コミプレで絶賛連載中の「神無き世界のカミサマ活動」。 今回は作中の登場キャラクター、卜部聡一郎のキャラまとめと考察をしていきます。
概要
CV:速水奨
卜部征人と卜部千夜丸の父親。教団『神地崇教』の教祖あり、最強・全知全能を称するミタマ様を神として崇めている。
スキンヘッドでサングラスを着用し、筋骨隆々とした体躯をしている壮年男性。外見通りに武道に精通しており、高い実力を誇るが、娘よりは遥かに弱い。
安易に神に頼らずに己の身体を鍛えて物事に立ち向かうという教義「奇跡は実力行使」を謳い、信者から金銭を巻き上げる悪徳教団を武力で制圧し、自らの教団の信者としている。
息子のユキトを「産霊の儀(むすびのぎ)」を執り行った張本人である。(なお本人は産霊の儀の後も生還している模様)
またユキトが産霊の儀によって死ぬことなく異世界に飛ばされ、ミタマの元に旅立ったことを知っている模様。
ちなみにそのことによって、千夜丸に制裁されている。
以上pixivより引用
https://dic.pixiv.net/a/%E5%8D%9C%E9%83%A8%E8%81%A1%E4%B8%80%E6%9C%97
産霊の儀に関する疑問
卜部聡一郎を考察する上で一番重要なトピックはやはり「産霊の儀」でしょう。
作中では聡一郎とユキト、チヤマルの3人がこの儀式を行っています。3人ともこの儀式で溺死するということはなく、特に後者の2人はカミカツ世界へ転移しています。
聡一郎が産霊の儀によって未来へタイムスリップしたことを知っていることを踏まえても、おそらく聡一郎も産霊の儀で未来へタイムスリップしたと考えられます。
では聡一郎は未来で何をしたのか?
ここからが完全に想像になります。
ユキトが転移したカミカツ世界は現代よりも何万年も未来の世界です。DVD第二巻の書き下ろし小説「喪失」によれば、化学が世界を支配するほど文明が発達したものの、世界を二分する戦争が発生し、危うい状態で保たれていたバランスは崩れ去り、社会が滅びに向かったとされています。
そして文明が滅び、生き残った人間たちの中でちょっとは頭の良かった集団が二度と滅びないような国を作り上げました。それがユキトやチヤマルが降り立つ皇国です。
その皇国では神々への信仰を真っ先に消し、終生制度すら行う完全管理社会が築かれました。数百年皇国が維持されたことにより、支配者である皇帝はとっくの昔に死亡し骨になりました。
問題はなぜ世界を二分する戦争が発生し、結果文明が滅びたのかということです。ここにもしかしたら卜部聡一郎が関係しているかもしれません。
例えば、聡一郎はミタマと共に未来で活動をしていたものの、それが原因で宗教戦争が勃発してしまったとか。それなら生き残った人間たちが神々への信仰を排除したのは自然ですね。
教祖であり親である聡一郎がやらかして出来上がった世界を、宗教二世であり息子であるユキトが尻拭いするというのも社会派作品ならアリな展開でしょうし、親を一喝して世界を救うユキトなんて、何とも少年漫画らしくてカッコ良いと思います。
まとめ
まあ、勝手な妄想をしましたが、予想した通りになるとも限りませんし、展開を見守るのがやはり一番ですね。でも妄想するのも楽しいなぁ。
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