3月22日、神無き世界のカミサマ活動の第五十説が公開されました!
スムマヌス・ユピテル姉妹の過去が語られました!感想と考察を語っていこうと思います!
スムたんの過去
今回の話は、ほぼ双子の姉妹のアルコーンに改造される前の話でした。これまでにも、カミカツではこういう過去話がいくつか公開されてましたが、アルコーンではガイアとダキニに続いて3例目となります。
バトル展開を期待していた人は少し肩透かしだったかもしれません。しかし、個人的には非常に読み応えがありました。
カミカツ世界は現代よりも数万年後の世界なので、アルコーンの過去といっても我々読者よりも未来の技術が登場してきます。今回は「極小の電子機器を体内に埋め込む」ですね。さらにこれを「ドラッグ」として扱っていました。
そんな技術が発展した世界でも宗教は存在し、そして神の力はそれら技術よりも優秀というのがカミカツの世界観。今回さらに分かったこととして、スムマヌスとユピテルはアルコーンに改造される前から電気を扱えたことが判明しました。
これでアルコーンに改造されていなくても特殊能力を扱えることが分かりましたね。適正さえあれば、一般人でも神の力を扱えるということかと思います。
実際過去の描写でも、例えば原作30話でカイやシアンがガイアから借りた力で外獣を操る描写がありましたし、原作42話でもカイやシアンがスムたんを気絶させてミタマの弦で縛っている描写がありました。
さらに、今回の話ではスムマヌスとユピテルが人々から信仰を集め、アルコーンとして適正があることを証明する描写が為されました。電撃によって他者に快感を与え、さらに民衆を監視する電子機器をマヒさせることが出来たとのことです。
これは電気と宗教の結び付け方が巧いと感じました。こういう脳汁が出るようなワクワクする展開が見られるのがカミカツですよ。
さらにさらに、ユピテルがなぜユキトたちを攻撃してきたかも推測できるようになっています。おそらくロキの幻視能力によって、双子の姉と誤認しているのでしょう。ユピテルは長姉に対して冷酷な性格をしていますので、攻撃してくるのも納得です。
解決策としてはユピテルが見ている幻覚から目を醒まさせることだと思いますが、ユピテルの才能を考えるとかなりの強敵のようです。信者数の多い少ないで戦闘力が決まる訳ではありませんので、同じ信者数ではアータルの方が不利な気がします。
個人的に思うキーマンはベルトランですね。ベルトランが持つ電気を纏う剣がもしかしたらユピテルの電撃攻撃を吸収してくれるかもしれません。
原作44話で剣の力を失ったという描写がありましたからね。もし只のエネルギー切れだとしたら、剣がユピテルの電気を吸収して再度使えるようになるかもしれません。
ついでに男性キャラに戻ってアータル以上に活躍してくれると面白いですね。諏訪部順一ボイスで脳内再生余裕ですし、作劇的にもアツい展開ではないでしょうか。
その他
今回の話でようやく分かったことですが、前回スムマヌスがユピテルから攻撃を受けた時、黒い物体に体を貫かれたんですね。てっきり電撃攻撃を受けたのか思っていました。
今見ると確かに体を貫かれたのだと分かりますが、個人的には1コマ追加で良いのでスムマヌスを横から見るアングルが欲しかったですね。その方が視覚的に分かりやすかったですし。
単行本ないしアニメ2期では修正内容かな。
あとは「おねーちゃん活動」!忘れてませんよ!更新待ってます!!
まとめ
ということで神無き世界のカミサマ活動第五十説の感想でした!
次回は流石にユキト達vsユピテルのバトルかな?来月がとても楽しみです。
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