【推しの子】第138話感想!
遂にカミキヒカルがアクア陣営に直接接触してきました!感想と考察をしていきます!
気になる作画。
冒頭はルビーの話が終わったことを指し示すように、ルビーが爆睡する中、アクアが布団を掛けて労を労うシーンでした。兄として妹想いの優しさが分かる良いシーンかと思いますが、作画の違和感が気になりましたね。
ここのシーンはおそらくルビーに布団を掛けなおすシーンだと思うのですが、それなら普通布団の端を持って、布団を引っ張り上げながらかけ直しますよね。しかも手が上記画像のような位置にあるので、布越しにルビーの胸を触っているように見えます。
ルビーからすればルビーの部屋にアクアが入ることも胸を触られることも許容しているのかもしれませんが、傍から見ると少しインモラルに見えますね。まあ【推しの子】なら、この程度大したことでもないかもしれませんけど…。
個人的には漫画内にもう少し「動き」が欲しかったです。
続いてこちらのシーン。3000万円の車(おそらくベントレー)を電柱にぶつけるシーンですが、相当運転が下手でないとこういう事故り方しません。普通は車線からはみ出すにしても車の左側をぶつけるか、(左ハンドルの車なので)対向車線をはみ出して対向車と正面衝突するかのどちらかです。
メタ的目線では多分車を電柱で隠したくなくてこういう作画になっていると思いますが、おそらく直線に近いような線形の所で事故を起こしているので、姫川さんは二度と車を運転しない方が良いですね。決してハートが弱いどうこうではなく、姫川さんの判断は至極真っ当で正しいです。
ちなみに今回繰り広げられたギャグシーンって、多分金持ちの若者あるあるの展開なんでしょうね。高い車を購入してソッコーで事故るというのは。調子の乗り方にしても共感する人は多いのではないでしょうか。
今回分かった新しい事実。
まず始めに分かったことは、アクアと同じ「姫川さんはシスコン」ということ。新しい車を手に入れて最初に誘おうと思っていたのが「有馬達」でした。
この「有馬達」というのは、おそらくルビーとかなでしょう。高い車を買って妹に会いに行くというのは明らかなシスコンムーブです。
それと姫川さんとかなが仲が良いのは東京ブレイドで主人公サイドで共演したからでしょうね。アクあか派の私が発言すると論争になりそうですが、個人的にはかながお姉ちゃんムーブできる姫川×かなのコンビがお似合いだと思います。
次に分かったことは、「アクアと姫川さんが異母兄弟であることをMEMが知らなかった」こと。確かにアイの映画に少年Aの素性なんて脚本に加える必要はないでしょうから、MEMが知らないのは妥当でしょうか。
しかし、MEMが知らないとなると、おそらく芋づる式にかなもこの事実を知らないでしょうね。まぁかなは今まで復讐関連の話から遠ざけられていましたし、今後も復讐関連で関わることは少なそう…というか只でさえ「天才役者」とかいう祭り上げ喰らってるのに、これ以上変な役回り与えないで欲しいです。
ルビーは、アクアが異母兄弟であることを知ってから今までの1年半の間に紹介されたでしょうし、既に知っている可能性は高いです。そして逆にフリルはなぜ異母兄弟であることを知っているのか謎になってきましたね。
個人オーディションの時に察しが良かったので、後であかね辺りが教えたのでしょうか。映画の台本から自力でこの事実に辿り着くことはおそらく不可能なので、誰かから教えてもらっただろうというのは間違いないかと思います。
遂にカミキきゅん登場!
遂に直接的な接触となりましたカミキヒカルとアクア陣営。トップバッターは鏑木Pでした。あかねがアクアの手によって差し止められたので、大人組の誰かだろうとは思っていました。
過去に【推しの子】の時系列を記事でまとめていますが、今のカミキは34~36歳と考えられます。年齢に幅があるのは、これまでの作中描写が曖昧だからですね。
で、そのカミキですが、まさかの映画のスポンサーとしてカミキ側から直接接触してきました。カミキの真意はまだ分かりませんが、個人的には「完璧なアイの姿を映画の中で完成させたい」「自分を狙うアクア側の動向を探りたい」という所でしょうか。
原作109話で既にカミキがサイコキラーであることは明らかであり、価値ある人物の命を奪うことに快感を得るようなので、今回映画に出演する女優をより価値ある存在に育てたいというのはあり得るような気がします。
今回の登場でより命の危険が増したのはルビーでしょうか。映画の主役かつ実の娘ですからその可能性は高いでしょう。ただメタ的な目線では、ルビーに命の危険が及んだとて、死ぬ可能性も障害を負う可能性もほぼ0に近いと思います。
なぜなら、すでに物語のラストを「ルビーのドーム公演」で締めることを示唆する描写が何度か出来ているからです。仮に襲われたとして、何かしらのダメージを受けるとは考えにくいので、物語として面白くありません。
ただまあ、それはあかねに対してもほとんど同様な訳ですが。ただ狙われると、命を落とすことは無くても障害が残る可能性が十分にあるのがあかねなので、襲われるならあかねの方が面白そうです。
他は狙われる可能性は低いでしょう。もし映画編の段階でルビー・あかね以外の誰かカミキの手にかかったら、ほぼ「死」確実かと思います。そういう意味でかなやMEMには今の段階でアクアの復讐に関わって欲しくないというのが個人的な意見です。
と、ここまで色々書き連ねましたが、ともかくカミキ自身が直接アクア陣営と接触してくるのは意外でしたね。今まで犯行なり何なりは他人を利用してやってきたでしょうから。
もしかしたら上記で挙げた以上のサイコな動機が待っているかもしれません。それはそれで凄く楽しみですけどね。
一方、鏑木の方はどう感じているでしょうか。原作18話以降何か想う所があるような描写が何度か見られましたけれども。
まあアイとカミキを引き合わせたのは鏑木ですが、この映画の作成に関しては鏑木自身個人的な感情が含まれているようですから、少なくともアクア陣営の人間であることは間違いないかと思います。何にせよ、次回さらに深堀されるでしょうね。
まとめ
ということで以上第138話の感想でした。
いやはや、地獄のルビかな展開から脱してようやく面白くなってきました。作画で気になる部分は少しありましたが、話の大筋に関わる部分ではなかったので許容範囲でしょうか。
次回もカミキと鏑木の会話が続くと思いますので、次回に期待です。来週休載なのはかなり辛いなぁ~。
コメント
アクアがルビーの胸を触っているシーンについて、ルビー爆睡中なので気づいてないだけかもです。
いや、ここはただ作画の問題なので、ルビーの爆睡云々は関係ないですね。
>(ここら辺はゴールデンカムイの杉元佐一をイメージしてもらえると分かりやすい)
すみません、この一文で逆に分からなくなったのですがどういった意図なのでしょうか……?
私も読み返してみて意味不明だったので削除しました。コメントありがとうございます。