コミプレで絶賛連載中の「神無き世界のカミサマ活動」。 今回は作中の登場キャラクター、ロキのキャラまとめと考察をしていきます。
概要
CV:緒方恵美
本作のキーパーソン。
皇国の特殊部隊「アルコーン」の一人。アルコーンの中で古株であり、他のアルコーンとの連絡役として、皇帝の正体といった機密事項に精通している。
皇国に仕える立場の人間だったが、終生制度を当然のように受け入れている皇都の人々を始めとした皇国の在り方に嫌気を指していた。そのため皇国の成り立ちに興味があり、その過程で偶然見つけた古代文明に関する資料から、機械に支配されず自らの意思で生きる人間たちの存在を知った。さらにこの世界の成り立ちについて知ろうとしたロキは、任務の合間に「クレン」という偽名でいくつかのカクリへ出入りしていた。(ロキ曰く、カクリは居心地が良かったらしい)
そして、ユキトやミタマと出会った事で、皇国を崩壊させることを決意。アータルとミタマの戦いに乱入し、己の正体をユキトたちに明かすことで、彼らを皇宮へと招いた。そして皇帝陛下の謁見室でこの世界の秘密を明かし、ユキトやミタマと共に皇国を崩壊させた。
皇国崩壊後は宗教団体同士の勢力争いで内紛状態となったため、ユキトに現時点での最大の敵と見做されている。
アルコーンとしての能力は幻影を操る能力。クレンという普通の村民に扮してカクリに潜入していた他、アータルに幻影を見せることで、カクリへの攻撃を別の方向にそらしていた。
皇国崩壊後は、皇都民全てに幻視能力を用い皇帝に成り代わることで、112万人の皇都民全てを自身の信者に変えている。
また能力を応用して信者に別の教祖を信仰させるよう操作することも可能で、この力によりミタマやユピテルに信者を移し力を増幅させたりしている。
以上pixivより引用
https://dic.pixiv.net/a/%E3%83%AD%E3%82%AD%28%E3%82%AB%E3%83%9F%E3%82%AB%E3%83%84%29
今後の展開予想
ロキの行動の源泉は何なのか。ここがロキを考察する上で重要な点です。
ロキは「カミになりたい」と発言しています。その言葉だけ聞くと世界の支配者になりたいように聞こえますが、実際はそうではありません。
ロキの行動の根幹は「この世界の成り立ちに対する好奇心」です。同時にこの世界の成り立ちを知ることで「カミとは何なのか」、そして「アルコーンとは何なのか」ということを知りたがっています。
そのためにロキは、自身の能力を用いて皇帝に成り代わり、自身の力を高めることで真相に迫ろうとしています。また、カクリ村に住む人々の人間らしさに居心地の良さを感じており、ロキにとっては大切な仲間だと考えていると思います。
カミカツ世界で生きる人全員がカクリ村に住む人たちのような欲望に忠実な人間らしい生活を送れる世界に戻すことが、ロキの目的と言えます。
皇国が崩壊して内紛状態になり、ユキトが仲間を守るために非情になっていくので忘れがちですが、ロキ自身はユキトたちと切磋琢磨して力を高めようとしており、ユキト達を殺そうとは考えていません。
現にロキは、ユキトに対して「敵か味方か二元論的に単純化するのは良くない」と言ったり、ユードラに農作業や宴会をさせて昔を懐かしんだりしています。また皇都の民を多少ないがしろにすることはあっても、ユキト達にレールガンを打っても大丈夫なようにスムマヌスを予め配置していました。
これらを踏まえると、ロキはユキト達と十分に競い合ったあと、案外あっさりと和解するものと考えられます。一見するとロキはラスボスのように見えますが、もしかしたらロキを攻略した後も話は続くかもしれません。
ラスボスは誰なのか
ロキがラスボスではないとすれば、誰がラスボスになるのでしょうか。ユキトという説もありますが、個人的にはユキト以外も十分あり得ると思うので、ラスボスは誰か全くわかりません。
もしロキを攻略してまだ話が進むのであれば、カミカツの世界観を拡げるしかないでしょう。
そもそも皇国のような機械じみた国が一つだけとは限りません。ユキト達のいる皇国とは別の国が存在し、機械が機能しなくなった国を正すために使徒を送り込んでくる可能性だってあります。
そうなればロキ攻略後は国同士の争いになるでしょう。そして、終わらない戦いの連鎖に巻き込まれることになっていきます。
まとめ
ということで妄想を全力で垂れ流していきましたが、この物語の根幹は宗教ですから、「宗教」を書ききってもらうのが一番ですね。変に自分の願望を押し付けず、ただ展開を楽しむのが一番です。
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