2025年8月29日、神無き世界のカミサマ活動の第六十七説が公開されました!アータル達は無事逃げ遂せることが出来たのか?
感想と考察を語っていきます!
エヴァかな?
今回の話の冒頭は、ミタマが寝ている間に見た夢・記憶の内容でした。第五十九説の時に「同じ影同士で記憶を共有していた」ことが明かされていましたが、今回ミタマの方がトコヨから情報を手に入れることができました。
どうやら国之常世御霊大御神が現世に垂らした影は大量に存在するようです。至極納得のいく内容ですね。
大量のミタマが裸で立っている姿はエヴァンゲリオンの綾波レイを彷彿とさせます。
この場面で個人的に注目したのは、まず胸の紋様です。国之常世御霊大御神が垂らした殆どの影の胸のマークが縦線3本でした。
トコヨは縦線5本なので、解釈的にはミタマが数多の量産型から生まれたもの、トコヨの方が特別とすることができます。ナユと出会いユキトを敬愛するミタマは、青いドラえもんのように量産型の中から発生した特異な存在なのかもしれません。
二つ目に気になるのは、なぜミタマだけはユキトを特別な存在として寵愛するのかという点。ナユの一件があるとはいえ、この点については未だ明らかになっていません。
この点についても今後明らかになるでしょうか。今後の展開が楽しみです。
承知してなかったのか
皇都からスムマヌス・ユピテルと共に逃げていたアータルとガイアの子供たちですが、無事カクリ村まで逃げることが出来たようです。しかしアータルはダメージが大きく生死を彷徨っているとのこと。
アータルはメインキャラクターなので死ぬことはないと思いますが、しばらくアータルの活躍は見れないでしょう。少し残念です。
アータルとガイアの子供たちが皇都に潜入したことを知ったガイアはユキトを思い切り殴りました。ガイアの子供たちが皇都に潜入することをガイアは知らなかったんですね。
正直前もって承知しているものだと思っていました。ガイアがユキトを1発殴るだけで済ませたのは、少なからずガイアの子供たちが子供たち自身の意思で潜入を行っていたからだと思います。
立場的に子供たちの母親であるガイアからすれば、子供たちを危険に晒したことを激怒するのは当然でしょう。ここも納得がいく展開です。
これまでの描写の回収
そして話はアータルに致命傷を与えた攻撃、もといグングニルの話に移りました。ガイアはユキトにグングニルのことを秘匿していましたが、ガイアと同様に過去の記憶を保持しているユピテルによって、全て話すことになりました。
今回の話でグングニルについて分かったことは以下の通りです。まずグングニルは誤作動によって世界を滅ぼした後、故障していたとのこと。
世界が滅んでから何万年も経っていますから、カミカツ世界ではグングニルが動かなくて当たり前でしょう。グングニルが隕石のようになっていたのは、何万年もの間にチリ等が付着したためと考えられます。
トコヨはそれを再起動し、アータルに攻撃した。トコヨがなぜグングニルを修復できたのかというと、アルラル・シルリル・ロキをギリシャ神話に登場する時間の女神「ホーライ」のアルコーンに改造することでグングニルを使える状態に戻したからでした。
第六十六説でグングニルが再起動する時、岩の塊のような状態からグングニルが現れたのでどういう描写なのか疑問でしたが、時間遡行と考えると至極納得できます。アルとシルを誘拐した理由も「トコヨよりアルコーンに任せた方が効率的だから」ということでロジックが繋がりました。
トコヨの目的
アータルを攻撃した光の正体が掴めた後で、今度はトコヨがなぜグングニルを起動したのかという話に移りました。ガイア曰く、一神教を作るだけならばグングニルを復元するのは無意味とのことでした。
ただ、この点は直ぐに回答がでました。ミタマによると、トコヨの目的は「全てのアルコーンを殺すこと」ということでした。
神の端末であるアルコーンを消せば国之常世御霊大御神が世界の唯一の神になる。第六十二説で「完全な」一神教に変えるという文言が出ていましたが、この「完全な」という言葉の意味はこういうことだったんですね。
トコヨの目的について深堀できた所でさらにユキトは「唯一の神になったその先に何があるのか」という疑問を投げかけていました。ユキトの言う通り、日本の神は八百万の神の存在を許容するので、これは確かに矛盾します。
朱白あおい先生曰く、ミタマのモデルは「日本の神様」であり、「大地の神様」であり、「八百万の神を呼び出せる原初の神」であり、「江戸時代末期の日本の宗教史に関連している」と明かしています。私は宗教に詳しくありませんが、この点がどうなっているのか非常に気になります。
まさかの3人目の登場!
アータルとの一戦後、トコヨは皇都を修復しました。描写的に皇都の修復もホーライにやらせていた感じです。
想定よりグングニルの修復が遅いとのことで、これは今後どのように回収されるでしょうか。3人が修復に抵抗しているとか?
そして、その直後にトコヨの前に現れたのは、なんと3人目の国之常世御霊大御神の影「アワシマ」。2人目でもすでにお腹いっぱいなのに3人目の登場とは驚きですね。
トコヨはアワシマのことを「取り込まれただけの出来損ない」と言いますが、今後アワシマがどう関わってくるでしょうか。今後の展開が楽しみです。
最後はアータルとの戦いから数日後にカクリの村々に無数の光が降り注いだ所で今回の話が終了。今回の話で幾つもの展開があった印象です。
グングニルによる攻撃については、すでにユキト達はカクリ村から避難しているでしょう。おそらく生存しているかと思いますが、これでユキト陣営は益々追い込まれたことになります。
さて次回はどうなるでしょうか。
まとめ
ということで神無き世界のカミサマ活動第六十七説の感想でした!次回は9月26日に更新のようです。
更新ペースについては元通りになりました。前回までは病気やら何やらで遅延や前後編分割がありました。
いつものペースで更新してくれてとても嬉しいです。次回も楽しみにしています。
 









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