【推しの子】第153話「フィクション」の感想を語る!

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【推しの子】

【推しの子】第153話感想!

遂に父と子の直接対話が始まりました!感想考察をしていきます!

原作154話読了時点での感想となります。
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見解の相違

出典:推しの子/赤坂アカ/横槍メンゴ/集英社

最初はカミキヒカルによる映画を見た感想が語られました。よく調べ上げた上で作品が作られており、素晴らしかったと評していますが、同時に映画の内容はフィクションで固められたエンターテインメント作品であるとも評しました。

カミキによれば、カミキとアイの恋はカミキ側が一方的に依存して成立していたと。本当のアイは映画ほど愛情深くなかったし、本当のカミキはもっと愛情に飢えていたと語ります。

そして振られた女に惨めったらしくしがみ付いて、愚かにも逆恨みして殺したと。この時点で、今までカミキが殺害したという客観的な証拠は何も無く物語が進んでいましたが、カミキ自ら「殺した」と自白しました。

また、カミキがアクアの前に出てきたのは、自分の罪を認めて社会に裁かれる覚悟があるためであり、アイもカミキへの復讐を望んでいるとカミキは考えているようです。この時点で、カミキはアイを殺害してしまったことに罪悪感を感じているようですね。

この話は原作154話に跨るため、細かい所感は次回の感想記事に書きますが、少なくともこの時点で言えることは、アイがカミキへの復讐を望むような遺書を残すというのは思考ロジック的に考えにくいということですね。

アニメ1話の後半では、アイはカミキと電話をし、そこまでカミキに対して悪印象はなかった様子でした。カミキがリョースケにアイの住所を教えたのはドーム公演の直前ですから、その間にカミキへの復讐を望む遺書を残すような思考回路に至るとは考えにくいです。

とりあえず、原作154話ではカミキは「まさかリョースケがアイを殺すとは思わなかった」と語っていましたが、アイとの電話を経て、アイに対して恨みを抱いたことは間違いないと思います。

過去の描写で分かっている事実と、カミキの過去回想との整合性をどう付けるのか今後注目です。

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過去描写との相違点について

出典:推しの子/赤坂アカ/横槍メンゴ/集英社

今回の話には、過去の描写と異なる点がいくつかあります。1つ目は、原作97話であかねの調査の結果として「神木プロダクション」を立ち上げたとあったのに対し、今回の話では、アクアは「株式会社メディアEYES」の代表取締役であると語った点です。

出典:推しの子/赤坂アカ/横槍メンゴ/集英社

名前が違うのは、あかねが調査していた時から社名が変わったとか、株式会社メディアEYESの中にカミキプロダクションがあるということかもしれません。もちろん作者がミスをしたという可能性もあるので、単行本やアニメで内容が変わるか確かめる必要があると思います。

出典:推しの子/赤坂アカ/横槍メンゴ/集英社

次にDVDのディスクに書かれた文言について。原作112話では「お兄ちゃんへ☆15になるまで開けちゃダメ!」と書かれていますが、今回の話では「15歳のアクアへ」と書かれており、このことから「このDVDはアイから渡されたものとは違うのでは?」という考察があります。

個人的な意見を言わせてもらうと、これはアイが遺したDVDで間違いないと思います。

出典:推しの子/赤坂アカ/横槍メンゴ/集英社

まず、原作112話では封筒に先の文言が書かれています。対して、今回の話ではDVDのディスクに書かれています。また原作128話にもDVDの描写があり、こちらには何も書かれていません

出典:推しの子/赤坂アカ/横槍メンゴ/集英社

これらを踏まえると、封筒とDVDのディスクとで書かれている文言が違っていても不思議ではありませんし、そもそも作者が厳密に設定を煮詰めておらず、描写ミスをした可能性もあります。

原作154話の内容を踏まえ、映像の中のアイが「ルビーが演技したもの」と考察した人も居ましたが、その場合カミキに声でバレると思いますので、その可能性もないと個人的には考えます。

まとめ

ということで、以上第153話の感想でした。

カミキの悲しき過去については、次回154話の感想記事で書きます。とりあえず第153話の感想はここまでということでよろしくお願いします。

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