電車でGO!山陽新幹線編のダイジェスト・700系ひかりレールスターの攻略法です。
電車でGO!山陽新幹線編では700系はレールスター編成(E編成)のみ登場します。(Wii版のEXではB編成16両編成も登場します。)
700系は、0系や100系に比べると運転しやすいですが、300系、500系に比べると運転しにくい列車だと思います。
その理由として、まず加速能力が300系や500系よりも悪いこと。通常よりも1段上のマスコンレベルを投入する必要も出てきます。登坂能力に関しても、勾配に多々負けてしまうので、先を読んで加速する必要があります。
またブレーキについてもB1~B3のブレーキの利きが全形式の中で最も悪いため、停車時はオーバーランしないように注意が必要です。場合によっては、B4を入れることも視野に入れて停車操作をしましょう。
さらにレールスター編成は8両編成です。短編成のため、B標のある駅では必ずATC30がかかる前にブレーキを掛ける必要があります。
今回のダイヤはダイジェスト版では最も長く、新大阪から広島まで運転します。停車回数も新神戸、姫路、岡山、福山、広島と5回あります。
ダイヤの難易度も完璧な運転を目指すと難しいです。特に姫路までにクセがあり、ここをクリアできるかが勝負と言えるでしょう。
姫路から先は特に難しい運転操作はありません。残り岡山、福山、広島と3回停車操作があるので、どれだけルーティン化できるかが問われます。
今回はそんな700系ひかりレールスターのダイジェストの攻略をしていきます。
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ミッション概要
運転形式 | 700系 |
出発駅 | 新大阪 |
到着駅 | 広島 |
運転区間数 | 5 |
時間帯 | 夕方 |
天気 | 晴れ |
難易度(当サイト基準) | 2 |
新大阪~新神戸
発車してすぐの定通ポイントはなるべく高い速度で通過する。
これから走行する新大阪~新神戸間はダイヤが厳しいです。しかしだからといって、停車操作でブレーキを詰めて時間を間に合わせるのはミスを誘発しやすく、オススメはできません。
残り100mからの停車操作に入る前から速い速度で走り、時間を稼ぐ必要があります。そのために新大阪を発車してまずやってくる定通ポイントをなるべく高い速度で通過します。
12:00:04になった瞬間にP2に投入し、P4で70km/hまで加速、ATCが120になったらP7で120㎞/hまで加速しましょう。こうすることで、120㎞/hで定通ポイントをクリアできます。
ATC170現示時の加速はP9で。
ATCの現示が170に上がったらP9で165㎞/hまで加速しましょう。ここでも通常よりも高いマスコンレベルを投入し、時間を稼ぎます。
また定通ポイント通過後、ATCが170に上がるまで惰性走行をし続けていた場合、ATCの現示が上がってからP8で加速しても、定速ポイントまでに指示速度まで加速が間に合いません。その意味でもP9で加速します。
ATCブレーキ緩解後は速度が低下しないようにマスコンを入れる。
本ダイヤに限ったことではありませんが、ATCが275、230、170と順に減速する際、原則マスコンを入れて速度を維持するようにしましょう。
700系ひかりレールスターの場合、ATC275の時はP10、230ではP9、170ではP7,8で速度を維持します。
ATC70で再加速するかは、残り距離と時間を見て判断しましょう。ATC70で再加速するか否かで残り100m地点での残り時間が大きく変わります。
残り300m地点からB4で手動ブレーキを掛けよう。
残り1分の時点で残り距離が650~700mの場合、B標のボップアップが出たからといってすぐにブレーキを始めてしまうと、ダイヤに余裕が無くなってしまいます。
当方の攻略では残り300mからB4で手動ブレーキを掛けます。減速をしている最中にATC現示が30になるので、30㎞/hまで自動ブレーキで減速し、ブレーキ緩解時にATC確認を行います。
なおB標は大半の駅に存在しますが、このB標のボップアップが出るタイミングは駅によってまちまちです。したがってこのタイミングでブレーキを掛け始めてしまうのは判断基準がなく、あまり良い運転操作とは言えません。
編成が短くなった場合でも16両編成の時と変わらない運転曲線を描くため、原則残り300mから手動ブレーキを掛けましょう。これにより残り600mでの照査を16両より短い編成でも適用できるようになります。
残り600m、100m地点での照査を忘れずに。
レールスターのような編成の短い編成でも、残り600m。100mでの照査を必ず行いましょう。
基準は「残り600mで60㎞/h・残り1分」、「残り100mで25~30㎞/h・残り25秒」です。特に残り100mでの照査は全編成共通になりますので、減速の際はそれに向けて速度を調整してください。
停車操作は、他の編成と変わらず残り60~70mからB1~B3で行います。ただ700系は他の編成に比べてブレーキの効きが悪いので、必要であればB4も使って停車しましょう。
新神戸~姫路
12:08:02で早めに出発しよう。
次の新神戸~姫路間は、新神戸~西明石間の定通ポイントから西明石までがダイヤが緩く、西明石~姫路間は定通ポイントを含めて全区間ダイヤが厳しいです。そのため最初の定通ポイントは低い速度で通過し、西明石は可能な限り高い速度で通過したいです。
そこでP2に投入するタイミングを12:08:02とし、加速を255㎞/hまでで抑え、そのまま速度を維持して定通ポイントをクリアします。途中の定速ポイントは加速中にクリアします。
定通ポイントは遅く通過し、西明石を速く通過する。
先述の通り、最初の定通ポイントは255㎞/hで速度を抑えて通過します。そして次の西明石までの平均速度が262.3㎞/hなので、定通ポイント通過後にすぐ加速してしまうと西明石を0秒定通できません。
そのままP9で低い速度を維持し、残り1000mぐらいからP13で275㎞/hまで加速して西明石を通過してください。次の西明石~姫路間はダイヤに余裕がありません。
駅停車の自動ブレーキまで可能な限り275km/hを維持する。
次の西明石~姫路間はダイヤに余裕がないので、ATCの上限ギリギリで走行しましょう。
274㎞/hに速度が落ちたらすぐさまP10で275㎞/hに加速、275㎞/hになったらATCブレーキが掛からないようにP9にするということを繰り返します。
途中にある定速ポイントでのみ273㎞/hに速度を落としてクリアします。
その速度を落とすのも、残り距離ギリギリになってから速度を落としてください。273㎞/h以下の速度で走る距離が少しでも長いと定通ポイントを0秒定通できません。
定通ポイント通過後もATCの上限いっぱいで走行しよう。
残り約4200mからATCによる自動ブレーキが掛かります。ブレーキが緩解したらすぐにマスコンを入れ、230㎞/hに加速してください。
こうやってATCの上限いっぱいの速度で走って定通ポイントをクリアします。
この定通ポイントのクリア後もダイヤが厳しいので、ATC170ではP7,8で、70ではP3,4で速度を維持しましょう。
姫路はATC30の減速が早めにやってくる。
姫路ではB標がなく、駅のホームに入る前に自動ブレーキが掛かります。ブレーキ緩解後にもし時間に余裕がないと思ったら、P3で30㎞/hまで加速しましょう。
残り100mまでであれば、再加速による減点はありません。
残り100mで残り25秒あれば、余裕をもって停車操作を行うことが出来ます。
27㎞/hであれば残り60~70mからブレーキ開始、30㎞/hであれば70~80mからブレーキを開始して停車しましょう。
姫路~岡山
姫路から先は余裕がある。
姫路から先はダイヤに余裕があります。途中で遅れても取り戻すのは難しくありません。
姫路では12:17:04にP2に投入して発車してください。70㎞/hまで加速するとすぐにATCが285になるので、P13で270㎞/hまで加速します。
途中に定速ポイントがありますが、加速中に簡単にとれるので有難くいただきましょう。
相生通過は270㎞/hで通過しても問題ない。
次の岡山は、今までとは打って変わってダイヤに余裕があります。定速ポイント通過後は270㎞/h前後をP9,10で維持して相生を通過しましょう。
下に速度・距離・時間の関係を載せますので、参考にしてください。
表1.相生定通に向けた速度・距離・残り時間の関係
1分前 | 50秒前 | 40秒前 | 30秒前 | 20秒前 | 10秒前 | |
261km/h | 4350m | 3625m | 2900m | 2175m | 1450m | 725m |
270km/h | 4500m | 3750m | 3000m | 2250m | 1500m | 750m |
279km/h | 4650m | 3875m | 3100m | 2325m | 1550m | 775m |
相生通過後はP13で285km/hに加速します。
岡山停車時は残り300m地点でB4掛けよう。
編成が16両編成だった場合、ATC30による自動ブレーキは残り約300mから開始されます。編成が8両でATC30がかかるタイミングが16両編成の時より遅かったとしても、これが分かっていれば、残り300mからブレーキを掛ければ同じ運転曲線になります。
岡山停車時においても残り300mからB4で手動ブレーキを掛けます。これで停車操作に必要な時間を確保できます。
もちろん残り600m、100m地点で照査だ。
「残り600mで60㎞/h・残り1分」、「残り100mで25~30㎞/h・残り25秒」を基準に照査を行うのは、岡山でも変わりません。
岡山では残り1分時点での残り距離がかなりあるので、B標での手動ブレーキで調整しましょう。
残り100m地点で残り25秒あれば、後はいつも通り70mからブレーキを開始して停車しましょう。
岡山~福山
12:26:03に発車して定通ポイントをクリアする。
岡山は定刻より3秒遅い12:26:03にP2に投入しましょう。マスコンレベルをP4までゆっくり引き上げ、70km/hまで加速します。
ATCが120になったらP6で120㎞/hまで加速し、途中で定通ポイントをクリアします。ATCが170になったらP8で、230以降はP13で280㎞/hまで加速してください。
285㎞/hは1分で4750m進む。
加速中に定速ポイントをクリアします。定速ポイント通過後はP10で速度を維持し、新倉敷を通過しましょう。
下に速度・距離・時間の関係を載せますので、参考にしてください。
表1.新倉敷定通に向けた速度・距離・残り時間の関係
1分前 | 50秒前 | 40秒前 | 30秒前 | 20秒前 | 10秒前 | |
279km/h | 4650m | 3875m | 3100m | 2325m | 1550m | 775m |
285km/h | 4750m | 3958m | 3166m | 2375m | 1583m | 792m |
288km/h | 4800m | 4000m | 3200m | 2400m | 1600m | 800m |
福山はダイヤに余裕がある。
福山にはダイヤに余裕があります。減速態勢に入っている最中で時間をつぶし調整しましょう。
残り600~700mで1分あれば、問題なく停車できます。この基準からずれているのであれば、速度を調節しましょう。
福山ではB標があるので、残り300mでB4で手動ブレーキを掛けてください。
100m地点で残り25秒であれば、後はやることは変わらない。
岡山でも説明しましたが、残り100m地点で残り25秒あれば、後はいつも通り70mからブレーキを開始して停車しましょう。
停車回数が多いので、停車操作はルーティン化できるようになるとベストです。
福山~広島
発車後ATCが70⇒275になるまで70km/hを維持する。
福山は12:37:04にP2に投入し、マスコンレベルをP4までゆっくり引き上げ、70km/hまで加速しましょう。加速したらP3,4で70㎞/hを維持してください。
当方の攻略では、通常発車後ATCの上限いっぱいまで加速したら惰性走行するようにしていますが、今回の福山発車後は70㎞/hで速度を維持します。
こうすることで、あとはATC275現示後にP13で加速するだけで、定通ポイント0秒定通、定速ポイントクリア、新尾道0秒定通できます。
新尾道を通過するまで、P13で加速を続けよう。
ATCが275になったらP13でフル加速しましょう。
新尾道通過まで操作が何もないので、ここですばやくトイレ休憩に行ってもいいかもしれません。終点できっちり締めるために緊張をほぐしておきましょう。
新尾道通過後もなおP13で290㎞/hまで加速します。
新尾道~東広島間は285km/h超で運転だ。
新尾道通過後は三原、東広島と時間に余裕のない区間が続きます。285~290㎞/hを維持しましょう。
三原通過前にATCが275に落ちるので、それに合わせて減速します。273~275㎞/hを維持し三原を通過、以後も速度を維持して、ATCが再び285になったらP13で290㎞/hまで加速しましょう。
途中の定速ポイントでのみ速度を合わせてクリアします。東広島通過後はダイヤに余裕があるので、285㎞/h以下で運転して問題ありません。
表1.三原、東広島定通に向けた速度・距離・残り時間の関係
1分前 | 50秒前 | 40秒前 | 30秒前 | 20秒前 | 10秒前 | |
270km/h | 4500m | 3750m | 3000m | 2250m | 1500m | 750m |
279km/h | 4650m | 3875m | 3100m | 2325m | 1550m | 775m |
288km/h | 4800m | 4000m | 3200m | 2400m | 1600m | 800m |
東広島~広島の定速ポイントはATCの減速中にクリアする。
東広島~広島間の定速ポイントはATCの自動ブレーキの最中に通過します。
ATC275の段階であらかじめ一定の速度に合わせておきましょう。そこからATCによる自動ブレーキが始め減速中に定速ポイントをクリアします。
今回はATCが275のときにP8,9で273㎞/hに合わせておいてください。
最後に速度を調整して定通ポイントをクリアだ。
最後の定通ポイントは時間調整が必要なので、東広島の通過時刻で運転方法を決めましょう。
東広島を0秒定通した場合、東広島通過後P9で速度を維持、ATC275で273㎞/hに合わせ減速中に定速ポイントをクリア、ATC230・170では再加速せず惰性走行して時間をつぶせば、ATC70で減速中に定通ポイントをクリアできます。
残り300mでブレーキを開始、600mで100m照査して締めよう。
いよいよ終点に近づいてきました。といっても他の駅とやることは変わりません。
残り600mで時間・距離・速度の照査、B標のある駅なので残り300mからB4で手動ブレーキ、残り100mでは残り25秒・27㎞/hであることの確認です。
最後の駅ですが、いつも通りの停車操作できっちり締めましょう。
まとめ
乗務お疲れさまでした。
停車回数が多くかつダイヤが厳しい駅がいくつかありますが、逆に言えばそういうダイヤを経験することで、ブレーキ技術に磨きがかかるといえます。
このダイヤを完璧に運転できれば、時刻表にあるダイヤも難なくクリアできるのではないでしょうか。
ダイジェスト700系ひかりレールスターの攻略動画(youtube)
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