2021年春の相模鉄道線のダイヤ改正を考察し、今後を予想する!

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相鉄

2021年3月13日全国の多くの路線でダイヤ改正が実施されます。

つい先日の1月の下旬に東急田園都市線・大井町線ののダイヤ改正が発表され、1時間当たりのダイヤパターンが変更されることが分かりました。

当方としては、ダイヤパターンの変更は東急のみだと思っていましたが、2月2日相鉄線でもダイヤパターンの変更を伴うダイヤ改正を行うことが発表されました。

今回は2021年春の相鉄線のダイヤ改正について考察します。

https://www.sotetsu.co.jp/pressrelease/train/r21-07/

出典:相鉄公式サイト

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本改正の主な内容

ダイヤ改正の主なトピックは下記のとおりです。

①平日朝ラッシュ上りについて、海老名発は全て急行または特急にに統一。湘南台発は全て通勤急行または各停に統一。

②平日夕ラッシュ下りについて、優等列車と各駅停車の運行本数を9:9から12:6に変更。

③休日夕方について、優等列車の本数を8→6本に減便し、種別を急行と快速のみに統一。JR直通は特急のみに統一。

④日中時間帯について、優等列車の本数を8→6本に減便。種別は特急と快速に統一。JR直通は各停のみに統一。

⑤夜間時間帯は輸送需要の減少により、減便と終電繰り上げを実施。

以上のように、東急以上に大規模なパターン変更となりました。

大規模なパターン変更は東急だけだと思っていて、完全に相鉄のことを忘れていました。我ながら不覚です。

改正内容を掘り下げる

平日朝ラッシュ運行パターン変更

まず平日の朝ラッシュについて大きなパターン変更がありました。

相鉄で朝ラッシュのピークとなるのは、海老名7:00~8:00に発車する列車と湘南台7:10~8:10に発車する列車なので、それをダイヤ改正前後で比較してみましょう。下図がそのまとめです。

改正前のダイヤでは海老名発の各駅停車がありました。今回のダイヤ改正ではこれら各駅停車が全て優等列車になりました。

特に7:19~8:03までは急行と特急が1:1となり、瀬谷で必ず追越が発生する15分サイクルダイヤになりました。

これにより二俣川~海老名間において、海老名~大和間の利用者は特急に、瀬谷~希望ヶ丘間の利用者は急行にとほとんど棲み分けが為されるようになりました。

逆にいずみ野線では、本線側で各駅停車を優等列車に格上げした分、通勤特急を各駅停車に格下げすることになりました。

各駅停車への格下げによって、湘南台、いずみ野からの速達性が失われましたが、各列車が5分間隔となり、さらに二俣川で必ず優等列車と接続するようになりました。これにより各駅の乗車機会の増加、混雑の均等化が期待されます。

平日夕方下り優等と各停の比率が12:6に変更

平日夕方下りでは、上図の通り優等列車と各駅停車の本数比率が変更になりました。

9 :9→12:6で優等列車の本数が各駅停車の2倍になります。優等列車の運行間隔もほぼ等間隔となり、概ね5分間隔で発車するようになります。

個人的には優等列車で増発される快速の混雑が心配です。もちろん相鉄・東急直通線の開通によって横浜経由の利用者が減少すると予想されますので、それを考慮すると快速でも問題ないのかもしれません。

今回急行と快速が混在するダイヤになったのは、夕ラッシュに快速と急行どちらが良いか試行実験的な側面もあると思います。

快速で混雑面に問題がなければ、急行を快速に格下げすれば良いですし、問題があれば、急行または通勤急行に格上げすれば良いと思います。

休日夕方は優等列車を8→6本に減便

休日は優等列車が8本から6本に減便され、種別も急行と快速のみになりました。西谷、鶴ヶ峰へ優等列車を利用する機会も6本から3本へ大きく半減します。

昨今の休日の利用状況を反映してのことかと思いますが、同時に利便性も大幅に低下してしまった印象です。

なお快速は、途中西谷でJR線からの特急と接続します。

日中のパターン変更。JR直通は各停のみに

日中の上下パターンも変更になりました。優等列車が減便になり、毎時6本・10分間隔になります。

優等列車の内訳は、特急2本・快速4本になります。西谷から先へは毎時6回の乗車機会がありますが、星川へは4回となります。

またJR直通の列車も全て各駅停車になりました。西谷で特急と接続するようになります。

ダイヤ改正前は特急と各駅停車が合わせて30分毎交互に運行されていました。

両方設定していた目的は、利用状況の確認だのため、そして何より海老名での折り返し時間の確保のためだと思います。

しかし特急は停車駅は西谷、二俣川、大和、海老名ということもあり、特に大和、海老名では小田急も乗り入れていることから、利便性の面で優位に立つことが出来ず、集客が出来なかったと考えられます。

全て各駅停車になったことにより、海老名での折り返し時間が3分しかありませんが、代わりに海老名~西谷間の全駅で毎時2本JR直通を利用できるようになりました。

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今後さらにどのような改正が見込める?

相鉄では2022年度下期に東急との相互直通運転が控えています。すでに相鉄では東急線との直通用に20000系という車両を製造しています。

この20000系は8両編成と10両編成の2種類が製造されており、このことから目黒線と東横線の両方に直通予定であることが分かります。実際東急は両線に直通予定であることを公表しています。

また想定されている運行頻度は、朝ラッシュが毎時10~14本程度、その他の時間が毎時4~6本が想定されています。もちろんこれはコロナ禍発生前の想定なので、実際には想定よりも少なるかもしれません。

問題はサイクルパターンが何分のサイクルを採用されるかといういうことです。

普通に考えれば、朝は15分サイクルで毎時12本・5分間隔、昼は30分サイクルで目黒線毎時4本・東横線毎時2本の計6本、夕方以降は20分サイクルの構成になると考えられます。

実際相鉄側のダイヤパターンは、朝は15分サイクル、昼は30分サイクル、夕方以降は20分サイクルです。

また東急線との直通により、西谷以西の多くの列車が直通線に運行が振り向けられるでしょう。本線・横浜方面の本数を補うため、西谷始発の各停が多く設定されると考えられます。

西谷~二俣川間の利便性が向上することはもちろん、特に西谷駅では優等列車が停車するようになっただけでなく、始発列車が多く設定されることで着席需要にも応えることが出来るようになるでしょう。

個人的には昼間にも20分サイクルパターンを採用できるぐらい利用者が増えてくれればと思います。

20分サイクルダイヤは関東でも採用している路線が多く、相鉄線・東急線も20分サイクルになってくれれば乗り換えの利便性が高まると思います。

まとめ

今回のダイヤ改正では、JRとの直通化後初めてのダイヤ改正ということで、昨今の利用状況を踏まえつつ、ダイヤ上の問題点を修正した形となりました。

また今回採用されたダイヤパターンは、東急線との直通も見据えた改正と言えると思います。今回のダイヤ改正である程度、相鉄線・東急線双方のダイヤパターンが読めるのではないでしょうか。

今後の発表が楽しみです。

参考文献(画像出典含む)

3月13日(土)相鉄線のダイヤ改正を実施【相模鉄道】
https://www.sotetsu.co.jp/pressrelease/train/r21-07/

wikipedia(相鉄本線)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9B%B8%E9%89%84%E6%9C%AC%E7%B7%9A#%E8%BB%8A%E4%B8%A1

wikipedia(神奈川東部方面線)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A5%9E%E5%A5%88%E5%B7%9D%E6%9D%B1%E9%83%A8%E6%96%B9%E9%9D%A2%E7%B7%9A

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