【推しの子】第133話「芝居」の感想を語る!

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【推しの子】

【推しの子】第133話感想!

演技に苦労するルビーにかなからの最高のフォローが入りました!感想と考察をしていきます。

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引き続き演技に苦労するルビー

冒頭は撮影でカットを喰らいまくるルビーの様子から始まりました。少し前の129話の段階で監督の演技指導があって、ここら辺の問題はある程度解決したかと思ったのですが、また浮上してきましたね。

ルビー的にニノの発言は相当応えていたようです。再びアイ像が分からなくなりました。

前話の感想でも書きましたが、小説「一番星のスピカ」のエピソードの直後であればルビーの解釈の方が正しいと思います。しかし、そこから時間が経過してワークショップで男と出会う前後であれば、ニノの解釈の方が正しい可能性があります。

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アイの精神構造というのは常に一定で不変という訳ではなく、様々なイベントを経て変容していったというのが個人的な予想です。アイという人物を知るためには、アイの人生を追体験して考えの変化を辿らないといけないでしょう。

アイが小説「一番星のスピカ」の一件以降「日本中を推したい」という考えを持っていたのは間違いないので、この精神がルビーの中に宿るかどうかというのがとても大事だと思います。そしてルビーの役作りのために突き放したかなに対しても愛することが重要ではないでしょうか。

まあ、それによってルビーの精神がまた壊れてしまわないかという問題はありますけども。アイの生い立ちを追えば追うほど精神が壊れてしまう気がしますので。

ルビーの役作りのために犠牲になるかな

アイを演じるのに苦労するルビーに対して、かなは寄り添います。ルビーの想いを聞いてかなは自分を犠牲にすることを決めました。

その方法とは「かな自身が抱えていたルビーへの嫉妬心を本人にぶつける」こと。

読んでるこっちからするとかなり辛いですが、これがルビーにどれだけ響くかは微妙ですね。もちろんかながルビーに対して嫉妬心をぶつけたのは間違いないですが、ルビーはかなが先輩として優しいことを知っているでしょうし、アイ程傷つくとは個人的には思えないです。

かなの言葉には、本音と同時にルビーを想う愛が混じっており、そのせいでかなり無理しているのが手に取るように分かります。これではむしろルビーから感謝されるのではないでしょうか。

そうなると、かなの言葉を機にアイの気持ちを理解するのは不可能です。かなの言葉には愛がありますが、ニノの言葉には愛はありませんから。

かなの言葉によって逆にかなが救われて、ルビーの演技に関する問題は解決しない気がします。

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ネットで議論になったあかねのコマについて

出典:推しの子/赤坂アカ/横槍メンゴ/集英社

さて、今回の第133話ではある一コマが議論を呼んでいました。

このコマの中で、アクア・アイ・ミヤコに加えてあかねが含まれており、この描写から「ルビーはあかねのことを家族として認定している」と話題になりました。で、そのことを受け入れられない人たちが、「これはルビーとあかねを間違えたことによるミス」と騒いでいるということで、これがミスなのか否ということで議論になっています。

これについてですが、個人的には「ルビーとあかねのどちらにしても変」だと思います。アクあか推しの私でもこれは都合よく解釈できなかったです。

描写通りあかねの場合

ルビーは過去にあかねを「お姉ちゃん」呼びしたことがあります。第74話において、偽装とはいえアクアとあかねが恋人関係だったころ、アクアとあかねが結婚すると思って義姉認定していました。

出典:推しの子/赤坂アカ/横槍メンゴ/集英社

しかし、これは宮崎旅行をしていたころの話で、そこからはかなり時間が経っています。第123話ではお互いの前世が明らかになり、明らかに実兄に対して恋をしていました。

出典:推しの子/赤坂アカ/横槍メンゴ/集英社

正直ルビーにとっては、こちらの方が衝撃的すぎて過去の記憶から上書きされているのでは?と思います。ルビー自身がアクアと結婚したがっているでしょう。

まあ結婚しているとはいえ、実の兄妹としての分をわきまえているのであれば、この描写で正解ですし、アクあか派の私としては願ったりなのですが、ルビーの性格を考慮するとそれは考えにくいです。

ルビーの間違いだった場合

逆にもし当該のコマの正解がルビーだとすると、それはそれでおかしいと思います。理由は2つ。

一つ目は「ルビーが一人称視点のコマでルビーが入るのはおかしい」からです。

このコマの最中にルビーが話していることを考慮すると、このコマではルビーの視点と読者の視点は同じになっているはずです。このコマにルビーがいると、ルビーが二人いることになります。

二つ目は「もしこのコマにルビーが含まれる場合、アイの隣にいないのは変」だからです。

星野家の家族構成を考えた時、ルビーはアイの隣にいるはずです。ミヤコが間に挟まるような配置は個人的には考えられません。

もしミヤコよりもルビーが外側に配置されるのが正しい場合、ルビーは自己肯定感が低いことになります。ルビーに限ってそんなことがあり得るでしょうか。

このコマの正解は・・・

じゃあこのコマはどのように描くべきだったかというと、個人的には「あかねを削除してアクア・アイ・ミヤコの三人だけにする」だと思います。そうであれば、ルビー視点のコマとして正しいでしょう。

単行本で最終的にどうなるのか、とても楽しみです。

P.S. 問題のコマはルビーの間違いらしいです。それでも前述の通り変なコマなのは変わらないですけどね。メンバーの並びを入れ替えた方がよいのではないでしょうか。

まとめ

色々語りましたが、次回は嫉妬心をぶつけたかなとルビーの語り合いでしょう。果たしてどういう結末を迎えるでしょうか。

次回で解決するのか、二人の仲に亀裂が入ったまま次々回以降まで引っ張るのか・・・

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