12月6日、神無き世界のカミサマ活動の第五十八説が公開されました!ユキト陣営にやってきたロキ側のミタマは何をしに来たのか!?
感想と考察を語っていきます!
下僕なのにカッコ良い。
冒頭は前回のベルトランとユードラのやり取りの続きが展開されました。話が2回に分かれたのは、前回の引きを考えてのことでしょう。
この点については、アニメ化等した際にストーリーを再構成して欲しいですね。2期アニメがあるか不明ですが。
いや、アニメ化はして欲しい!絶対にして欲しい!後述しますが、今回の話は特にアニメで音声ありで聞きたくなったので、是非とも2期を実現して欲しいです。
話は本編の内容に戻りまして、前回頭を打って気絶しかけていたユードラは、かつての性転換する前のベルトランの言葉を思い出して意識を保ちました。普通に凛々しく雄々しくユードラに諭しているだけなのに、なぜかベルトランに対して笑いが込み上げてくるのは何なんですかね。
今回の話がもしアニメ化した場合は、声優である諏訪部順一さんにギャラが発生します。それを想像するだけでもう面白い。
ベルトランは序盤で女体化して以降、ずっと女のままですが、現状で男に戻しても絶対面白いですよね。男に戻ったベルトランがユキトに泣きつくなんてシーンとかあったら、いろんな意味で爆笑間違いなしではないでしょうか。
さて、ベルトランの言葉を思い出して意識を取り戻すユードラですが、直後に行ったのはもちろん騎士としてユキト陣営に助けを求める事でした。この点は前回予想した通りですね。
で、そのユードラの嘆願を聞いたベルトランは、騎士としてではなく教団の下僕・いぬとして聞き入れました。カッコ良いコマのはずなのに、セリフのせいで台無しになっているのはベルトランらしいです。
新たに判明した情報、深まる謎
さて、注目のユキト側の動向が5ページ目から展開されました。ユキト陣営に乗り込んできたロキ側のミタマですが、まず初手はアル・シル・ダキニ・スムマヌスの捕縛でした。
きっちりと目的を果たすための行動をこなしていますね。彼女の目的はシルとアルを拉致することだそうですから、手際の良さが伺えます。
そして、アルコーンとして異能力を扱えるダキニ・スムマヌス・ガイア・ユピテルも捕らえて彼女らを無力化しています。ミタマの弦にアルコーンの力を封じる効果があるのは過去の描写でもありました。
困惑するユキト側のミタマに対して、もう一人のミタマの口から告げられたのは「お前にはもう力はない」ことと、「ユキト側のミタマもロキ側のミタマも神そのものではない」ということでした。これは個人的には予想外です。
確かにミタマとアルコーンには共通点が多数ありました。しかし、能力の面でミタマとアルコーンでは明らかな差がありましたので、ミタマのみに適用される特別扱いがあるものと思っていました。
正解はただ単純にミタマは能力面で滅茶苦茶優秀なだけで、本質的にはアルコーンと同じということでした。そして、ロキ側のミタマも本体である国之常世御霊神が新たに作りだした2体目のミタマということだそうです。
これが真実ならば、ユキト側のミタマは「旧ミタマ」、ロキ側のミタマは「新ミタマ」と呼称するのが良さそうです。今後の展開で本体がさらにミタマを増やす可能性がありますが、とりあえず本記事ではこの呼称で進めようと思います。
そして、旧ミタマが力を出せないのも納得ですね。旧ミタマは本体の目標を果たせない無能なのですから、本体が力を引き出すための蛇口を止めているのだろうと推察されます。
一方、新たに発生した謎としては、「旧ミタマはいつ・なぜ生み出されたのか」「なぜ旧ミタマは自分が何者なのか忘れているのか」「なぜ新ミタマはアルとシルを拉致しただけで立ち去ったのか」というのがあります。
前者2つとしてはそのままの意味の疑問点です。ミタマの秘密は本作の中でも特に重要な項目と言えると思います。
後者に関して言えば、新ミタマは圧倒的な力を有しているにも関わらず、ユキト陣営のアルコーンを取り込むことも殺害することもせず、その場を立ち去りました。ユキトに至っては攻撃すらしていませんでした。
もしかしたら新ミタマにとってもユキトは特別扱いなのかもしれません。そうなるとなぜミタマ(延いては本体)がユキトを特別扱いするのかという疑問も生まれてきますね。
ということで、前回と今回でミタマの素性が全て明らかになるかと思いましたが、ますます謎が増える結果となりました。全ての謎が明かされるかは不明ですが、個人的には期待が膨らむ展開で楽しかったです。
面白くなってきました!
さて、ユキト陣営に乗り込んできた新ミタマですが、スムマヌスやガイアはもちろん、ガイアやユピテルも無力化し、さらに旧ミタマを植物で一突きしました。戦闘力に関して言えば、新ミタマの強さは圧倒的であり、ユキト陣営にとっては過去最大の敵と言って差し支えないと思います。
さらに、新ミタマの当初の目的であるアルとシルの拉致も成功しました。この姉妹はアルコーンとしての適性があり、かつ皇都にはアルコーンに改造する技術が残っているとのことなので、個人的にはこの二人をアルコーンに改造し、自身の手駒に加えると予想します。
そうなると、先のロキと合わせて、敵が一気に4人に増えることになりますね。アルとシルがアルコーン化してどうなるかも含めて今後の展開が楽しみです。
また余談になりますが、今回明確に新ミタマが旧ミタマと別物であることが明らかになったことで、新ミタマの方のCVが誰になるのか気になりました。やはり旧ミタマと同じ鬼頭明里さんでしょうか。
過去にあったかもしれませんが、鬼頭明里さんの悪役は個人的には知らないですね。彼女の悪役の演技を聞いてみたい!という意味で、今回の話は今までの話で一番アニメ化して見てみたい話になりました。
その他、ユピテルのメイド服衣装も明らかになりました。姉のスムマヌスが赤と黒を基調としているのに対し、ユピテルは白基調の衣装のようです。
この点については、視覚的に分かりやすく区別するためでしょうか。服がなければ前髪の分かれ方(と声)でしか判別できないので、判別方法が増えるのは読者側からすれば有難いです。
まとめ
ということで神無き世界のカミサマ活動第五十八説の感想でした!次回は12月27日に更新のようです。
今回はいつもの更新ペースより2週間遅れでした。当初11月29日更新予定だったのを1週間繰り下げた所を考えると、開発スタッフ陣のスケジュール的な忙しさが伺えます。
次回はいつも通り1か月弱後の更新ということで、とりあえずは楽しみにしたいと思います。ただ無理は良くないので、体調に気を付けながら執筆活動をして欲しいですね。
それとコミックス10巻の表紙が今回明らかになりました!10巻は新ミタマが表紙を飾るようです。
第1巻の旧ミタマとは対比的なイラストになっていますね。イラストの細かい部分はモチーフが分からないので考察したくても出来ませんが、少なくとも邪悪な存在であることは伺えます。
コミックスは電子版でも良いので、購入してお布施をしましょう!少なくとも私は買う予定です!
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