JR線宇都宮エリアの2023年度夜間留置状況まとめ!所感を語る!

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JR東日本

JR宇都宮線(黒磯~宇都宮)・JR烏山線・JR日光線の夜間留置まとめ!2024年1月時点のデータをまとめましたので、これを基に考察をしていきたいと思います!

夜間留置設定については間違っている可能性があるので、当方責任は負いかねます。間違いがある場合は是非コメントください!(なお±○本と記載があるのは運用予備分の夜間留置場所の推測です)

小山車両センターは、JR東日本の基幹系統である上野東京ラインと湘南新宿ラインを担うE231系とE233系の他に、宇都宮~黒磯間のローカル区間と日光線を担うE131系3両と、烏山線を担うEV-E301系2両が在籍しています。

かつては首都圏向けの10両編成が宇都宮以北まで乗り入れていましたが、2022年3月のダイヤ改正の際に宇都宮を境に完全に運行系統が分断されました。烏山線は非電化路線であることから、これまで気動車が運行されていましたが、現在はパンタグラフ付きの蓄電池電車に置き換えられています。

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運行系統ごとの夜間留置状況

本記事では小山車両センターに所属する列車のうち、E131系EV-E301系について取り上げます。

小山(2023年)E231系・E233系を除く

小山E131系3両15本(14運用
黒磯5本、宇都宮4本、日光2本、小金井3+1本
小山EV-E301系2両4本(3運用
烏山1本、宇都宮1本、小金井1+1本

所感

宇都宮エリアのローカル区間を担うE131系は運行エリアが宇都宮~黒磯間と日光線ですが、車両基地が小金井にありますので、小金井~宇都宮間で送り込み運用が存在します。夜間留置箇所は小金井の他に黒磯・宇都宮・日光と主要駅にしか存在しません。

E131系は3両15本が製造されており、置き換え対象だった205系が4両12本だったことを考えると、1編成当たりの両数も総車両数も減少しています。2022年に首都圏向けの10両も宇都宮~黒磯間で運行が無くなったことを踏まえると、相当な車両数減になっていると考えられます。

私自身は宇都宮エリアの新型車両を3両にしたのは正解だと考えています。日光線各駅のホームが6両分しかないことを考えると、4両を運行するより、利用状況を踏まえて3両+3両の6両で運行できる3両固定編成の方が混雑時の対応が出来ます。

ただ3両を投入したものの、日光線では2本繋いだ6両の運行はなく、宇都宮~黒磯間でも3本繋いだ9両の運行はありません。新型コロナウイルスの影響で減少した利用者数に合わせた運行形態になっており、利用者が回復した現在において適切な輸送力を確保できているか個人的に心配です。

私自身宇都宮エリアの混雑状況を実地調査していないので、3両化の是非は分かりませんが、いつか混雑調査をしたいなと思います。もし宇都宮エリアの鉄道路線を日常的に利用している方がいれば、現在の混雑状況を是非本記事のコメント欄に記載して頂けるとありがたいです。

よろしくお願いします!

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駅ごとの夜間留置状況

本記事では宇都宮線(黒磯~宇都宮)・烏山線・日光線の留置状況を記載します。

宇都宮線(黒磯~宇都宮)・烏山線・日光線

黒磯
小山E131系3両5本
勝田E531系3000代5両1本

中線:365m18両1本
側線:225m11両1本、245m12両1本、525m26両1本
引き上げ線:65m3両1本、105m5両1本、125m6両2本、145m7両1本
車庫:東北新幹線の真下にあるため詳細不明。

那須塩原
夜間留置設定なし

下り側線:345m17両1本

矢板
夜間留置設定なし

上り側線:225m11両2本

氏家
夜間留置設定なし

烏山
小山EV-E301系2両1本

宝積寺
夜間留置設定なし

中線:565m28両1本
側線:365m18両1本

宇都宮(合計留置両数:2両1本+3両4本+5両4本+10両8本=114両
小山E131系3両4本
小山E231系10両・E233系10両7本
小山E231系5両・E233系5両3本
小山EV-E301系2両1本
国府津E231系10両・E233系10両1本
国府津E231系5両・E233系5両1本

下り東北本線待避線:445m22両1本
下り線中線:長さ不明
上り線側線:505m25両1本
日光線車庫:325m16両2本
宇都宮線車庫(留置線143両)
65m3両5本
125m6両1本
325m16両2本
425m21両2本
465m23両1本
505m25両1本
黒磯側入替線245m12両1本
小山側入替線265m13両1本

鶴田
夜間留置設定なし

鹿沼
夜間留置設定なし

文挟
夜間留置設定なし

下野大沢
夜間留置設定なし

今市
夜間留置設定なし

日光
小山E131系3両2本

引き上げ線:205m10両1本

所感

先述の通り、E131系の夜間留置は車両基地のある小金井の他に、主要駅である黒磯・宇都宮・日光しかありません。これは車庫容量に余裕があり、かつ貨物列車が多数走行する東北本線内では車庫以外の営業線上では夜間留置できないからだと考えられます。

同様にEV-E301系も主要駅しか夜間留置がありませんが、終点の棒線駅である烏山に夜間留置があります。烏山線の運用実態は詳細には把握していませんが、保守都合により宇都宮や宝積寺からの回送運転があるのではないかと思います。

詳しい方がいらっしゃいましたら、是非コメントください。

まとめ

ということでJR宇都宮線(黒磯~宇都宮)・JR烏山線・JR日光線の夜間留置状況でした。

ここでの注目ポイントは製造されたE131系が適正数だったのかということでしょうか。夕方16時台は3両運転のせいで積み残しが発生しているようなので、小金井や宇都宮から早めに出庫して輸送力を増やした方が良いでしょう。

朝ラッシュについては、情報があまりSNSに上がっていませんが、必要なら追加増備も必要だと思います。

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