【推しの子】第152話感想!
映画がほぼ完成し、関係者向けの初号試写会が上映されました!感想と考察をしていきます!
涙の意味。
撮影した映画の編集が完了し、11月に関係者向けの初号試写上映が行われました。上映中のモノローグはおそらくあかねのものと考えて良さそうです。
映画撮影に関して、後半はダイジェスト気味になっていましたが、おそらくカット118の病院以降の出来事は既にアニメ1話で公開済みだったため、あえて描写する必要が無かったのだと考えられます。
映画は、今回ド新人のルビーが主演だったため、撮りの順番は時系列順に行われました。だとすると映画視聴者の「この物語の悲しさから来る涙」は、我々がアニメ1話を見て抱いた感情と同じだと思います。
ただ、あかねの涙は「関係者として関わってきた故の達成感から来る涙」でもなく「この物語の悲しさから来る涙」でもないようです。おそらく「アクアとルビーが一定の復讐を果たせたことから来る涙」ではないかと推察します。
鏑木勝也が抱えていた想い。
中盤は五反田監督と鏑木Pの会話になりました。五反田監督は「本当の星野アイが撮れたか」という問いについて、「個人的な後悔は薄れた」と回答。
やはりこの映画は、他者を攻撃する以上に、アイに関わった人達が彼女から脱却するための映画と捉えて良さそうですね。【推しの子】という作品は星野アイが中心人物かつ大黒柱だったので、終わりが近いのを感じさせます。
星野アイから脱却できそうなのは鏑木Pも同様でした。アイとカミキを引き合わせたことに罪悪感を感じていたようで、映画のプロデューサーになり、映画を完成させることで贖罪とすることができたようです。
一時はカミキヒカルと食事をしていたことで黒幕疑惑がSNS上で浮上していましたが、私の予想通りアクルビ陣営側の人間でした。しかも映画監督になるために芸能界に入り、今でもその夢を諦めていないとは可愛いですね。
おそらく業界で過ごすうちに擦れていってしまったのでしょうね。それで漫画原作ドラマの時は無気力で仕事をし、かなに対して便利で使い勝手の良い役者扱いしていたのだと思います。
インタビュアーの正体。
後半は、原作では最序盤に掲載されたインタビューの伏線が回収されました。そしてインタビュアーがまさかのカミキヒカルでした。
正直インタビューに関してはアイや壱護が既に回収済みだったので、アクアに関しても回収済みと思っていました。個人的には完全に予想外の展開です。
インタビュアーは全員カミキということで良いのでしょうか。とはいえ、原作154話ではアイとカミキは妊娠時に決別しているようですし、ルビーのインタビューではアクアも登場していますし、五反田監督は原作154話時点よりも後なので、考えにくいかなと思いますがどうなのでしょうか。
そして、もしかなのインタビュー時もインタビュアーがカミキだったらかなりの失言をしていますね。もちろんかなの場合、ルビーと同様にカミキのことをあまり知らないでしょうから、決して悪意をもって発言したわけではないでしょうけど。
またカミキはどういうつもりでインタビューをしているのでしょうか。映画のスポンサーになった理由も原作154話の段階では不明のままですし、下手に近づかず姿を隠していれば、ここまで早くアクアと接触することもなかったと思うのですが、どうでしょうか。
まとめ
ということで、以上第152話の感想でした。
伏線回収と同時に、衝撃の事実が明らかになったことで、大いに驚いた回となりました。さらに次回から最終章ということで、どういう完結を迎えるのか今後も見守ろうと思います。
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