本記事は布袋駅高架化事業の2020年5月30日時点の現地取材記事です。本事業の概要まとめは、項目「布袋駅付近鉄道高架事業」にあるリンクよりご参照ください。
布袋駅付近鉄道高架事業
計画の概要をまだ見ていないという方は、以下のリンクにまとめていますので、先にご覧いただければ、より理解が深まるかと思います。
実際に現地に行ってみた!!
実際に現地に行って線路切り替え後の様子を確認して参りました。私自身仕事で北尾張中央道の方を使ったことはあるのですが、布袋駅に来たのは今回が初めてでした。
駅西側
布袋駅の西側の様子です。駅舎はまだ手前の方へ構築予定であり、今後留置線が整備される予定です。
西口
高架切り替えまでに使われていた駅舎です。柵により閉鎖され、駅名標も取り外されています。
地上の線路はご覧の通り閉鎖され、電車はもう通れません。踏切も無くなりました。
駅構内設備
下り地上線の使用停止前に使われていた表示機でしょうか。消灯しています。
名古屋方面からの留置線につながる分岐はすでに設置済みでした。
高架下から布袋駅の下り第1場内が新しく稼働しているのが確認できます。
地上に設置されている下り第1場内踏切です。役目を終え消灯しています。
線路設備
石仏8号踏切の地点から徐行が始まります。制限速度は40km/hでした。
石仏側の第1場内です。石仏側からは全ての発着線に入線可能です。
石仏側の第2場内です。信号が全ての発着線に入線できるように配置されています。
江南側の切り替え地点です。こちらも徐行制限は40㎞/hでした。曲線制限はなくなっています。
江南側の第1場内です。こちらは2番線への入線ができないようです。
石仏13号踏切(北尾張中央道交差部)
本事業の本丸と言って良い北尾張中央道との交差地点です。
全ての踏切でレールの隙間をコンクリートで埋めていました。歩行者が隙間で転倒しないようにするためだと考えられます。
(画像は布袋1号踏切のものです)
道路側も踏切で渋滞は発生していません。線路をまたいだ往来が大変しやすくなりました。
石仏12号踏切
少し南に歩くと石仏12号踏切があります。こちらも当然踏切はなくなっています。
石仏12号踏切から名古屋方面です。線路が少しずつ地上に降りているのが分かります。
石仏9号踏切
看板には通行止めが今年6月末までという旨が書いてありました。線路切り替え後急ピッチで整備し、通行できるようにすると思われます。
石仏14号踏切
今度は本丸の石仏13号踏切から北へ足を進めてみます。
駅にほど近い石仏第14号踏切です。車が通れるだけの幅があります。
布袋1号踏切
布袋駅より北側の踏切で、こちらも車が通れるだけの幅があります。
布袋2号踏切
布袋2号踏切です。線路の高さが下がっている途中にあるため、高さ制限がついています。
布袋2号踏切から犬山方面です。線路が緩やかに地上に下っています。
区画整備事業
最後にはなりますが、区画整備事業の様子も撮影できたので紹介します。どれも駅東側の光景です。
まとめ
今回の高架化は鉄道のダイヤにはほとんど変化はないと思いますが、道路側にとっては大きな変革となりました。今後小牧市と一宮市を往来するとき積極的に北尾張中央道を利用していきたいと思います。
最後にはなりますが、夜中布袋駅の線路切り替えに携われた方々、またここまで事業を進めてこられた方々、大変お疲れ様でした。まだ事業は終わりではありませんので、最後まで安全に完遂できることを心より願っております。
布袋駅完全高架化後の前面展望動画(youtube)
その他の取材日
名鉄関連のその他の記事
本記事以外にも名鉄関連の記事を掲載しています。是非ご覧ください!!
ダイヤ考察
記事はまだありません。
工事取材
コメント