構成されています。冒頭のスライムのシーンはアニオリとなります。

この回からキウィと薫子のいがみ合いが始まっています。また、魔法少女側のマスコットであるヴァーツが初登場しています。

内容としては「いつも通りのまほあこ」といった所でしょうか。次の回から杜乃こりす・ネロアリスが初登場します。

アニメ5話「不思議の国のネロアリス」

出典:魔法少女にあこがれて/小野中彰大/竹書房

アニメ5話=原作9話+11話
アニメ5話からエノルミータ側の新キャラ、杜乃こりす・ネロアリスが初登場します。アニメ5話はネロアリスにフォーカスするため、原作9話と11話がアニメでは1話に纏められました。
原作10話が飛ばされたため、話の整合性を取るために一部のセリフが改変されています。また、原作11話のラストでロード団が初登場しますが、この部分はアニメ7話に繰り越しとなっています。

アニメ6話「トレスマジア誕生秘話」

出典:魔法少女にあこがれて/小野中彰大/竹書房

アニメ6話=原作26話+31話冒頭部

アニメ1期のシリーズを通して、一番時系列シャッフルが行われたのがこの回ではないでしょうか。なんと原作10話をせず、ほぼ原作26話の1話のみ消費する回となっています。

原作の話を1話分しか消費しないため、殆どがアニオリとなっています。OP後の服を溶かされ、深夜にパンツを洗い、はるかがなめたけ弁当を二人に振る舞う展開や、体育の授業を5人で一緒に行う話は全てアニオリとなります。

さらに薫子がたこ焼きをタコ抜きで注文する場面もアニオリです。ここで原作31話の回想部分がこの時点で公開され、赤ちゃんプレイさせられるはるかのキャラが視聴者に伝わると同時に、薫子がタコが嫌いであることをこの時点で明らかにすることで、海水浴のエピソードの伏線になっています。

アニメをリアルタイムで見ていた原作ファンからは、原作10話をアニメ化せずこの話をアニメ6話に持ってきたことにかなり驚かれていました。個人的には、アニメ2期を自然なストーリー展開することを考えると英断だったと思います。

この時系列シャッフルにより、ネロアリスにフォーカスを当てた回が、アニメでは2話連続となりました。この点も非常にシリーズ構成が上手いと感じます。

アニメ7話「逆境アズール」

出典:魔法少女にあこがれて/小野中彰大/竹書房

アニメ7話=原作10話+11話ラスト

アニメ7話で、遂に原作ファン待望の原作10話がアニメ化されました。さらに11話のラスト部も一緒にすることで、次の回に繋がる構成となっています。

この回もアニメ6話と同様にほぼ原作1話分しか消費されない回となっており、アニオリが多数盛り込まれています。おそらくアニメ6話と7話は1話に纏めることが出来たと思いますが、あえて分けたことで、それぞれのキャラの深堀りがしっかりと出来ました。

今回の話は、アニメ2話以来のベーゼとアズールの回です。冒頭でうてなのルーツが描かれており、性癖が幼少期の頃から歪み始めていたことが分かるようになっています。

一方の小夜は、うてなの影響を受けて性癖が歪み始めており、その葛藤が今回の話で丁寧に描かれました。この小夜の性癖の行方は、シリーズの最終回・アニメ13話にて答えが出ています。

ある意味で言えば、「水神小夜の性癖の行方」がアニメ1期の大きなテーマとしてあったと思います。これがシリーズの最終回で答えが出たことで、シリーズ全体の構成に締まりが良くなりました

また、ここまでの話で魔法少女側と悪の組織側とでペアがはっきりしました。うてな×小夜キウィ×薫子こりす×はるかで因縁が出来ており、これはアニメ1期のラストである13話でも、それが意識されています。

アニメ8話「ロード団、現る!」

出典:魔法少女にあこがれて/小野中彰大/竹書房

アニメ8話=原作12話+13話
アニメ8話からはロード団との決戦に話が移ります。ここからアニメ12話の途中まで原作と話の流れが同じになりますが、基本原作2話分しか消費されないため、随所にアニオリが挿入されている点は変わりません。
アニメ8話では、魔法少女狩りをしていたロード団がヴェナリータから離反し、ベーゼ達とシスタギガントが直接対決します。そして、ベーゼが戦いを経てロード団を倒すことを決意し、ダメージが少なかったレオパルトとネロアリスはロコムジカと対決します。
ロコムジカのオリジナルソングはこの回で歌われています。個人的にはヘタクソバージョンもちゃんと上手いバージョンもどちらも好きです。
一方魔法少女の方は、ベーゼとアズールの一件を踏まえ、修行を開始します。アニメ8話で描かれた内容は概ね全てアニオリとなっています。

アニメ9話「アイドルにあこがれて!」

出典:魔法少女にあこがれて/小野中彰大/竹書房

アニメ9話=原作14話+15話+おまけ
アニメ9話も原作2話分が基本となっていますが、これに加えて単行本8巻のおまけ漫画も加えられています。ストーリーに組み込む上で特に支障がないので、おまけ漫画をアニメ化して尺稼ぎをしたということでしょう。
アニメ9話でロコムジカ・ルベルブルーメとの決着まで描かれます。話の構成としても、この2話をまとめて放映するのが収まりが良いですね。
この戦いを経てロコムジカこと阿古屋真珠とルベルブルーメこと姉母ネモがロード団から離反しベーゼ達の仲間になります。

アニメ10話「ロコ×ルベ」

出典:魔法少女にあこがれて/小野中彰大/竹書房

アニメ10話=原作16話+17話+19話冒頭部
アニメ10話は、ファン待望のロコとルベによる「マジアベーゼが満足するまで出られない部屋」の回です。原作でも相当過激でしたが、アニメでは過激さがさらにパワーアップしており、視聴者の間でも大きな話題になっていたと思います。
ロコとルベの話だけでは尺が足りないため、その次のロード達が街を襲う話も描かれています。レオパルトとシスタギガントの戦いは、レオパルトが本気モードになったところまで描かれ、決着は次回に持ち越されています。

アニメ11話「世界征服にあこがれて!」

出典:魔法少女にあこがれて/小野中彰大/竹書房

アニメ11話=原作18話+19話冒頭以外+20話
アニメ11話は1期を通して唯一原作3話分を消費しました。この回でロード団との対決に決着がつきます。
アニオリについても、この回だけはありません。原作3話分がアニメ1話を構成する上では丁度良い分量ということでしょう。
この回では、前半パートでレオパルトvsシスタギガント戦とマジアベーゼvsロードエノルメ戦が同時並行で展開されます。先にレオパルトvsシスタギガント戦が決着し、魔法少女がエノルミータの内紛に参戦、そしてベーゼとロードの所にレオ・アリス・ロコ・ルベが合流します。
ベーゼがロードに圧倒的な実力差を見せつけて退け、うてながヴェナリータからエノルミータ総帥の地位が与えられた所でアニメ11話が終了します。ここの引きは原作20話とほぼ同じですね。

アニメ12話「総帥マジアベーゼの決断」

出典:魔法少女にあこがれて/小野中彰大/竹書房

アニメ12話=原作21話+42話
アニメ12話からはロード団との決着後の話になります。原作21話では話の流れとして当然収録されましたが、その後は時系列シャッフルが可能なため、なんと原作42話がアニメ化されました。
原作42話のおもちゃ回は、シオちゃんズ編のストーリーの中では明らかに浮いた話なので、アニメ1期のうちに消化するのは正解だったと思います。これにより、2期の範囲が予想しやすくなりました
また時系列シャッフルしたため、おもちゃ回のセリフも一部改変されています。ここら辺の柔軟性はもはや流石といった所でしょうか。

アニメ13話「やっぱり魔法少女にあこがれて」

出典:魔法少女にあこがれて/小野中彰大/竹書房

アニメ13話=原作23話+24話
アニメ1期最後の話となる13話は海水浴の回となりました。アニメ1期のラストとして相応しい内容だったため、この話が13話になることはかなり早い段階で決まっていたでしょう。
まほあこ1期のシリーズ構成は、この回をアニメ13話とする前提で全体の構成が決まっていたと思います。ロコルベのアイドル回はアニメ1期の範囲に入れることが出来たと思いますが、これは2期に持ち越しとし、1期ではキャラの掘り下げに注力していました。
この海水浴回で、先述の通り小夜の葛藤に答えが出ました。結論としては「うてなと同様に小夜も変態になる」という、まほあこらしい展開でアニメ1期が終了しました。
最後に1期のアニメ化範囲をまとめます。
アニメ話数サブタイトル原作話数
1話悪の女幹部、誕生⁉原作1話+2話
2話その名は、マジアベーゼ原作3話+4話
3話爆裂娘レオパルト原作5話+7話
4話最強アイドル♥トレスマジア原作6話+8話
5話不思議の国のネロアリス原作9話+11話
6話トレスマジア誕生秘話原作26話+31話冒頭部
7話逆境アズール原作10話+11話ラスト
8話ロード団、現る!原作12話+13話
9話アイドルにあこがれて!原作14話+15話+おまけ
10話ロコ×ルベ原作16話+17話+19話冒頭部
11話世界征服にあこがれて!原作18話+19話冒頭以外+20話
12話総帥マジアベーゼの決断原作21話+42話
13話やっぱり魔法少女にあこがれて原作23話+24話

まほあこの脚本・シリーズ構成は、これまで何度も書いた通り非常に優秀と言えるものであり、その結果が今の人気・円盤売り上げに繋がっていると思います。これから月刊誌の漫画をアニメ化する際のお手本といっても過言ではないのではないでしょうか。

アニメ1話に対して、概ね原作2話分・約55ページをアニオリを加えた上で消化すれば、原作ではおおよそ2年分がアニメ1期分となります。アニメ化によって人気が出れば、2年ごとにアニメが放映可能なので、個人的には需給バランスが良いと思います。

アニメ2期はどんな構成になる?

まず、アニメ2期は原作22話+25話~49話+56話になると考えられます。シオちゃんズとの決着が付くまでですね。

アニメ1期が原作25話分でアニメ13話分、アニメ1話当たり概ね原作2話ずつ程度で進んでいきました。アニメ2期もそのくらいのスピードで進んでいくと思われます。

本記事では、アニメ1期と同様、概ね原作2話分進める想定で予想していきます。

アニメ14話

出典:魔法少女にあこがれて/小野中彰大/竹書房

アニメ14話=原作25話+27話
アニメ2期最初の回となる14話は、「まほあことはどういう作品か」ということをしっかりと示す回になると予想します。それに相応しいのはやはりうてな×キウィ回である原作25話と27話でしょう。
アニメ2期の1話目として1期のおさらいをしつつ、ロード団に勝利した報酬してキウィが要求した「ナハトベースにホテルを建設する」が完了した所に繋げると、自然な形で話を構成出来るでしょう。
ホテルでの一連のやり取りは、アニメ化する時はおそらくかなり盛られるでしょう。そして、次のベーゼvsレオパルト戦もまほあこがどういう作品かを伝えるという意味でバッチリの内容だと思います。
最後はレオパルトが真化しますので、1話目のスタートダッシュとしても十分と考えます。作画面でも大いに期待の回ですね。

アニメ15話

出典:魔法少女にあこがれて/小野中彰大/竹書房

アニメ15話=原作22話+32話
アニメ15話は、ロコルベ回として原作22話と32話を一つにまとめると予想します。時系列がシャッフルされるため、多少セリフの改変が必要になります。
原作22話はアニメ1期で飛ばされたカラオケ回です。原作ではこの回の後にアニメ1期の最終回となった海水浴回があります。
原作32話は真珠がアイドルデビューする回となります。この回で真珠の新曲「宣誓センシティヴ」が初公開となり、同時にトレスマジア側も「プリズム・プリンセス」という曲があることが明らかになります。
原作では、うてなが大怪我をして歌番組の現場に来ていません。したがって、何かしらの形でうてなを外すか、うてなも現場に参加させる改変が必要になります。
全体的にロコルベ回となりますが、同時に薫子が自分の無力さを痛感する回でもあります。これが後のサルファ真化に繋がります。

アニメ16話

出典:魔法少女にあこがれて/小野中彰大/竹書房

アニメ16話=原作28話+29話

アニメ16話はベーゼがネロアリスと協力してトレスマジアをダンジョンに閉じ込める回と予想します。原作では28話と29話で2話使っていますので、これをアニメでは1話に纏めるのが良いと思います。

まほあこのエピソードの中でも屈指のギャグ回なので、単行本のおまけ漫画はもちろん、アニオリで盛りに盛ればかなり面白くなるでしょう。個人的にはアズールの「パンツをはいてないッッッ!!」は漫画の段階で爆笑のシーンなので楽しみですね。

ラストはサルファがトレスマジアを裏切るフリをして次回に続くという感じですね。これでアニメ17話に繋がります。

アニメ17話

出典:魔法少女にあこがれて/小野中彰大/竹書房

アニメ17話=原作30話+31話
アニメ17話は16話の続きのサルファメイン回となります。原作30話と31話の2話消費で、この回もアニオリをふんだんに盛り込むとアニメ1話としての収まりが良いでしょう。
原作30話では、トレスマジアを裏切ったフリをしたサルファがエノルミータ総帥のマジアベーゼと密会します。そして、即座に反旗を翻し攻撃を仕掛けるも、成す術なくやられ、追い詰められた後に真化に目覚めます。
原作31話にてサルファが真化を果たすと形勢は逆転。あと一歩の所まで追い詰めるも、エノルミータ側が退散して勝負が流れました。

アニメ18話

出典:魔法少女にあこがれて/小野中彰大/竹書房

アニメ18話=原作33話+34話
原作31話までアニメ化すると、時系列をシャッフルして先にアニメ化したのは原作42話だけとなります。ここからはシオちゃんズとの決着が付くまで話が連続するため、原作の流れ通りにアニメ化すると予想します。
原作33話は、アズールに続いてサルファも真化したことを踏まえ、マゼンタも真化させようとベーゼが画策する話です。マゼンタを拉致し、ドキドキ乳首くじ引きゲーム蚊を使役することでマゼンタを弄びます。
マゼンタが良いように弄ばれたことにアズールとサルファは怒り、総力戦に挑むという話が次の原作34話となります。双方瀕死になるほどの死闘となった総力戦ですが、マゼンタがアズールとサルファを回復させたことで形勢がトレスマジア側に完全に傾きます。
回復した真化形態の二人の攻撃を前にして、満足して逝こうとしたベーゼでしたが、その瞬間もう一人のベーゼが現れ、暴走状態になる所で原作34話は終了です。アニメの尺や原作の尺を考えると、アニメ18話もこの引きにして、アニメ19話で総力戦終了にすると収まりが良いと考えます。

アニメ19話

出典:魔法少女にあこがれて/小野中彰大/竹書房

アニメ19話=原作35話+36話
原作35話は暴走状態となったマジアベーゼが大暴れする回となります。ここでベーゼからマゼンタに何かが注入されて、マゼンタが操られるようになります。
トレスマジアvsエノルミータの総力戦は混迷を極め、トレスマジア側・エノルミータ側全員がベーゼに取り込まれ、その魔力の塊にヴェナリータは手を伸ばそうとします。しかし、そこに大剣が一刺しされ、新たな勢力「シオちゃんズ」が登場し場を治めました。
原作36話はその続きとなり、エノルミータ側はヴェナリータの手により撤退。トレスマジア側はシオちゃんズと会話するも、弱すぎるとして仲違いされてしまいます。
総力戦を終え、ここからはエノルミータ・トレスマジア・シオちゃんズ・ヴェナリータ組の四つ巴となって話が進んでいきます。

アニメ20話

出典:魔法少女にあこがれて/小野中彰大/竹書房

アニメ20話=原作37話+38話+39話
アニメ20話は、本記事では原作3話分消費と予想します。もしかしたら尺の都合で構成が変わるかもしれません。
原作37話は、修行するマゼンタとサルファの前にパンタノペスカが出現し事態が混乱する回、原作38話はうてなが小夜と出会い、小夜の誘いでうてなも滝行をする回となります。うてなはこの滝行で自身の理性と本能と向き合い、その中で一連の黒幕がヴェナリータであることに気づきます。
原作39話はベーゼとベルゼルガの闘いとなります。イミタシオの介入によって両者の決着は流れるものの、これを踏まえてベーゼが完全復活するところで話が終了します。
原作3話分消費ということで、アニオリが入る余地が少ない回となりますが、うてなが精神的に気落ちしてから復活するまで1話で完結します。

アニメ21話

出典:魔法少女にあこがれて/小野中彰大/竹書房

アニメ21話=原作40話+41話
原作40話からの話は、原作39話からガラリと話が変わってホラー回となります。イミタシオがベーゼに本格的に復讐を仕掛ける展開となり、これが原作42話まで続きます。
二人の対決は、当初攻撃を仕掛けたイミタシオ側が優勢でしたが、苦し紛れにベーゼがイミタシオのお尻を掴んだことで形勢が傾きます。形勢が傾き、イミタシオの正体が掴みかけた所でアニメ21話が終了すると予想します。

アニメ22話

出典:魔法少女にあこがれて/小野中彰大/竹書房

アニメ22話=原作42話冒頭部+43話+44話
シオちゃんズ編が続くアニメ22話ですが、原作42話は冒頭部以外のおもちゃ回は既にアニメ化しています。冒頭部は今回の話でしっかりアニメ化し、次の原作43話と44話でアニメ22話を主に構成すると予想します。
原作43話は、キウィがSNSで「ベーゼとアズールがくんずほぐれつする動画」を発見し、激怒する所から始まります。真相としてはパンタノペスカが土で人形を作って操っている所を撮影していたということで、生配信を止めるべくレオパルトとベーゼがぺスカと接触する回となります。
話し合う中でぺスカとレオパルトは解釈違いということで衝突することになりますが、結果としてはベーゼ×レオパルトの絡みに我慢が出来なくなったパンタノペスカの負けということになりました。この醜態を知ったイミタシオは、次のターゲットをロコとルベルに変更します。
原作44話はトレスマジアの修行回ロコルベ回となります。前半では薫子がはるかにどんどん恋をし始めていることが分かり、後半はロコとルベルの仲が進展するかと思いきや、二人がイミタシオに誘拐されます
2期がアニメ12話構成と考えますと、残り2話でシオちゃんズとの戦いを決着させると考えます。原作だと残り4話なので、残り4話を2つに分けてアニメ23話・24話にすると予想します。

アニメ23話

出典:魔法少女にあこがれて/小野中彰大/竹書房

アニメ23話=原作45話+46話
アニメ23話は前回の続きで、ロコとルベルが誘拐されたことでエノルミータとシオちゃんズの総力戦になる話となります。イミタシオの所に向かおうとするマジアベーゼ・レオパルト・ネロアリスですが、ナハトベースを出て直ぐにパンタノペスカとベルゼルガに足止めされます。
一方誘拐されたロコとルベルは、イミタシオから洗礼を受けます。イミタシオを能力で幻覚を見るロコは、大衆の前で無様に痴態を晒しますが、実は幻覚で見ていた大衆は全員ネモでした。
これを見て不快に感じたイミタシオはロコとルベルを粛清しようとします。しかし、そこにベーゼが駆け付けたことで形勢が逆転し、イミタシオの正体がロードエノルメであることが発覚した所で原作45話は終了です。
次の46話では、これまでの情報からイミタシオ=ロードエノルメである根拠が語られ、激高したイミタシオが戦いの末に無様に敗れる回となります。そして同時にベーゼの真化形態「夜蜘蛛の帳」が初公開される回となります。
ベーゼからイミタシオへの辱めは、ロコとのお尻ドラムセッションです。カオスすぎてルベルは戸惑うしかありませんが、アニメ化した際は盛大に盛られることでしょう。
最後は、ベルゼルガこと多田蘭朶が人質に取られたことをロードエノルメこと田中みち子に見せつけて終了となります。アニメは残り2話ですが、次がシオちゃんズとの決着回となります。

アニメ24話

出典:魔法少女にあこがれて/小野中彰大/竹書房

アニメ24話=原作47話+48話
アニメ24話は遂にシオちゃんズとの決着回。冒頭はベルゼルガから変身が解けた多田蘭朶がこりすやキウィと話し合う中で、蘭朶とみち子が出会った背景がモノローグで描かれます。
そこでみち子がシスタギガントの手によって奈落に落とされた際、変身アイテムを2つ持ち帰ったこと、ナハトベースから逃げて力尽きた所を多田蘭朶ことマジアブランに助けられたこと、ロードに敗れた時からロードのことを蘭朶が愛していることが明らかになりました。
それを聞いたキウィは二人の関係が純愛であると理解。多田蘭朶ことベルゼルガが人質であることに変わりはありませんが、この話を聞いた後にマジアベーゼがベルゼルガの公開処刑を執り行うことを世間に公開放送した所で原作47話は終了です。
続く48話では、47話の続きでベルゼルガの公開処刑回となります。現場に駆け付ける魔法少女たちですが、真化したマジアベーゼの前では成す術がありません。
ベーゼの計らいで最期の会話をするイミタシオとベルゼルガですが、その時民衆からの声援でイミタシオに力が戻ります。そしてその力でベーゼを跪かせ、大剣でホームランを打って成敗しました。
ベルゼルガを救うことが出来たことで、田中みち子は過去のロードエノルメから完全に決別し、魔法少女として人々から称えられることになりました。これにてシオちゃんズと決着し、アニメも残り1話となります。

アニメ25話

出典:魔法少女にあこがれて/小野中彰大/竹書房

アニメ25話=原作49話+56話

アニメ2期のラストはシオちゃんズ編の総まとめとなります。これに相応しいのは原作49話と56話でしょう。

原作49話では、みち子がコンビニ店員をしていることが明らかになります。そしてお互いの関係を保つために、お互いがお互いの秘密を守り、これからも敵同士・ライバル同士であることとして全ての話が決着します。

49話の後半はキウィの家族紹介の話に移りますが、この話の後に原作56話のエピソードをアニメ化してアニメ2期は締めと予想します。原作56話はシオちゃんズサイドのエピソードですね。

この回のラストは民衆の前に現れたエノルミータに対し、シオちゃんズ側も変身して対抗するという所で終了します。この引きがアニメ1期の引きと同じなので、この原作56話をアニメ化して2期を終了させるのが最も引きとして理想と個人的には考えます。

ということで、最後に2期のアニメ化範囲をまとめます。

アニメ話数原作話数
14話原作25話+27話
15話原作22話+32話
16話原作28話+29話
17話原作30話+31話
18話原作33話+34話
19話原作35話+36話
20話原作37話+38話+39話
21話原作40話+41話
22話原作42話冒頭部+43話+44話
23話原作45話+46話
24話原作47話+48話
25話原作49話+56話

実際にアニメ化する際に、細かい部分では差異があると思いますが、大まかな部分は非常に予想しやすいと感じます。それだけ1期の構成が神がかり的に素晴らしいということですね。

アニメ2期はいつ放映されるでしょうか。今からとても楽しみです。

アニメ3期はどうなる?

非常に好評だった「魔法少女にあこがれて」のアニメ1期ですが、2025年4月現在、アニメ3期をするだけの原作ストックはありません。ここから原作がどう展開するかは原作ファンでも読むのは不可能であり、当然3期のシリーズ構成予想は不可能です。

既に1年以上休載が続いている同作ですが、1日も早い原作者・小野中彰大先生の回復を心より願っています

ということで、以上「魔法少女にあこがれて」アニメ2期の各話シリーズ構成予想でした。

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