JR高崎線・JR東北本線・JR山手線・JR東海道線の夜間留置まとめ!2024年1月時点のデータをまとめましたので、これを基に考察をしていきたいと思います!
上野東京ラインと湘南新宿ラインは、共に高崎や宇都宮などの北関東の各都市と神奈川県を結ぶ運行系統であり、東京都心を南北に貫くJR東日本の一大幹線路線です。上野東京ラインは東京都心を山手線の東側、上野・東京・品川を経由し、湘南新宿ラインは山手線の西側、池袋・新宿・渋谷を経由します。
運行区間は1都6県に跨がり、非常に広範囲に及びます。そのため、普通列車だけでなく特急列車の運行系統も多岐にわたります。
特急踊り子向けのE257系2000代やE261系、特急草津・四万向けのE257系5500代、特急日光・きぬ向けの253系、特急ひたち・ときわ向けのE657系、さらに尾久に在籍している団体専用列車のE655系やE001形と、波動輸送用の185系やE257系5000代も存在します。
運行系統ごとの夜間留置状況
本記事では小山車両センター・国府津車両センターに所属する列車のうち、上野東京ライン・湘南新宿ラインに関係する系統のみ取り上げます。
尾久・東大宮(2023年)
尾久+1本
尾久+1本
東大宮+2本
東大宮1+1本、茅ケ崎2本、国府津6本、小田原1本、熱海1本、伊豆急下田1本
高崎1本、東大宮+1本、茅ケ崎1本、国府津1本
東大宮+3本
新前橋1本、高崎1本、東大宮1+2本
東大宮2本
東大宮1+1本
所感
冒頭でも説明した通り、上野東京ラインと湘南新宿ラインには多数の特急列車が走行します。このうち特急ひたち・ときわ以外の列車は尾久または東大宮に在籍しており、基本的に特急列車は東大宮車両センターで管理されています。
尾久に在籍している団体専用列車は、定期運用は存在しません。尾久に在籍しているE655系とE001形は乗車困難な豪華列車なので、鉄道ファンであればいつかは乗りたい列車と言えるでしょう。
東大宮には特急列車のみが在籍しています。まず波動輸送用の185系とE257系5000代には定期運用は存在しません。
185系は特急踊り子などで国鉄時代から活躍した列車なので、特急185など鉄道ファンに嬉しい運行の他、6両編成のため、ホーム有効長が6両分しかない両毛線の足利や信越線の横川への乗り入れが可能です。
E257系5000代も定期運用は存在しません。基本的には特急踊り子や特急あずさ・かいじの他、たまに新宿わかしおでも使用されます。
逆にE257系2000代は特急あずさ・かいじの定期運用から撤退した後、伊豆急下田行きの踊り子向けの基本編成として使用されます。13本・定期12運用と少し予備が少ない印象がありますが、おそらく適宜E257系5000代が代走していると考えられます。
E257系2500代も踊り子向けに使用されますが、こちらは修善寺行きの付属編成として使用されています。その他、2023年ダイヤ改正より特急あかぎにも使用されるようになったので、夜間留置設定が1本東大宮から高崎に変更されました。
2500代の運用は4本・3運用・予備1本と少ないですが、こちらもE257系5500代での代走があると考えられます。で、その5500代の運用は5本・3運用・予備2本で余裕があるのですが、こちらの運用に2500代が運用に入ることもあるらしく、昼間の吾妻線で2500代の姿を見ることがあります。
E261系は言わずもがな特急サフィール踊り子に使用される伊豆急下田行きの定期列車です。全車グリーン車という超豪華仕様の列車で2本2運用で予備はありません。
可能な限り運用を行って少しでも稼ぎたいという考えでしょう。全般検査の際は運用から離脱し、同時に休日の新宿発着の運用は運休にすると思います。
最後に、253系は東武線直通特急で使用されます。253系といえば成田エクスプレスに使用されていた列車で、大半はE259系導入と共に廃車となりましたが、2002年に開催されたFIFAワールドカップ開催に併せて製造された比較的製造年次が新しかった2本が転用されて使用されています。
編成は東武側の都合で6両となっており、2本・1運用・予備1本で通常は運用されています。繁忙期には臨時列車が運行されて予備0本で運用されますが、一度乗車してみた経験で言うと、最繁忙期でもそこまで混雑しておらず、253系置き換え時に東武直通特急を今以上に増やす必要はない印象です。
とはいえ、E259系成田エクスプレスが新型車両に置き換わった際は、余剰となったE259系が富士回遊や草津・四万、しおさい運用に就くだけでは編成が余るでしょうし、ついでに185系や253系も置き換えてしまうということは十分あり得る範疇と言えるのではないでしょうか。
小山(2023年)E131系・EV-E301系を除く
新前橋2本、高崎2本、籠原5本、宇都宮7本、小金井14+6本、東大宮1本、尾久4本、上野1本、品川5本、大船3本、茅ケ崎2本、平塚3本、国府津3本、小田原1本、早川1本、熱海1本、来宮1本、伊東1本、鎌倉2本
籠原8本、宇都宮3本、小金井13+3本、尾久2本、上野1本、品川4本、大船3本、茅ケ崎2本、平塚5本、国府津3本、小田原1本、早川1本、熱海1本、来宮1本、鎌倉2本
所感
上野東京ラインと湘南新宿ラインの運用に就く普通車は小山車両センター所属と国府津車両センター所属の2種類が存在します。それぞれが分担して検査・管理をすることで広大な運行範囲を賄っていると考えられます。
運行範囲が非常に広いため、夜間留置設定は広く分散しています。小山車については横須賀線の鎌倉にも2本夜間留置設定があります。
運用数は基本編成が65本・59運用・予備6本で少し多めです。コロナ前の2019年度の段階から混雑率が137%とあまり高くなかったので利用者減で減便になったのと、宇都宮エリアでE131系が導入されて黒磯~宇都宮間の運用が無くなったことが影響しているでしょうか。
付属編成の方は53本・50運用・予備3本となっています。朝ラッシュの運行本数が戻るのが利用者にとってありがたいでしょうが、基本編成10両を付属編成向けの5両に短縮するということもあり得るかと思いますので、動向を見守る必要があると思います。
国府津(2023年)E131系を除く
新前橋2本、高崎8本、深谷1本、籠原8本、宇都宮1本、小金井3本、東大宮1本、尾久3本、上野1本、品川4本、国府津15+4本、小田原2本、早川1本、来宮1本、沼津4本
深谷1本、籠原18本、宇都宮1本、小金井3本、東大宮1本、尾久1本、品川2本、平塚2本、国府津17+4本、小田原2本、早川1本、熱海1本、来宮1本
所感
国府津車両センターの方も運用数が減少して予備車が増加しています。とはいえ、小山側ほど運用数は減少しておらず、通常予備2~3本であるのが予備4本に1本増えています。
こちらも夜間留置は広く分散していますが、国府津車の夜間留置の最大の特徴はやはり沼津に夜間留置設定があることでしょうか。国府津車はJR東海管内にも入線し、さらに4本が夜間外泊となります。
上野東京ラインの沼津乗り入れに関しては、個人的な見解としては基本的に否定派です。おそらく車両使用料相殺のために乗り入れているものと考えられますが、たとえサンライズ瀬戸・出雲がJR東日本管内に乗り入れていようとも修善寺直通の特急踊り子と特急ふじさん以外は全て長野県内で清算して欲しいです。
上野東京ラインの沼津乗り入れは、はっきり言ってパターンダイヤを乱す存在でしかありませんし、混雑面でもJR東海車6~8両で十分な利用状況です。むしろ熱海で両方向とも対面乗換できない方が問題のため、熱海駅構内の配線改良工事をお願いしたい次第です。
駅ごとの夜間留置状況
本記事では高崎線・東北本線(宇都宮~東京)・山手貨物線・東海道線(東京~来宮)の留置状況を記載します。
高崎線
新前橋(合計留置両数:4両7本+5両1本+6両1本+10両4本=79両)
高崎211系4両5+2本
高崎211系6両+1本
東大宮E257系5500代5両1本
小山E231系10両・E233系10両2本
国府津E231系10両・E233系10両2本
側線:105m5両1本、425m21両1本、転削線205m10両1本
65m3両1本
165m8両1本
205m10両2本
225m11両1本
245m12両4本
285m14両3本
305m15両1本
検査線125m6両1本(建屋は85m4両分)
検査線125m6両1本(建屋は45m2両分)
検査線245m12両3本(建屋は200m10両分)
入替線245m12両1本
入替線265m13両1本
高崎(合計留置両数:1両6本+2両3本+4両1本+5両2本+6両1本+10両10本=132両)
ぐんまキハ110系1両2+4本
ぐんまキハ110系2両2+1本
高崎211系4両1本
高崎211系6両1本
東大宮E257系2500代5両1本
東大宮E257系5500代5両1本
小山E231系10両・E233系10両2本
国府津E231系10両・E233系10両8本
45m2両1本
165m8両2本
205m10両1本
265m13両2本
285m14両1本
305m15両1本
非電化85m4両3本
非電化105m5両2本
非電化125m6両2本
非電化165m8両2本
非電化検査線65m3両2本
電化165m8両2本
電化205m10両1本
電化225m11両3本
電化245m12両1本
電化265m13両1本
電化285m14両2本
倉賀野
夜間留置設定なし
神保原
夜間留置設定なし
本庄
夜間留置設定なし
岡部
夜間留置設定なし
深谷
国府津E231系10両・E233系10両1本
国府津E231系5両・E233系5両1本
籠原(合計留置両数:5両26本+10両13本=260両)
小山E231系10両・E233系10両5本
小山E231系5両・E233系5両8本
国府津E231系10両・E233系10両8本
国府津E231系5両・E233系5両18本
325m16両1本
365m18両1本
385m19両1本
405m20両3本
505m25両1本
入出庫待機線:365m18両1本
245m12両1本
425m21両3本
465m23両2本
485m24両1本
525m26両3本
熊谷
夜間留置設定なし
吹上
夜間留置設定なし
鴻巣
夜間留置設定なし
北本
夜間留置設定なし
桶川
夜間留置設定なし
上尾
夜間留置設定なし
宮原
夜間留置設定なし
大宮
さいたまE233系10両1本
川越E233系10両3本
東海道線下り中線:265m13両1本
東海道線上り中線:485m24両1本
東海道線東京方引き上げ線:305m15両2本
所感
上野東京ライン・湘南新宿ライン共に高崎線に乗り入れ、さらに高崎からは上越線・両毛線にも乗り入れますので、本記事では当然高崎線を取り上げます。
夜間留置設定は基本的に車両基地のある駅にしかなく、主要駅である大宮や熊谷にも設定がありませんが、唯一深谷に夜間留置設定が存在します。この列車は翌日深谷始発大宮方面行きの列車として運行されます。
高崎線では、籠原で基本編成と付属編成の増解結作業が行われます。本庄~大宮間ではホームが15両分あるのに対し、神保原~高崎間はホームが10両分しかないのもそうですが、籠原以北で15両運転をしない理由は高崎周辺の留置線の長さも影響しているでしょう。
高崎車両センターも、高崎駅の留置線も、ぐんま車両センターも10両と5両を連結した状態で留置することが出来る留置線がほぼありません。15両で夜間留置できる場所が無いということは、早朝深夜のダイヤに支障が生じることになります。
仮に籠原から列車を送り込むにしても、最低でも2本は15両を夜間留置できる留置線が必要でしょう。籠原を含め高崎駅やぐんま車両センターの改良工事が必須なのは間違いありません。
高崎駅は上図のように配線変更が必要だと思います。現行の2番線・6番線を15両対応にホームを延長する一方、真ん中の4番線・5番線を中間部分で線路を分断し、縦列駐車できるようにした方が良いと思います。
線路を分断し、既存のホーム同士をコンコースで繋げば、階段を使わずに相互の列車を乗り換えできるようになるでしょう。旅客が階段を使わなくなる分、上階部分の混雑も緩和されると思います。
ぐんま車両センターは分岐器が多数設置されている部分を改良し、15両対応の留置線を整備すべきだと思います。車両基地には洗車機がありますが、こちらは必要なら高崎駅の留置線に移設しても良いでしょう。
籠原駅は、車両基地である高崎車両センター籠原派出所の留置線を15両分に短縮しつつ、縦列駐車を前提に600m30両とか900m45両対応の留置線を整備し直すべきでしょう。籠原駅の東京方に車両入替用の引き上げ線がありますが、こちらは踏切で公道を遮断しながら入替作業を行うので、廃止にして良いと思います。
東北本線(宇都宮~東京)
宇都宮(合計留置両数:2両1本+3両4本+5両4本+10両8本=114両)
小山E131系3両4本
小山E231系10両・E233系10両7本
小山E231系5両・E233系5両3本
小山EV-E301系2両1本
国府津E231系10両・E233系10両1本
国府津E231系5両・E233系5両1本
下り線中線:長さ不明
上り線側線:505m25両1本
65m3両5本
125m6両1本
325m16両2本
425m21両2本
465m23両1本
505m25両1本
黒磯側入替線245m12両1本
小山側入替線265m13両1本
雀宮
夜間留置設定なし
小金井(合計留置両数:2両2本+3両4本+5両19本+10両23本=341両)
小山E131系3両3+1本
小山E231系10両・E233系10両14+6本
小山E231系5両・E233系5両13+3本
小山EV-E301系2両1+1本
国府津E231系10両・E233系10両3本
国府津E231系5両・E233系5両3本
305m15両2本
365m18両1本
385m19両1本
405m20両2本
445m22両1本
465m23両2本
485m24両5本
505m25両3本
525m26両2本
検査線205m10両2本(建屋は65m3両分)
検査線245m10両2本(建屋は105m5両分)
検査線325m16両1本(建屋は245m12両分)
検査線405m20両1本(建屋は245m12両分)
入出庫待機線325m16両2本
入出庫待機線465m23両2本
小山
高崎211系6両1本
勝田E531系0代ワンマン5両1本
宇都宮線中線:545m27両1本
水戸線引き上げ線:125m6両1本、305m15両2本、465m23両1本、505m25両1本
水戸線側線:345m17両1本
古河
夜間留置設定なし
栗橋
夜間留置設定なし
久喜
夜間留置設定なし
白岡
夜間留置設定なし
蓮田
夜間留置設定なし
東大宮(合計留置両数:5両5本+6両4本+8両2本+9両5本+10両2本=130両)
東大宮185系6両+2本
東大宮E257系2000代9両1+1本
東大宮E257系2500代5両+1本
東大宮E257系5000代9両+3本
東大宮E257系5500代5両1+2本
東大宮E261系8両2本
東大宮253系6両1+1本
小山E231系10両・E233系10両1本
国府津E231系10両・E233系10両1本
国府津E231系5両・E233系5両1本
45m2両3本
85m4両1本
105m5両1本
125m6両2本
165m8両2本
185m9両2本
205m10両1本
225m11両4本
365m18両1本
385m19両2本
405m20両2本
665m33両1本
685m34両2本
705m35両1本
725m36両1本
745m37両2本
765m38両2本
785m39両1本
825m41両1本
検査線725m36両2本(建屋は285m14両分)
入替線65m3両1本
入替線325m16両2本
入替線345m17両1本
入出庫待機線325m16両1本
入出庫待機線345m17両2本
入出庫待機線785m39両1本
大宮
さいたまE233系10両1本
川越E233系10両3本
東海道線下り中線:265m13両1本
東海道線上り中線:485m24両1本
東海道線東京方引き上げ線:305m15両2本
尾久(合計留置両数:5両4本+10両11本=130両)
尾久E655系5両1本
尾久E001形10両1本
小山E231系10両・E233系10両4本
小山E231系5両・E233系5両2本
国府津E231系10両・E233系10両3本
国府津E231系5両・E233系5両1本
勝田E531系10両3本
45m2両2本
85m4両1本
105m5両3本
125m6両1本
145m7両1本
185m9両2本
225m11両2本
245m12両4本
265m13両1本
285m14両4本
305m15両2本
325m16両11本
345m17両9本
365m18両8本
385m19両2本
405m20両2本
425m21両2本
検査線165m8両1本(建屋は25m1両分)
検査線185m9両1本(建屋は25m1両分)
検査線85m9両2本(建屋は45m2両分)
検査線125m9両1本(建屋は45m2両分)
検査線165m9両1本(建屋は45m2両分)
検査線185m9両1本(建屋は45m2両分)
上野東京ライン上野
松戸E231系10両1本
松戸E231系5両1本
小山E231系10両・E233系10両1本
小山E231系5両・E233系5両1本
国府津E231系10両・E233系10両1本
秋葉原
勝田E531系10両1本
上野東京ライン東京
夜間留置設定なし
所感
東北本線の方は、高崎線と異なり、車両基地の留置線の長さが15両以上確保されています。したがって、基本編成と付属編成を連結した状態で夜間留置することが可能です。
とはいえ宇都宮線の列車を全て15両固定編成に統一すると、車両基地の収容効率が落ちます。よって、夜間留置の設定については都心側からの送り込みを増やすか、あるいは車両基地内の留置線を延長する必要があると考えられます。
しかし、都心部から車両を送り込もうとすると、小山や宇都宮へは時間がかかり過ぎてラッシュピークの運用に就くことが出来ない可能性があります。東大宮や尾久の車庫容量に余裕がありながら夜間留置設定が少ないのはそういう理由があるでしょう。
山手貨物線
池袋(合計留置両数:6両6本+10両3本+11両10本=176両)
川越E233系10両3本
東京E235系11両10本
鎌倉E259系6両6本
山手線新宿方引き上げ線:245m12両1本
埼京線引き上げ線:285m14両1本
225m11両5本
245m12両5本
305m15両1本
325m16両1本
検査線245m12両3本(建屋は205m10両分)
新宿
川越E233系10両1本
松本E353系9両1本
松本E353系3両1本
大崎
川越E233系10両1本
東京E235系11両29+11本
東京E655系1両
留置線11両24本
入替線11両1本
検査線11両1本
入出庫待機線225m11両1本
詳細不明(wikipediaによると留置線が22線あるとのこと)
所感
山手貨物線の沿線には池袋・新宿・大崎の3か所に夜間留置設定をすることが可能ですが、どこの車庫も15両に満たない留置線ばかりのため、小山車・国府津車の夜間留置設定はありません。東京車と川越車の運用事情を考えると今後も小山車や国府津車の夜間留置は設定されないでしょう。
東海道線(東京~来宮)
上野東京ライン東京
夜間留置設定なし
上野東京ライン品川(合計留置両数:5両7本+7両2本+10両12本=169両)
小山E231系10両・E233系10両5本
小山E231系5両・E233系5両4本
国府津E231系10両・E233系10両4本
国府津E231系5両・E233系5両2本
出雲285系7両・大垣285系7両2本
勝田E531系10両1本
勝田E531系0代付属5両1本
勝田E657系10両2本
165m8両1本
185m9両1本
305m15両9本
325m16両13本
345m17両1本
出庫待機線325m16両2本
入庫待機線325m16両2本
横浜
夜間留置設定なし
戸塚
夜間留置設定なし
大船(合計留置両数:4両10本+5両3本+6両14本+8両2本+10両4本+11両10本=305両)
小山E231系10両・E233系10両3本
小山E231系5両・E233系5両3本
さいたまE233系10両1本
鎌倉E233系8両+2本
鎌倉E235系11両6+4本
鎌倉E235系4両6+4本
鎌倉E259系6両10+4本
125m6両1本
185m9両1本
325m16両2本
345m17両3本
365m18両3本
385m19両3本
425m21両2本
検査線125m6両2本(建屋は45m2両分)
検査線305m15両2本(建屋は245m12両分)
検査線325m16両2本(建屋は245m12両分)
入替線365m18両2本
入出庫待機線325m16両1本
入出庫待機線805m40両1本
藤沢
夜間留置設定なし
茅ケ崎(合計留置両数:4両8本+5両3本+9両2本+10両2本=85両)
国府津E131系4両8本
東大宮E257系2000代9両2本
東大宮E257系2500代5両1本
小山E231系10両・E233系10両2本
小山E231系5両・E233系5両2本
引き上げ線:145m7両2本、225m11両1本
85m4両8本
105m5両2本
125m6両2本
185m9両1本
265m13両1本
325m16両2本
345m17両2本
465m23両1本
平塚(合計留置両数:5両7本+10両3本=65両)
小山E231系10両・E233系10両3本
小山E231系5両・E233系5両5本
国府津E231系5両・E233系5両2本
325m16両2本
345m17両1本
105m5両2本
145m7両1本
325m16両2本
国府津(合計留置両数:4両2本+5両25本+9両6本+10両22本=407両)
国府津E131系4両1+1本
東大宮E257系2000代9両6本
東大宮E257系2500代5両1本
小山E231系10両・E233系10両3本
小山E231系5両・E233系5両3本
国府津E231系10両・E233系10両15+4本
国府津E231系5両・E233系5両17+4本
側線:225m11両1本、345m17両1本
入出庫待機線:305m15両1本、545m27両1本(途中に踏切がある)
305m15両1本
325m16両2本
345m17両4本
365m18両6本
385m19両2本
405m20両5本
425m21両4本
445m22両1本
465m23両2本
505m25両2本
検査線225m11両2本(建屋は85m4両分)
検査線245m12両1本(建屋は205m10両分)
検査線265m13両2本(建屋は225m11両分)
小田原
東大宮E257系2000代9両1本
小山E231系10両・E233系10両1本
小山E231系5両・E233系5両1本
国府津E231系10両・E233系10両2本
国府津E231系5両・E233系5両2本
東京側引き上げ線:125m6両3本
熱海側引き上げ線:245m12両1本、325m16両1本
早川
小山E231系10両・E233系10両1本
小山E231系5両・E233系5両1本
国府津E231系10両・E233系10両1本
国府津E231系5両・E233系5両1本
根府川
夜間留置設定なし
真鶴
夜間留置設定なし
湯河原
夜間留置設定なし
熱海
東大宮E257系2000代9両1本
小山E231系10両・E233系10両1本
小山E231系5両・E233系5両1本
国府津E231系5両・E233系5両1本
伊豆急行8000系3両2本
側線:545m27両1本
来宮
小山E231系10両・E233系10両1本
小山E231系5両・E233系5両1本
国府津E231系10両・E233系10両1本
国府津E231系5両・E233系5両1本
所感
東海道線は路線長が非常に長いため、朝ラッシュの通勤輸送対策として、首都圏郊外に夜間留置が多く設定されています。国府津の車両基地だけでは全ての車両を収容できないため、茅ケ崎・平塚・小田原・早川・熱海・来宮・沼津・伊東と多数の駅に夜間留置設定が存在します。
しかし、個人的には上野東京ラインと湘南新宿ラインには15両固定編成の導入をするべきだと思います。目標達成には15両が入線できない伊東や沼津への夜間留置設定を廃止し、別の場所に夜間留置設定を変更する必要があります。
改良する必要があるのは茅ケ崎と平塚でしょうか。茅ケ崎は土地に余裕があるため、留置線を増設出来ます。増設した留置線が仮に15両に満たなくても、国府津に夜間留置する特急列車であれば10両以下のため、茅ケ崎から送り込めば対応可能でしょう。
他にも平塚では留置線の途中に分岐器が設置されているため、これを撤去することで15両まとめて留置できる留置線を増設出来ると思います。
まとめ
ということで上野東京ライン・湘南新宿ラインの夜間留置状況でした。
同系統にはハード面で改良しないといけない箇所が多く存在しているように思います。今は中央線の改良に手一杯で他の場所の改良にまで手が回らないかもしれませんが、いつか改良工事を実施して欲しい所です。
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