のと鉄道・JR七尾線・越美北線の2024年度夜間留置状況まとめ!

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JR西日本

のと鉄道七尾線JR七尾線JR越美北線(九頭竜線)の夜間留置まとめ!2024年8月時点のデータをまとめましたので、これを基に考察をしていきたいと思います!

夜間留置設定については間違っている可能性があるので、当方責任は負いかねます。間違いがある場合は是非コメントください!(なお±○本と記載があるのは運用予備分の夜間留置場所の推測です)

七尾線は、元々津幡駅から能登半島を縦貫するように路線が伸び、最終的に輪島までを結ぶ路線でした。1991年の津幡~和倉温泉間の直流電化の際に、電化されなかった和倉温泉~輪島間の運行をのと鉄道が引き継ぎ、その後穴水~輪島間が廃線となったことで現在に至ります。

直流電化された津幡~和倉温泉間では、かつて特急はくたか特急サンダーバードが直通運転していました。北陸新幹線の延伸によってこれらの列車の乗り入れは廃止され、現在はその代替として能登かがり火が金沢~和倉温泉間で運行されています。

越美北線は、福井県福井市にある越前花堂駅から同県大野市にある九頭竜湖駅までを結ぶ路線です。元々前国にある福井駅と濃国にある岐阜県の美濃太田駅までを結ぶ予定でしたが、山越えの県境区間の建設が為されず、結局岐阜県まで線路が繋がることはありませんでした

路線が福井県内で完結することになったため、路線名が実態に合わないことから「九頭竜線」の愛称が付いています。非常に利用者が少ないため廃線が危ぶまれており、沿線自治体や有志による存続運動が行われています。

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前年の夜間留置状況

JR七尾線・のと鉄道七尾線の2023年度夜間留置状況まとめ!
2023年ダイヤ改正後のJR西日本七尾線とのと鉄道七尾線の夜間留置まとめ!来年2024年の北陸新幹線敦賀延伸によって大幅に夜間留置設定が変更になると思いますが、一応纏めていきたいと思います。夜間留置設定については間違っている可能性があるので...

ダイヤ改正プレスリリース

運行系統ごとの運用状況

福井キハ120形1両5本(3運用
南福井+2本、越前大野3本
ダイヤ改正前後で夜間留置場所に変化なし
のと鉄道NT200形1両7本(6運用
穴水6+1本
ダイヤ改正前後で夜間留置場所に変化なし
金沢521系U2両18本(16運用)IRいしかわ鉄道所有分含む。
金沢2本、金沢総6+2本、七尾8本
ダイヤ改正前後で夜間留置場所に変化なし
金沢683系R3両4本(3運用
七尾1本、金沢総2+1本

京都に2本転属
2024年ダイヤ改正で総運用数3運用予備車5本七尾1本金沢3本
サンダーバード向け増結運用から能登かがり火向け単独運用に役割が変更となった。

所感

北陸新幹線の敦賀延伸により、北陸地方の車両運用は大幅に変更となりました。七尾線と越美北線については、特急列車のみ変更となり、普通列車については変更点がありませんでした。

能登かがり火の運用について、681系と683系のどちらを使用するのか個人的に注目していましたが、結果としては683系を使用するということになりました。個人的には681系を能登かがり火運用にする予想していましたが、JR西日本の慎重姿勢を読み切れていませんでした

新たに能登かがり火運用に就いた683系R編成は、2002年製の2本が京都に転属となり、2005年製の残り4本で3運用を賄っています。予備が1本しかないため、増結は繁忙期のごく限られた期間だけになるでしょう。

2005年製の683系を使用するという事は、車両の置き換えは早くて2035年となります。とはいえ今後のサンダーバードの利用状況によっては、能登かがり火運用分も京都に転属させて輸送力増強に使うでしょう。

能登かがり火運用の車両の後継について、のと鉄道の穴水駅まで直通運転可能な電気式気動車が良いと個人的には思います。なぜそう思うのかというと、今まで七尾線特急は敦賀駅や直江津駅まで直通していたため、交直両用車である理由が存在していましたが、今は無いからです。

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駅ごとの夜間留置状況

本記事ではのと鉄道七尾線・JR七尾線・JR越美北線(九頭竜線)について紹介します。

七尾線

穴水(合計留置両数:1両7本+2両1本=9
のと鉄道NT200形1両6+1本
のと鉄道NT300形2両+1本

穴水駅の夜間留置設定の変化
変化なし
側線:25m1両1本、60m3両1本、205m11両1本
引き上げ線:80m4両2本
その他車庫線や保守線あり。
駅名番線ホーム有効長
穴水0番40m2両
1番120m6両
2番40m2両
3番40m2両
能登鹿島駅舎側40m2両
反対側40m2両
西岸駅舎側120m6両
反対側120m6両

能登中島
夜間留置設定なし

駅名番線ホーム有効長
能登中島3番現在使用されていない
2番80m4両
1番80m4両
笠師保(番号無し)120m6両

田鶴浜
夜間留置設定なし

駅名番線ホーム有効長
田鶴浜2番65m3両
1番65m3両

和倉温泉
夜間留置設定なし

駅名番線ホーム有効長
和倉温泉1番165m8両
2番125m6両

七尾(合計留置両数:2両8本+3両1本=19
金沢521系U2両8本
金沢683系R3両1本

七尾駅の夜間留置設定の変化(合計:25両⇒19両
・金沢521系U2両:8本⇒8本
・金沢681系W3両・金沢681系N3両・683系N3両:3本⇒0本
・金沢683系R3両:0本⇒1本
引き上げ線:125m6両1本
側線:45m2両1本、125m6両2本、165m8両2本、185m9両2本、225m11両1本
車庫線:65m3両2本
車庫入替線:105m5両1本
駅名番線ホーム有効長
七尾のと45m2両
1番125m6両
2番125m6両
3番125m6両

徳田
夜間留置設定なし

駅名番線ホーム有効長
徳田駅舎側145m7両
反対側125m6両
能登二宮(番号無し)125m6両

良川
夜間留置設定なし

駅名番線ホーム有効長
良川2番125m6両
1番125m6両

能登部
夜間留置設定なし

駅名番線ホーム有効長
能登部2番125m6両
1番125m6両

金丸
夜間留置設定なし

駅名番線ホーム有効長
金丸反対側165m8両
駅舎側145m7両
千路(番号無し)165m8両

羽咋
夜間留置設定なし

駅名番線ホーム有効長
羽咋3番125m6両
2番125m6両
1番165m8両
南羽咋(番号無し)125m6両

敷浪
夜間留置設定なし

駅名番線ホーム有効長
敷浪駅舎側125m6両
反対側125m6両

宝達
夜間留置設定なし

駅名番線ホーム有効長
宝達2番165m8両
1番145m7両

免田
夜間留置設定なし

駅名番線ホーム有効長
免田反対側165m8両
駅舎側165m8両

高松
夜間留置設定なし

駅名番線ホーム有効長
高松3番145m7両
2番185m9両
1番165m8両

横山
夜間留置設定なし

駅名番線ホーム有効長
横山駅舎側165m8両
反対側145m7両

宇野気
夜間留置設定なし

駅名番線ホーム有効長
宇野気1番145m7両
2番145m7両
能瀬(番号無し)165m8両

本津幡
夜間留置設定なし

駅名番線ホーム有効長
本津幡反対側145m7両
駅舎側165m8両
中津幡(番号無し)145m7両

津幡
夜間留置設定なし

側線:305m15両1本
駅名番線ホーム有効長
津幡1番245m12両
2番245m12両
3番245m12両
4番245m12両

森本
夜間留置設定なし

駅名番線ホーム有効長
森本1番145m7両
2番165m8両
3番165m8両
東金沢1番145m7両
2番145m7両

金沢総合車両所(合計車庫収容力:595両、合計留置両数:2両23本+3両3本=55両
あいの風とやま521系AK2両2本
IRいしかわ521系IR2両9+2本
金沢521系U2両6+2本
ハピラインふくい521系HF2両2本
金沢683系R3両2+1本

金沢総合車両所の夜間留置設定の変化(合計:199両⇒55両
あいの風とやま521系AK2両:2本⇒2本
・IRいしかわ521系IR2両:4+1本⇒9+2本
・金沢521系U2両:6+2本⇒6+2本
・ハピラインふくい521系HF2両:0本⇒2本
・金沢521系G・金沢521系J2両:5+1本⇒0本
・敦賀521系G・敦賀521系J2両:2本⇒0本
・京都681系V3両・683系V3両:3本⇒0本
・京都683系W6両:2本⇒0本
・京都683系B9両:6本⇒0本
・金沢681系W3両・金沢681系N3両・683系N3両:+5本⇒0本
・金沢683系R3両:+6本⇒2+1本
・金沢681系W6両・金沢681系N6両・683系N6両:6+2本⇒0本
南西部車庫(車庫収容力:留置線203両+車庫線66両
65m3両1本
245m12両1本
265m13両6本
285m14両1本
325m16両3本
バッファ線305m15両2本
バッファ線365m18両1本
車庫線135m6両1本
車庫線250m12両3本
車庫線250m12両1本(建屋は155m7両分)
車庫線250m12両1本(建屋は135m6両分)
北東部車庫(車庫収容力:留置線100両+転削線12両+入替線10両
45m2両1本
85m4両3本
105m5両2本
165m8両1本
225m11両1本
245m12両2本
285m14両2本
バッファ線105m5両1本
転削線245m12両1本
入替線205m10両1本
南東部車庫(車庫収容力:留置線168両+車庫線36両
245m12両3本
265m13両9本
305m15両1本
車庫線255m12両3本

金沢(合計留置両数:2両5本=10両
IRいしかわ521系IR2両2本
金沢521系U2両2本
ハピラインふくい521系2両1本

金沢駅の夜間留置設定の変化(合計:8両⇒10両
・IRいしかわ521系IR2両:0本⇒2本
・金沢521系U2両:2本⇒2本
・ハピラインふくい521系2両:0本⇒1本
・金沢521系G・J2両:1本⇒0本
・敦賀521系G・敦賀521系J2両:1本⇒0本
敦賀側引き上げ線:35m1本、265m13両2本
富山側引き上げ線:285m14両1本、305m15両1本
駅名番線ホーム有効長
金沢1番285m14両
2番285m14両
3番12両
4番125m6両
5番285m14両
6番285m14両
7番285m14両

所感

本年度から駅ホームの有効長を記載することにしました。七尾線内は和倉温泉以北が4両まで、以南は6両まで入線可能であることが分かります。

夜間留置車両は能登かがり火の運用車両変更に伴った変更のみ行われました。それ以外の変更点はありませんでした。

越美北線(九頭竜線)

福井(合計留置両数:2両3本=6両
IRいしかわ521系IR2両2本
ハピラインふくい521系HF2両1本

福井駅の夜間留置設定の変化(合計:6両⇒6両
・IRいしかわ521系IR2両:0本⇒2本
・ハピラインふくい521系HF2両:0本⇒1本
・金沢521系G・金沢521系J2両:2本⇒0本
・敦賀521系G・敦賀521系J2両:1本⇒0本
引き上げ線85m非電化4両1本、145m7両1本
駅名番線ホーム有効長
福井5番285m14両
4番285m14両
3番6両?
2番6両?
1番285m14両
南福井(車庫収容力:電化126両+非電化32両、合計留置両数:1両2本+2両8本=18両
福井キハ120形1両+2本
IRいしかわ521系IR2両6本
ハピラインふくい521系HF2両2本

南福井駅の夜間留置設定の変化(合計:30両⇒18両
福井キハ120形1両+2本⇒+2本
・IRいしかわ521系IR2両:0本⇒6本
・ハピラインふくい521系HF2両:0本⇒2本
・金沢521系G・金沢521系J2両:2本⇒0本
・敦賀521系G・敦賀521系J2両:6本⇒0本
・京都683系W6両:1本⇒0本
・金沢681系W6両・金沢681系N6両・683系N6両:1本⇒0本

車庫(車庫収容力:電化126両+非電化32両
105m非電化5両1本
125m非電化6両1本
145m非電化7両3本
65m3両1本
125m6両1本
145m7両3本
165m8両1本
185m9両2本
145m12両1本
265m13両1本
285m14両2本
345m17両1本
駅名番線ホーム有効長
越前花堂九頭竜線のりば45m2両
2番145m7両
1番265m13両
六条(番号無し)65m3両
足羽(番号無し)45m2両
越前東郷(番号無し)65m3両
一乗谷(番号無し)65m3両
越前高田(番号無し)65m3両
市波(番号無し)65m3両
小和清水(番号無し)65m3両
美山駅舎側65m3両
反対側65m3両
越前薬師(番号無し)3両?
越前大宮(番号無し)65m3両
計石(番号無し)65m3両
牛ヶ原(番号無し)65m3両
北大野(番号無し)85m4両

越前大野
福井キハ120形1両3本

車庫:45m2両2本
側線:225m11両1本
駅名番線ホーム有効長
越前大野2番65m3両
1番65m3両
越前田野(番号無し)45m2両
越前富田(番号無し)25m1両
下唯野(番号無し)2両?
柿ケ島(番号無し)2両?
勝原(番号無し)3両?
越前下山(番号無し)65m3両
九頭竜湖(番号無し)65m3両

所感

越美北線は利用者が非常に少ないローカル線のため、停車場が越前花堂駅以外に越前大野駅しかありません。行き違い可能駅も美山駅越前大野駅しかないため、運行本数は非常に少なくなっています。

経費削減のため設備をスリム化させてきた越美北線ですが、それでも運行を維持するのが厳しいでしょうか。沿線に何かあれば即廃線コースなので注意が必要です。

まとめ

ということで、のと鉄道七尾線・JR七尾線・JR越美北線の夜間留置状況でした。

北陸新幹線の敦賀延伸によって、特急列車の夜間留置設定が変更されましたが、しばらくは現行のまま推移するでしょう。特急能登かがり火号が能登半島地震からの復興に役立ってくれることを祈ります。

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