コミプレで絶賛連載中の「神無き世界のカミサマ活動」。 今回は遂にミタマのキャラまとめと考察をしていきます。
概要
CV:鬼頭明里
ユキトの父が教祖をしていた教団「神地崇教」で崇められていた、自称「全知全能」の神。正式名称は『国之常世御霊大御神(くにのとこよのみたまのおおみかみ)』。一人称は「ボク」。ユキトのピンチの際に、彼が転生した異世界に召喚されてきた。
絶大な力を持った万能神であるはずなのだが、発揮できる力が信者の数などに依存しているため、信者のいない異世界では召喚後すぐに無力となった。
すぐに役立たずとなったことで途方に暮れる事となったが、ユキトと共に『救世御霊教』という教団を立ち上げ、信者を獲得するべく活動を始めることになる。
ユキトに非常に懐いている。その様はまさに邪神に憑りつかれ、呪われているかの様。(実際ガイアもこの点を指摘しており、また原作者の朱白あおい先生もミタマ=邪神という認識の模様)
ユキトを好いており、ユキトの頼みに応える一方、征人以外の人間に対して非常に無慈悲な一面を見せるなど、普通の人間とは異なる精神を持っている。
容姿はトップ画像の通り、可愛らしい幼女の姿をしている。ただしミタマ曰く「本体」が存在するらしく、長い間自由に動けない状態だという。
髪の毛は緑を基調とし、特に頭頂部から上にまっすぐアホ毛が生えている。このアホ毛はミタマの感情に合わせて自発的に動くほか、作中ではユキトからこのアホ毛をよく掴まれ、片手であしらわれている様子が見られる。
また胸元には(おそらくアルコーンと同様の)紋様が刻まれている。
なお原作者の朱白あおい先生曰く、他のアルコーンと同様にモデルとなる神様が居るとのこと。(ヒントは日本の神様で、大地の神様で、八百万の神を呼び出せる原初の神で、江戸時代末期の日本の宗教史に関連している、とのこと)
能力面はアータルと比較してオールマイティ型で多芸。
初登場時はベルトランを始めとする皇国の騎士を異空間に引きずり込んで一瞬で排除した。
信者数0により力を使い果たして以降は、信者数に応じて、洪水を起こそうとしてワインをロイにぶっかける、腰痛・打ち身に効く温泉効果で他者を癒す、植物のつるを生やす等、様々な能力を発揮する。
特に特徴的なのは、古代の道具を現世に復活させる能力だろう。この能力によって、耕運機、田植え機、コンバイン、それらを動かすための燃料、性具、精力剤、果ては水道や電気といったインフラ設備まで復活させることができる。
また(おそらくこの能力の派生として)生物を生き返らせる、破壊された村を元通りにする、致命傷クラスを傷を治すことも可能。
そして、戦闘時は先述の植物を生やす能力を活用して戦う。植物のつるによる単純な殴打攻撃の他、植物型の怪物を召喚して攻撃する、つるで他者を縛って神の力ごと動きを封じる、植物のつるで味方を覆ってガードする等、攻守ともにこなすことができる。さらに八百万の神の頂点に位置する神らしく彼らを呼び出す事も可能(ただし、神の力が弱いと戦闘中に帰ってしまう模様)。
なお力を使い切ると、真っ白に枯れてハエが彼女の回りを飛ぶようになる。
ミタマの素性については、2023年9月時点で既に公表されている内容からは不明である。
ただし、江戸時代後期の1830年代には既に存在していた。
ミタマは当時、誰からもその姿を認知・認識されることがなかったが、ナユという一人の少女だけはミタマの存在に気づき、声を掛けられるようになる。
会話を深めるうちにミタマとナユは仲良くなっていくが、ほどなくして天保の大飢饉が発生。
貧しい家系の娘であるナユは、たちまち飢餓と病気に見舞われ衰弱してしまった。
ナユが衰弱し息絶えようとしているその時、ミタマはナユにこう呼び掛けた。
「ナユ。ボクと契約するか?」
「お前を生かしてやる。病ごときに負けない肉体にしてやる。他の人間と戦っても絶対に負けない、死なない強い身体をくれてやろう。その代わりに____」
「その代わりに、お前の子孫を永遠にボクが貰い受ける・・・という契約だ」
「今のボクには信者がほとんどいない。お前とお前の子孫がボクの下僕となり、信者を集めろ。それがボクとお前の契約だ」
「お前も、お前の子孫も、ずっとボクと共にある」
ナユはミタマを独りにさせないため、ミタマの提案を受け入れた。
その日の後、ナユの病はあっという間に回復。
その上食糧不足が解消されたわけでもないのに、なぜか以前よりも体力が増した。
そして、そのことを聞いた村の人たちがナユの身に起こった出来事を奇跡と噂し、彼女を神格化し、崇拝するようになり、やがて一つの共同体が形成されていった。
おそらくそれが、後に卜部家が運営する神地崇教へ発展していったと考えられる。
また神地崇教の信者が軒並み筋肉質な肉体を有しているのも、こうしたエピソードがあることやナユの祖先が侍の家系であることに由来していると考えられる。
「ナユ、お前の数世代後に一人の特別な人間が生まれる。その人間は、ボクの寵愛を一身に受ける。ボクがお前たち人の世に現れる足がかりとなる人間だ!それまでお前の血筋は絶対に絶やさせないからな」
それは祝福であり、同時に呪いの言葉だった。
以上pixivより引用
https://dic.pixiv.net/a/%E3%83%9F%E3%82%BF%E3%83%9E%28%E3%82%AB%E3%83%9F%E3%82%AB%E3%83%84%29
ミタマとは何者?
ミタマは本作の筆頭ヒロインで、本作の看板であるにも関わらず、当人の素性が一番不明です。アルコーンのように元が普通の人間かも不明ですが、本物の神様でもないことが原作19話で明らかになっています。
ミタマには自身の影に「本体」が潜んでいます。この「本体」自体はDVD第三巻に同梱されていた小説で初登場しましたが、後に原作46話でイラスト付きで登場することになりました。
非常に禍々しい上に目玉が大量にあって気持ち悪いですね。さらに目の間に象形文字のようなものがあり、これが私の知識がないので何なのか分かりません。
多分ミタマのモデルに関係しているかと思うのですが、逆になぜこんな禍々しくなるのでしょうか。そもそもミタマ=邪神というのもなぜなのでしょうね。きっと理由があると思うのですが。
ちなみに原作者の朱白先生曰く、ミタマにもモデルとなる神様が居るとのことですが、個人的には祐徳稲荷神社のウカノミタマと個人的に予想します。朱白先生が出してくれたヒントと合致していて、日本三大稲荷神社であり、朱白先生の出身地と同じ佐賀県にあることから、この神様が一番有力と考えます。
ミタマに関する今後の予想
どういう経緯かは不明ですが、ミタマはユキトに憑りついており、ユキトの言うことであれば基本的になんでも聞きます。そのため良くも悪くもユキト次第な部分があります。
そのユキトは下記記事で説明した通り、暴走する危険性があります。ユキト自身が仲間を守るために他人に対して容赦が無くなっており、仲間のアルやシルも心配しています。
もしかしたら、意見の相違でユキト・ミタマとダキニ・ロキらが敵対するようになるかもしれません。そうなるとユキト・ミタマ側がヒール役となり、物語のラスボスになることもあり得ます。
まとめ
ミタマ自身は、これまでチートのような能力を連発しており、敵に回った際はこれほどまでに脅威になるキャラはいません。
全てはユキト次第。はたしてユキトはこの過酷なカミカツ世界を正常に乗り切ることは出来るのでしょうか。
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