樽見鉄道樽見線は、JR東海道本線の岐阜県内の主要駅の一つである大垣駅から、樽見鉄道本社がある本巣駅を経て、樽見駅に至る路線です。
現在この路線の美江寺~北方真桑間にある県道53号線(岐阜関ヶ原線)との交差地点で立体交差化のための工事が進んでいます。
今回はこの樽見鉄道の高架化工事の2020年6月27日の様子を実際に見てきたので、報告いたします。
樽見鉄道立体交差化事業の概要
事業の概要については、以下の記事に記載しておりますので、クリックしてご覧ください。

現地の状況
宗慶踏切
宗慶踏切は今回の事業の範囲に入っていませんが、事業区間のすぐ北側にあるので、この踏切から高架橋の本巣方のアプローチ部を正面から見ることが出来ます。
工事が進み、列車が走る光景がイメージできるようになりました。
本巣・樽見方の高架橋アプローチ部
本巣側のアプローチ部の構築中の様子です。構築のための型ができています。
本巣方のアプローチを前面展望から見た様子です。砂を盛っています。
平塚踏切
平塚踏切は本事業の本丸である白山踏切の1つ北にある踏切で、本事業の除却対象になっています。
平塚踏切から見た仮線の様子です。バラストが非常にきれいです。
白山踏切
この白山踏切の除却が本事業の最大目的です。幾度か道路側が切り替えを行った影響もありますが、かなりの幅の道路を大跨ぎしているのが分かります。
県道53号に跨る大きなコンクリート橋です。現地で生で見るととても大きくて壮観でした。
踏切の西側の道路の状況です。ご覧の通り、踏切の前後は車線数が2車線→1車線になっています。
美江寺・大垣方の高架橋アプローチ部
美江寺方のアプローチ部を横から観察してみます。土台部分はほぼ完成しています。
十四条踏切
十四条踏切は事業区間に含まれていますが、踏切の除却対象ではありません。
列車内から見た十四条踏切の様子です。仮線整備に伴い、線路が切り替えられていることが分かります。
十四条踏切から見た高架橋を正面に見た様子です。列車を走るイメージが出来ます。
まとめ
樽見鉄道の工事はかなり進んでいました。高架橋を列車が通行する様子がイメージできるレベルです。
完成が非常に楽しみです。工事関係者の皆様には、工事完了まで安全に確実に工事が進むよう心より願っております。
樽見鉄道高架化工事(2020/6/27)の動画版(youtube)
実際に現地に行ってカメラに収めてきました。事業区間を北側から観察していきます。
その他の取材日
2020年12月05~06日時点(高架線路切り替え日)

2021年6月20日時点

参考文献
国土交通省国土地理院
https://www.gsi.go.jp/top.html
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