名鉄を1日で全線走破できるか?実際に乗って検証してきた!!

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旅行

名古屋鉄道。それは愛知県・岐阜県を基盤として、鉄道路線を運営する大手鉄道会社の名前です。通称は名鉄。

名鉄名古屋駅を中心として東西南北に広く鉄道路線を展開し、中部圏に住んでいる方には知らぬ人はいないだろう鉄道会社かと思います。鉄道路線の総営業距離は日本の私鉄の中では近鉄、東武に次いで3番目、444.2kmと非常に長いです。

そんな名鉄ですが、ある時私、神化神威はこんな疑問を抱いてしまいました。「名鉄全路線を1日で走破できるのか?」と。

こんな疑問を抱いてしまったら実際に検証してみるしかないでしょう。やってみるしかないでしょう!2021年9月25日に私、神化神威は自身の体を使って実際に乗車して検証して参りました。

本記事では、その旅の模様について紹介していきます。

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全線走破チャレンジのルールについて

今回のチャレンジでは名鉄が運営している20の路線・全区間を1日で走破いきます。今回のチャレンジのルールは下記の通りです。

①挑戦日、スタート、ゴールの設定は自由。
(チャレンジ前日に出発地まで移動し、近くのホテルに前泊しても良い)
②途中で名鉄以外の移動方法を用いても良い。(タクシー、バス、自家用車も可)
③有料列車を利用しても良い。
④貨物線など定期旅客列車が走行していない区間は達成条件から除外する。
⑤駅通過時は、ホームと接している線路を通っていなくても、駅構内を経由していればその駅を経由したと見做す。
(複々線区間等、上記ルールで駅構内通過判定の判別がしにくい駅は、各会社が定める運賃計算上の経路を元に各区間の達成基準を定める)
表1.今回走破する路線(20路線)
路線名区間営業キロ
名古屋本線豊橋~名鉄岐阜99.8km
豊川線国府~豊川稲荷7.2km
西尾線新安城~吉良吉田24.7km
蒲郡線吉良吉田~蒲郡17.6km
三河線猿投~碧南39.8km
豊田線梅坪~赤池15.2km
常滑線神宮前~常滑29.3km
空港線常滑~中部国際空港4.2km
築港線大江~東名古屋港1.5km
河和線太田川~河和28.8km
知多新線富貴~内海13.9km
瀬戸線栄町~尾張瀬戸20.6km
津島線須ヶ口~津島11.8km
尾西線弥富~玉ノ井30.9km
犬山線枇杷島分岐点~新鵜沼26.8km
各務原線名鉄岐阜~新鵜沼17.6km
広見線犬山~御嵩22.3km
小牧線上飯田~犬山20.6km
竹鼻線笠松~江吉良10.3km
羽島線江吉良~新羽島1.3km

今回使用するきっぷ

今回使用したきっぷは「名鉄電車全線2DAYフリーきっぷ」です。1日全線走破チャレンジなのになぜ2日間乗り放題のきっぷを購入したのかというと、「出発地に前泊するため移動費が必要だから」です。

他にも「まる乗り1DAYフリーきっぷ」もあります。2つのきっぷの比較表は下記の通りとなります。

まる乗り1DAYフリーきっぷ名鉄電車全線2DAYフリーきっぷ
価格(大人)3200円4000円
価格(小児)1600円2000円
特別車利用10時~16時まで乗り放題(座席指定なし)

その他の時間帯は追加でミューチケットを購入すれば可

追加でミューチケットを購入すれば可
発売箇所弥富、赤池を除く名鉄出札係員配置駅及び名鉄名古屋駅サービスセンター
特典どちらもあり

結局特別車を利用することはなかったので、結果的には2DAYきっぷの方がお得でした。今回は、仕事が終わってからゴール予定地近くの駐車場に自家用車を停めておき、そこから出発地まで移動してからチャレンジしたので、名鉄電車全線2DAYフリーきっぷを使用しています。

名鉄1日全線乗り潰しチャレンジの様子

知多半島攻略

名鉄全線走破のスタート地点は中部国際空港駅です。ここのカプセルホテルに前泊し、まだ日の上がっていない未明から旅をスタートします!

早朝でまだ飛行機の出発時刻になっていないので、空港内に人はほぼいません。新型コロナウイルスの影響もあるかと思いますが、ここまで伽藍堂な中部国際空港はなかなか見られないのではないでしょうか。

シャッターの奥には、これから乗車予定の電車がいました。これからあれに乗車するかと思うとワクワクしますね。

さあシャッターが開き始めました。旅の幕開けを告げているようですね。

改札にフリーきっぷを入れて通過します。ここから10時間以上名鉄構内で過ごすことになる予定です。

1本目:中部国際空港 5:24 準急 名鉄岐阜行き

1本目の列車はこちら。5:24発の準急名鉄岐阜行きです。中部国際空港駅の初電であり、途中の神宮前で急行に種別変更します。

車内はもちろんガラガラ。休日でしかも中部国際空港駅での状況ですから当たり前といった所でしょうか。

対向の西ノ口始発の普通列車が到着したら、まもなく列車の発車です。

これが今日一番最初のドア開閉。ここから何度もこれを目にすることになります。

電車は空港線をあっさり走破して常滑線へ突入。しばらくすると河和線との分岐駅である太田川に到着です。

太田川で下車。次の電車まで時間があるので、準急のお見送りをします。

2本目:太田川 5:56 普通 河和行き

太田川からは先に河和線系統を攻略します。乗り込むのは5:56発の普通河和行きです。

乗り込む列車の神宮前方には別に2両編成の電車が縦列で停まっていました。高架化がされた後でもこのような光景が見れるのは、さすが名鉄ですね。

普通電車は定刻で太田川駅を発車。右手方向に分岐していく線路が先程やってきた中部国際空港駅方面、そしてこれから電車が向かって行く左手方向が河和方面となります。

河和線に入ってすぐに一瞬ですが雨が降りました。一瞬とはいえ雨が降ると、不安が一気に高まりますので止めてほしい所です。

電車は各駅停車でゆったりと進んで行きます。普通電車しか停まらない半田口でもしっかり停車します。

電車は順調に南下していき、半田市の中心駅である知多半田駅に到着。当然ここの駅では下車しません。

上ゲ駅にももちろん停車。カタカナが入る駅はいくつかありますが、本来ひらがなであるはずの「げ」が「ゲ」になっている特殊な駅です。

電車は河和線の途中駅である富貴駅に到着。河和線はまだ続きますが、ここで一旦下車します。

手前の電車がさっきまで乗ってきた電車です。これから奥に停車している電車に乗り換えます。

奥の列車に乗り換えるためには、富貴駅構内の踏切を渡る必要があります。河和行きの普通列車が通過したら踏切が上がったので渡って行きます。

3本目:内海 6:32 普通 内海行き

次に乗車するのは、知多新線を走行する普通列車の内海行きです。これで知多新線を制覇します。

知多新線は戦後に建設が行われ、1980年に全通しました。複線で建設されるはずでしたが、思うように需要が伸びず単線での運営が為されています。

知多新線は単線なので、途中で列車の行き違いがありました。上の写真を撮影した場所は別曽池信号場で、8両編成の特急と相対しています。

知多新線は単線路線ですが、列車はかなりのスピードで進んでいきます。

知多奥田で急行新可児行きと相対。単線ながら列車頻度は高いです。

電車は程なくして終点の内海駅に到着しました。これで知多新線は攻略完了です。

内海駅は見て分かる通り駅名に「海」が入る駅名ですが、駅ホームから海は見えません。

4本目:内海 6:55 特急 名鉄岐阜行き

内海まで来たら他に乗れる路線がないので、来た道を戻ります。乗るのはこの特急名鉄岐阜行きです。

休日では唯一の名鉄岐阜行きで、途中巽ヶ丘と南加木屋にも停車します。

到着して僅か4分で内海駅を離れます。結局海を感じることはできなかった・・・。

乗り込んだのは特急ですが、知多新線内は各駅に停車します。のんびり行きましょう。

電車は僅か16分で知多新線を走破し、富貴に戻ってきました。まだ河和線の未乗区間である富貴~河和間が残っているのでここで河和方面へ乗り換えます。

今日最初の特急列車でしたが、特急列車らしさを感じることは全くありませんでした・・・。

5本目:富貴 7:14 普通 河和行き

富貴駅の構内踏切を渡って乗り込むのは、普通河和行きです。これで残りの区間を制覇します。

河和駅に近づいてきました。2面4線構造となっており、複雑な車両運用も快適にこなせる構造となっています。

6本目:河和 7:26 特急 名鉄名古屋行き

河和駅への到着をもって河和線は全制覇しました。乗り換え時間僅か4分で反対側に停車している特急名鉄名古屋行きに乗り、太田川方面へ戻ります。

電車は河和駅を無事発車しました。早朝から忙しなかった乗り継ぎも一旦一息つけます。

ちなみに乗り込んだ列車は休日の河和始発の特急では唯一巽ヶ丘と南加木屋にも停車する列車です。名鉄の1日全線走破の旅は非常に長いですが、特別停車を体感できるのはこの列車のみの予定です。

太田川駅でまたしても下車。ここからまた別の列車に乗り換えます。

結局今回の特急では、下位の優等種別との停車駅の違いは成岩と住吉町のみとなっており、特急としての走りはあまり感じられませんでした。

7本目:太田川 8:00 急行 金山行き

特急で名古屋都心まで乗り通さず太田川駅で乗り換えたのは、ある路線を制覇するためです。その路線を制覇するために、8:00発の急行金山行きに乗車します。

この電車も日中パターンにない列車で、常滑〜太田川間では普通列車として運転されていました。

太田川から乗車してすぐの大江で下車しました。ここに名鉄を全線走破する上で欠かせないあの路線が分岐しています。

その路線への乗り換えに際し、大江駅で改札を抜けます。路線が1区間しかないため、改札を集約する意味合いでここに設置されています。

8本目:大江 8:16 普通 東名古屋港行き

そして大江から乗る路線の電車がこれ。名鉄築港線の東名古屋港行きです。

この築港線は東名古屋港駅周辺の工場への通勤客が利用者の大半となっており、列車の運行が朝と夕方しかない特殊な路線となっています。

そのため、後述しますが、この路線を制覇するためのルートが著しく限られることになります。1日制覇のルートが中部国際空港スタートになったのもこの築港線を円滑にクリアするためです。

制覇チャレンジをしたのは休日だったので、車内はご覧の通りガラガラです。まあ新型コロナウイルスの影響もあり他の列車もガラガラだったわけですけどね。

ちなみにここでツイッターを確認していたら、8時ごろに路豊橋〜伊奈間で人身事故があったことが分かりました。まだ豊橋方面を攻略するのは当分先になのですが、今日の行程がかなり綱渡りなだけに、ここで不安が一気に高まります。

そんな不安をよそに、人身事故の影響のない築港線の電車は無事東名古屋港駅に到着。途中のダイヤモンドクロスもしっかり味わらせていただきました。

9本目:東名古屋港 8:22 普通 大江行き

東名古屋港駅に到着したら、すぐさま大江に戻ります。記念に先頭車両をしっかりとパシャリ。

こちらの線路が直角に交わっている所が有名な築港線のダイヤモンドクロスです。ここの通過に際して30km/hの速度制限がかかっています。

ダイヤモンドクロスに感動に浸る間も無く電車は大江駅に戻ってきました。午前中最後の列車なので、この列車が大江駅に到着したら、夕方まで築港線の運用はお休みです。

10本目:大江 8:29 準急 新可児行き

さあもう知多半島方面の路線に思い残すことはありませんので、この準急新可児行きに乗って名古屋都心方面へ北上していきましょう。そろそろ休日日中のパターンに入ってきました。

西尾張地方攻略

11本目:神宮前 8:35 急行 名鉄一宮行き

大江から準急に乗車して僅か1区間、神宮前で下車しました。これで知多半島方面の路線を全線制覇しました。

ここから準急が到着した発着線のホーム反対側にやって来る急行名鉄一宮行きに乗車します。豊橋~伊奈間で人身事故が発生していましたが、この電車は定刻通りにやって来ました。

電車は順調に名鉄名古屋駅に到着しました。この駅が名鉄の拠点となる駅となります。

この駅は3面2線構造の駅となっています。旅客の乗降がとても多い駅なので、円滑に乗降するためにまず真ん中のホームへ扉が開いて列車内の旅客が下車、その後反対側の扉が開いて旅客が列車に乗って来るという特殊な乗降が行われています。

電車は名鉄の拠点である名鉄名古屋駅を越えてさらに北へ進みます。途中の栄生駅ではキハ85系とすれ違いました。

さらに北へ進むと名古屋本線と犬山線が分岐する枇杷島分岐点へ。ここは複線同士で線路が平面分岐しており、名鉄にとって最大のダイヤネックとなっているであろう箇所です。

この列車は急行名鉄一宮行きなので、左方向・名古屋本線方面に行きます。

枇杷島分岐点で左に進むとすぐに西枇杷島駅に着きます。ここはかつて駅構内踏切の開け閉めのために係員がいましたが、改良工事によって係員が不要となりました。

改良工事の様子は下記に載せていますので良ければ是非ご覧ください。

西枇杷島駅改良工事!2020年9月6日に実際に現地取材してきた!
名鉄名古屋駅から名鉄岐阜方面に向かって3駅目のところにある西枇杷島駅では、大規模な改良工事が行われています。本記事では2020年9月6日に現地に行って取材して来たので、それをレポートします。
遂に完成した西枇杷島駅の新駅舎を現地取材!2021年6月26日
名鉄名古屋駅から名鉄岐阜方面に向かって3駅目のところにある西枇杷島駅では、大規模な改良工事が行われていました。本記事では2021年6月26日に現地に行って取材して来たので、それをレポートします。

さて西枇杷島駅を越えたら、ほどなく須ケ口に到着。ここから津島線を攻略するために下車します。

津島線から先、さらに尾西線を攻略していこうかと思いますが、津島線からさらに尾西線の弥富までは一体的に運用が為されています。

上の画像の列車は神宮前からやって来た急行の向かいに停まっていた電車ですが、行き先が佐屋行きなので、尾西線の末端駅である弥富まで直通しません。

この電車への乗車はせずに目的の列車を待ちます。

須ケ口に到着したのは8:50。そこから弥富行きの列車は18分後の9:08発です。時刻表を見ると2本見送ってからようやく目的の列車がやって来るということですね。

ここで時間がかなりあったので、須ケ口駅の傍にある車庫を見学。列車もそこそこ停まっていて堪能することができました。

さらに名古屋本線を走る9500系に遭遇。この旅の最中に1回だけでも乗りたいです。

12本目:須ケ口 9:08 普通 弥富行き

さあ目的の列車がやって来ました。須ケ口始発の普通弥富行きです。

電車内は私と運転士しかいないガラガラの状態。撮影をする分には最高の環境ですね。

電車は須ケ口を出て1駅、甚目寺に到着しました。この周辺は高架化する構想があります。

主な目的は、上の画像に写っている国道302号線の立体交差化するためです。この国道が鉄道と平面交差しているために、道路側では渋滞が発生し、かつ片側2車線計4車線に拡張できない状態になっています。

電車はまもなく津島線の終点津島駅に到着。進行方向右手側から尾西線の線路が合流してきました。

津島駅の構造は1面2線の高架駅です。この構造で3方向に列車が別れて行きますので、規模としてはかなり小さいです。

津島駅を越えてしばらくすると尾西線の終点である弥富駅に到着です。この駅もかなり特徴的になっています。

この駅ではなんと駅施設をJR東海と共用しています。同じホーム上で片方が名鉄の発着線、もう片方でJR関西本線の名古屋方面の発着線となっています。

名鉄の列車内からJRの313系がすぐ近くに見えます。

13本目:弥富 9:50 普通 須ケ口行き

さて電車は弥富駅に10分以上停車して再び一宮方面に戻って行きます。

津島駅に帰還。乗っている列車は須ケ口行きなので、ここで下車してさらに尾西線で北上していきます。

14本目:津島 10:05 普通 名鉄一宮行き

尾西線名鉄一宮方面は乗ってきた電車とは反対の乗り場から発車します。この発着線は本来佐屋・弥富方面の発着線ですが、駅設備が貧弱なため線路を間借りして折り返します。

電車は津島駅を発車して進行方向左手側へと分岐していきます。

尾西線を引き続き利用しているのですが、本来分岐側であるはずの津島線側が本線、尾西線側が分岐側かのような線路構造になっています。

尾西線の中間駅である森上駅に到着。ここで再び複線から単線に戻りますが、その駅の手前わずか数百メートルで線路が1本に集約されてしまいます。

まるで単線のような状態ですが、この分岐器は森上駅構内扱いのため、形式上は森上駅まで複線ということになっています。

電車はさらに苅安賀駅に到着しました。この駅は現在一宮市によって連続立体交差化事業が進んでいます。

その立体交差化事業の主目的が上の画像に写っている西尾張中央道です。この道路も交通量が非常に多く、かつ片側1車線・計2車線の状態なので、渋滞が頻繁に発生しています。

苅安賀駅の隣の観音寺駅に到着しました。ここは進行方向左手側に空き地があるので、苅安賀駅にある列車交換設備を観音寺駅に移設予定となっています。

なお工事の模様については、下のリンクにて紹介していますので、興味があれば是非ご覧ください!

名鉄尾西線苅安賀駅高架化工事!西尾張中央道との立体交差!事業概要
現在この路線の途中にある苅安賀駅付近では、線路の高架化する事業が計画されています。西尾張中央道という主要道路と立体交差し、自動車の混雑が抜本的に解消されます。本記事では、そんな苅安賀駅の高架化事業の概要について、レポートさせていただきます。
名鉄苅安賀駅高架化事業の現地取材!2020年9月6日時点!
名鉄尾西線では、現在苅安賀駅付近で、線路の高架化する事業が計画されています。道路との立体化はもちろん行き違い設備の移設でダイヤ側にも影響があります。本記事では、2020年9月6日に実際に現地に行って取材してきましたので、それをレポートします。

さて、観音寺駅を過ぎるとすぐに名鉄一宮駅に到着しました。ここでこの列車は終点になります。

尾西線はさらに玉ノ井駅まで伸びているので、玉ノ井へ向かう列車に乗り換えましょう。

15本目:名鉄一宮 10:43 普通 玉ノ井行き

玉ノ井行きの列車はこちらです。途中行き違いがないので、この列車が名鉄一宮~玉ノ井間を行ったり来たりしています。

名鉄一宮駅では、このように1つの発着線で2つの列車が縦列停車する光景が見られます。これは先述の通り、名鉄一宮~玉ノ井間で列車の交換設備が1つもないことが原因の1つです。

設備の不足を補うために、尾西線の列車が発着する1番線は発着線の中間に場内信号機・入換信号機を設置して閉塞を2つに区切っています。これにより1つの発着線に2つの列車が入線できるようになっています。

列車は無事に玉ノ井駅に到着しました。ここで尾西線が終わり、さらに乗り換える路線がないため、ここで折り返して名鉄一宮に戻ります。

ちなみにこの列車は約4分遅れで玉ノ井を到着しました。名鉄一宮駅で豊橋方面からやって来る特急列車と接続したためです。

豊橋~伊奈間で人身事故が起こった関係で遅れた特急と接続したためこの電車も遅れることになりました。

16本目:玉ノ井 11:01 普通 名鉄一宮行き

とはいえ、この玉ノ井駅では折り返し時間が9分確保されています。4分遅れて到着しても玉ノ井駅でこの列車の遅れは吸収できるでしょう。

問題は次の列車の遅れがどの程度かということです。その遅れの程度によっては、さらにその次の列車への乗り換えができなくなってしまいます。

さあ玉ノ井から名鉄一宮に戻ってきました。ここは1分で1番線から2番線へ乗り換えるのですが、2番線を見るとまだ目的の列車は来ていません。

17本目:名鉄一宮 11:10 特急 名鉄岐阜行き

列車は2分遅れでやって来ました。名鉄一宮11:10発の特急名鉄岐阜行きです。

2分遅れたことで不安と焦りは一気に高まりました。

電車は制限速度いっぱいで可能な限り走ります。上の画像は途中の茶所検車区に停まっている列車群です。

列車が停まっている様子を楽しみたいところですが、遅れのせいで全く楽しむ余裕がありません。

列車はまもなく名鉄岐阜駅に到着です。

名古屋本線はこの終点付近で一時的に単線になります。これは、まもなく路線の終点でターミナルとなるため、列車の折り返しを考えると複線で整備する意義が薄いからです。

名鉄の上を通っているJR東海の高架橋の橋脚は複線分の線路が敷設できるように間隔を開けて立っており、さらに名鉄線より東側にさらに追加で複線分の線路が整備できるようになっています。

これらは岐阜市内の高架化工事と共に改良する予定となっています。詳しくは以下のリンク記事で紹介していますので、良ければ是非ご覧ください!

名鉄の岐阜市内高架化!駅統合に線形改良もあり!まずは概要を確認!
岐阜市では、この13か所の平面交差を解消するため、名古屋本線の高架化を計画しています。またこの立体交差に加えてすでに立体交差済みの道路や線路、河川の改修も実施します。まずは計画の概要を確認していきましょう。
名鉄の岐阜市内高架化!実際に行ってみた!2020年7月6日時点!
本記事は名古屋本線の岐阜市内の高架化工事の現地取材記事です。取材日時は2020年07月06日昼頃です。

さあ電車は結局遅れを大きく取り戻すことなく名鉄岐阜に到着しました。果たして乗り換えられるか!?

18本目:名鉄岐阜 11:28 普通 犬山行き

駅到着後すぐに次の電車に向かってダッシュ!その甲斐もあって無事次の電車に乗り込むことができました。

むしろかなり余裕があって列車の顔を撮影する余裕さえありました。この各務原線の列車に乗って犬山方面へと向かいます。

これをもって西尾張地方の攻略は一旦終了です。

犬山線系統攻略

さあ無事犬山行きの列車に乗り込むことができました。まだ名古屋本線の須ケ口~名鉄一宮間と竹鼻線・羽島線が残っていますが、これは後で攻略します。

電車は無事新鵜沼を越えて犬山橋に差し掛かりました。この橋はかつて列車と自動車が両方行き来する鉄道道路併用橋でした。

長大な列車がまるで路面電車のように行き交う姿は全国的にも大変珍しく、鉄道ファンの間でも大人気の橋でした。しかし、そのままでは自動車交通に悪影響であると判断され、現在自動車は隣の新しい犬山橋を通行するようになっています。

犬山橋を抜けてすぐ、犬山駅に到着しました。犬山駅は犬山線の途中駅ですが、ここから小牧線と広見線が分岐しています。

2路線が乗り入れるターミナル駅なので、駅規模も3面6線の大きな駅となっています。

さて、さっきまで乗って来た各務原線の列車が一番右に、その隣に広見線新可児行き、さらにその隣に小牧線平安通行きが並んでいます。次に乗る電車はどの電車でしょうか。

19本目:犬山 12:12 普通 平安通行き

次に乗るのは小牧線の普通平安通行きです。先に小牧線から攻略していきます。

犬山駅から南側は3方向に分岐していきます。小牧線は真ん中の単線路線になります。

先述の通り小牧線は単線の路線なので、上の画像のように途中で行き違いもあります。上の画像の場所は、五郎丸信号場です。

味美駅に到着です。この駅は2020年に島式ホームから相対式ホームへ改築されました。改築されたばかりなので、下に敷かれたバラストがきれいです。

さて平安通まであと1駅、上飯田で下車。ここで名鉄小牧線は終了です。

あと残りの1区間、上飯田~平安通間は名古屋市営地下鉄上飯田線になります。地下鉄上飯田線は攻略対象外なので、上飯田で折り返します。

20本目:上飯田 12:45 普通 犬山行き

ここ上飯田での乗り換えはたったの2分。カメラを回している間に反対の普通犬山行きがやって来ました。

小牧原駅付近から見えるピーチライナーの様子です。ここら辺でピーチライナーは東に進路を変えていました。

下の4車線の道路は国道155号線・北尾張中央道です。ちなみにこの道路を西に進むと布袋駅の高架化工事区間にぶつかります。

21本目:犬山 13:21 普通 新可児行き

さて再び犬山駅に戻ってきました。今度は6番線から発車する普通新可児行きに乗車します。

次の攻略路線は犬山から伸びるもう一つの枝線、広見線です。

広見線も犬山駅から南へ伸びています。先ほど小牧線では真ん中の単線を行きましたが、今度は一番左の複線を進んでいきます。

小牧線・犬山線と別れるとすぐに犬山検査場が見えてきます。工場とともに列車がたくさん停まっています。

列車はしばらくして新可児駅に到着。広見線の途中駅ですが、ここで列車は終点となります。

新可児駅から御嵩駅方面はこの中間改札を通る必要があります。新可児駅はスイッチバック構造のため、頭端部から迂回して次の列車に乗車します。

現状の制覇状況です。広見線は途中の新可児駅で運行系統が分断されており、ここから御嵩までは名鉄全路線の中でも特に奥地となります。

22本目:新可児 13:44 普通 御嵩行き

次は新可児からさらに御嵩に向かう列車に乗車します。左がさっきまで乗って来た列車、右がこれから乗る新可児~御嵩間の区間列車です。

新可児~御嵩間は名鉄路線の中でも廃線が議論されるほど利用者が少ないため、昼間でも2両編成で運転されています。

電車は右側・御嵩方向へ進路を取っていきます。

新可児駅から1駅、明智駅に到着しました。ここは広見線で唯一の交換駅であると同時に、かつてはここから八百津線が分岐していました。

しかし、2001年に全線廃止となっています。進行方向左側にはかつて線路が敷かれていた面影があります。

末端区間を走る列車には、先頭に運賃箱が設置されています。使用頻度は低いですが、しっかりと動いていました。

列車は10分ほどで終点の御嵩駅に到着。ここで広見線は終点です。

御嵩駅に乗り換え路線はないため、同じ列車で来た道を折り返し戻っていきます。

23本目:御嵩 13:59 普通 新可児行き

広見線で使われている6000系電車です。線路設備が大変簡素ですが、使われている車両もかなり古いです。

さて新可児駅に帰還しました。犬山まで戻る必要があるので、ここで乗り換えをしてさらに広見線で戻っていきます。

廃線議論が為される広見線の末端区間ですが、廃線になってしまう前に乗ることができてとても良かったです。

24本目:新可児 14:14 普通 中部国際空港行き

さあ、新可児からこの普通中部国際空港行きに乗って来た道を戻っていきましょう。さらば広見線末端区間!

日本ライン今渡駅の駅名標です。名鉄のなかでも駅名が長い駅です。

この車庫に停まっているミュースカイを見ると犬山に戻ってきたと実感しますね。

列車は無事犬山駅に到着します。今日3度目の犬山駅です。

この列車は犬山駅から準急として犬山線を走行しますが、自分はここで下車して別の列車で犬山線を攻略します。

25本目:犬山 14:37 特急 豊橋行き

次に乗るのは特急豊橋行きです。この列車の方が準急よりも素早く犬山線を攻略できます。

さあ名鉄線の北側の路線はほぼ全て走破完了となりました。何度も見た犬山の駅名標ともようやくお別れです。

特急は名鉄で運行されている種別の中でも上位の種別なので、駅をどんどん通過していきます。現在絶賛高架化工事中の布袋駅も高速で通過していきます。

なおこの布袋駅高架化工事も取材をしていますので、もしよろしければ是非取材記事をご覧ください!

名鉄犬山線の布袋駅がついに完全高架化!道路交通改善の大きな節目!
2020年5月30日、名鉄犬山線布袋駅付近の下り線が高架化され、上り線とあわせて布袋駅周辺が完全に高架化されました。今回はこの高架化事業について、実際に現地へ取材に行ってきたので、それを報告していきます。
完全高架化から1ヶ月半!名鉄布袋駅の様子を覗いて来た!
名鉄布袋駅が2020年5月30日に高架化されてから1ヶ月半が経過しました。あれから工事がどのように進捗したでしょうか。今回は再び布袋駅の取材をしてきたので、そのレポートをします。
名鉄犬山線布袋駅高架化工事!2020年9月14日の現地の様子!
名鉄犬山線布袋駅の下り線が高架化してから約3か月が経過しました。現在仮駅舎の撤去、そして留置線の構築が進んでいます。今回は、2020年9月14日に布袋駅周辺工事の進捗状況について、鉄道側・道路側共に変化がありましたので、レポートします。
名鉄犬山線布袋駅高架化工事!!2021年7月4日の現地の様子!
名鉄犬山線布袋駅の下り線が高架化してから約1年が経過しました。現在留置線の構築が進んでいます。本記事は2021年6月26日と7月4日に布袋駅周辺工事の進捗状況を現地取材して来たときのレポートです。

上小田井駅を通過。ここから地下鉄鶴舞線が分岐していきますが、制覇対象外なので気にせず進んで行きます。

下砂杁信号場に河和・知多新線系統の特急が停車しています。もうまもなく犬山線の始点、枇杷島分岐点です。

枇杷島分岐点にある名古屋本線の名鉄岐阜方面と犬山線の犬山方面を結ぶ短絡線です。定期旅客列車の運行がないので、今回の旅では制覇の対象外です。

犬山線と名古屋本線が合流します。ここからが神宮前まで列車が大量に行き交う過密区間となります。

名古屋本線と合流した後、すぐに庄内川を渡ります。昼過ぎのとても良い景色が広がります。

庄内川を過ぎてさらに東枇杷島駅を通過するとしばらくしてJR線が合流してきます。奥の高い構造物は東海道新幹線の名古屋車両所に繋がる回送線です。

栄生駅を通過すると東海道新幹線と並走しました。新大阪からやって来るこだま号です。

2回目の名鉄名古屋駅です。2回目の訪問でも下車しません。

さてこれにより名鉄名古屋駅より北側の路線はほぼ制覇しました。ここからさらに特急で南下していきます。

豊橋方面攻略

現在の制覇状況です。枇杷島分岐点まで到達したことで、先述の通り名鉄名古屋駅より北側の区間をほぼ制覇しました。

ここからさらに南下して豊橋方面を攻略していきます。

列車は神宮前駅を発車しました。ここから常滑線が分岐していますが、すでに知多半島方面の路線は制覇済みなので、ここで乗り換えるようなことはしません。

列車は知立駅に到着しました。ここから三河線が分岐していますが、三河線の攻略は後で行います。

名鉄1日全線制覇の旅ではまだまだ南下していきます。

ちなみにこの知立駅では連続立体交差化事業が進んでいます。進行方向左側で主に工事が進んでいますが、右側の席に座ったので、車内の混雑も相まって撮影することは叶いませんでした。

舞木検査場です。ここが名鉄最大の車両検査場になります。

ここでは普段見られない車両の様子を覗くことができます。当日は上の画像のように特別車が単独で停まっていました。

犬山駅から乗車すること約70分、国府駅に到着しました。ここで一旦下車し、先に豊川線を制覇します。

26本目:国府 15:58 急行 豊川稲荷行き

豊川線は単線の路線です。従ってご覧のように列車の行き違いがあります。

対向の列車は9500系による急行名鉄一宮行きです。またしても9500系に遭遇しました。

豊川線は名鉄の路線では唯一軌道法で敷設された路線です。その名残なのか、豊川線の両側には広々とした道路があります。

さて列車は程なくして豊川稲荷駅に到着しました。ここで豊川線は終了です。

この豊川稲荷駅からすぐ近くにJR飯田線の豊川駅があります。このJR飯田線で豊橋に行くことができますが、まだ名古屋本線の国府~豊橋間を攻略していないので、同じ列車で国府まで戻ります。

27本目:豊川稲荷 16:25 急行 名鉄一宮行き

乗り込むのは16:25発の急行名鉄一宮行きです。この列車は途中有松と二ツ杁にも停車しますが、今回の旅程では通りません。

先ほども通過した諏訪新道信号場です。1線スルーの構造で列車が高速で通過することが可能です。

国府駅に戻ってきました。これから問題の区間である国府~豊橋間を走ります。

朝方に発生した人身事故の影響は如何程になっているでしょうか。

28本目:国府 16:39 急行 豊橋行き

さあ、列車がやって来ました。名鉄岐阜始発の急行豊橋行きです。

国府駅に到着した段階では定刻通りにやって来ました。このまま定刻通りに豊橋駅に到着してくれれば良いのですが・・・。

進行方向左側から合流する線路は、先ほど紹介したJR飯田線の線路です。そのため豊橋~伊奈間は名鉄線だけでなく、JR線の影響も受けるというわけです。

朝方人身事故が豊橋~伊奈間であったので、JR線も影響を受けているはずです。JR線も定刻通りに運行されていれば良いのですが・・・

と思ったら、なんと船町駅の手前で列車が徐行してしまいました!こんなに豊川を堪能している場合ではありません。

実はこの急行の2分前にJR飯田線の新城始発の普通電車が走っており、その電車が遅れていました。というわけでJR飯田線、遅れ回復できてなかった・・・!

列車は定刻より遅れて豊橋駅に到着です。豊橋での乗り換え時間は定刻なら2分です。

次はJR線の特別快速で蒲郡に向かうのですが、果たして間に合うのか!?

豊橋駅に着いて扉が開いたら、すぐさまダッシュ!!階段をかけあがります。

急いで5番線に向かうとそこには乗る予定の特別快速が!しかしタッチの差で扉が閉まってしまい、列車に乗れず・・・!

29本目:豊橋 16:52 普通 岐阜行き

残念ながら特別快速に乗れなかったので、直後に発車する16:52発の普通で蒲郡に向かいます。

この列車の場合、所定なら蒲郡での乗り換え時間は1分。しかしこの普通列車も2分ほど遅れて運転しています。

蒲郡駅到着後、すぐさま名鉄蒲郡線に向かいましたが、乗ろうとしていた列車はすでに発車済み。

1番線・2番線ともに列車の姿はありませんでした。

というわけで、スタートから約12時間。ここ蒲郡で乗り継ぎに失敗してしまいました。

名鉄は1日で制覇するのに初電から終電までほぼフルに時間をかけないと回り切れないと思っていたので、完全に意気消沈してしまいました。

30本目:蒲郡 17:41 普通 吉良吉田行き

乗り継ぎ失敗によって1日全線制覇ならず。

「名鉄フリーきっぷはまだ有効なので蒲郡から名鉄線を経由して帰ろう」

そう思いながら17:41発の列車に乗車しました。

悔しい!

スタートから12時間。前日に中部国際空港に前泊したことを考えると24時間前から旅をスタートしてここまでやってきました。

それが賽の河原のごとく崩れ去ってしまったことは悔しさ以外の何者でもありません。このままチャレンジ失敗ということで泣く泣く帰ることに・・・

だが!!

31本目:吉良吉田 18:15 急行 弥富行き

降り立ったのは、知立駅!そう、まだ諦めません!

移動しながらでも別ルートを考えましょう!そう思い知立駅に降り立ちました。

吉良吉田で西尾線に乗り換える際は、完全に諦めていて撮影していませんでしたが、知立より再び撮影を再開しました。

さて知立からは三河線を攻略します。先に海線の方を攻略するので、到着したホームの反対側から発車する普通碧南行きに乗車します。

太陽も沈んで完全に夜になりました。残っているのは三河線、豊田線、竹鼻線、羽島線、瀬戸線、そして名古屋本線の須ケ口~名鉄一宮間になります。

32本目:知立 19:01 普通 碧南行き

予定より30分遅れで発車します。19:01発の碧南行きです。

この電車に乗りながらルートを模索します。

ルートの探索をしていたこととすでに夜ということもあり、途中駅での撮影はしていませんでした。

本当はJR線と接続する刈谷駅など撮影ポイントもありましたが、そんな余裕は全くありませんでした。

とにかく車内でルートを考えます。場合によってはタクシーを使うことも視野にタクシー会社に電話してたりもしました。

新しいルートが見つからないまま列車は碧南に到着。列車はこのまま折り返し知立行きになるので、そのまま乗り続けます。

碧南駅の駅名標です。一応制覇したことの証明に撮影しました。

33本目:碧南 19:42 普通 知立行き

先述の通り、折り返しの知立行きに乗車します。

知立に到着しました。まだルートは見つかっていません。

34本目:知立 20:20 普通 猿投行き

次は猿投行きに乗車して三河線の山線側を攻略します。そして遂に・・・

遂に猿投行きの列車の車内でルートを見つけました!諦めなくてよかった!

とりあえず猿投まで行きそこから新ルートで攻略します。

安心したらトイレに行きたくなってしまいました。とりあえずすぐに用を足して折り返しの電車に乗ります。

35本目:猿投 21:00 普通 知立行き

無事折り返しの電車に間に合いました。三河線攻略完了後は豊田線を攻略します。

豊田線は三河線から梅坪で分岐しているので、上の画像にある21:00発の知立行きに乗車して梅坪に向かいます。

36本目:梅坪 21:07 上小田井行き

梅坪に到着。ここはなんと0分で乗り換えが必要です。列車が到着した段階で向かい側に目的の列車が停まっていたので、急いで乗り換えます。

乗車したのは鶴舞線に直通する上小田井行きです。これで赤池まで乗車すれば豊田線はクリアです。

そして無事赤池に到着。これで豊橋方面の路線は全制覇です!

結末

さあ残っているのは西尾張地方にある竹鼻線、羽島線、名古屋本線の須ケ口~名鉄一宮間と瀬戸線です。

赤池から引き続き地下鉄鶴舞線に乗車し、名古屋都心へと向かっていきます。

梅坪から乗り続けること43分。伏見で下車します。

ここで地下鉄東山線に乗り換えます。東山線が遅延していることを考慮し、ダッシュで東山線のホームに向かいます。

東山線は定刻通りに動いていました。仕方がないので次の列車を待ちます。

37本目:伏見 21:58 普通 高畑行き

乗り込むのは高畑方面行きの列車です。21:58発に乗車します。

降りる駅はどこか?もう皆さんは分かりますよね?

そう名古屋です。ここで次の列車に乗り換えます。

そして次に乗る列車は・・・こちらです!

38本目:名古屋 22:18 こだま753号 新大阪行き

新幹線!!このこだま753号で名古屋から岐阜羽島に向かいます。

名鉄の1日旅に新幹線が出てくるのに驚かれたのではないでしょうか。

確かに新幹線を使わずとも名鉄を1日全線走破することは可能です。しかし、新幹線を使えば旅程に余裕が出るし、実際今回私も全線走破するのに新幹線を使う予定でした。

今回は豊橋で乗り換えを失敗しましたので名古屋から新幹線に乗って遅れを挽回します。

すぐに降りることができるよう6号車の一番後ろに座りました。座席の窓からホームドアが閉まるのが見えます。

岐阜羽島に到着しました。電光掲示板を見てもわかる通り、こだま753号は名古屋から岐阜羽島、米原へ行く最終の新幹線です。

岐阜羽島、米原から京都、新大阪へ行く上でも最終列車になります。

岐阜羽島で新幹線から降りたら近くにある新羽島駅から再び名鉄を利用します。ここから羽島線と竹鼻線を制覇します。

ここに来て疲労はかなりのもの。重い足を上げて階段を上ります。

39本目:新羽島 22:36 普通 笠松行き

階段を上ると列車がすでに停まっていました。新羽島22:36発の笠松行きです。

本来ならば折り返し22:32着の列車に乗って、そこからこだま768号に乗って名古屋に戻る予定でした。

江吉良駅に到着。新羽島駅から1駅で羽島線制覇です。

この列車は竹鼻線で笠松まで直通しているので、このまま乗り続けます。

電車は順調に定刻で笠松に到着しました。ここから名古屋本線で名鉄名古屋駅に向かいます。

笠松での乗り換え時間は2分。豊橋での乗り換えの悪夢が過ります。

急いで跨線橋を渡り、階段を下ります。電車はまだ来ていません。

40本目:笠松 22:59 急行 東岡崎行き

笠松での乗り換え成功です。急行の東岡崎行きです。

行き先と種別の組み合わせが日中パターンにないものになっています。さらにこの電車は、新安城で普通に種別変更して新安城~東岡崎間を各駅に停車します。

笠松から乗車すると電車内はガラガラ。私以外誰も乗っていません。

まあ深夜に名古屋都心に向かう方向に移動しているので、当たり前ではありますが。

列車は無事名鉄一宮駅に到着しました。ここから須ケ口までの間が未乗となっているので攻略します。

そして無事須ケ口に到着しました。これでようやく名古屋本線全線を制覇です。

この須ケ口到着をもって、残っている路線は瀬戸線のみとなります。完乗まであと少し!

しかし、ここでトラブル発生!なんと津島線・尾西線内で旅客の転落で遅れが発生していることが判明。須ケ口で遅れて来る津島方面からの列車と接続するため、乗っている急行列車も遅れるとのこと!

 

な、なんですと~!!ここで列車に遅れが発生!

ここまで頑張ってきたのにここで全てが脆くも崩れ去ってしまうのか!一応次の名古屋での乗り換え時間は10分あるが・・・万事休す!

電車は須ケ口でしっかり津島線と連絡。そして名鉄名古屋駅到着時の遅れは・・・7分!!

ダッシュで地下鉄東山線に向かいます!!

41本目:名古屋 ??:?? 普通 藤が丘行き

乗り込んだ列車は瀬戸線尾張瀬戸行きに間に合う列車なのか!

電車は無事栄駅に到着しました。ダッシュで名鉄瀬戸線の栄町へ!

エスカレーターで地下鉄のホームからかけあがり・・・

瀬戸線へのコンコースを走る!

ここが瀬戸線栄町の発着線ホームです。ここも全力で掛け降り・・・

乗り込んだ列車は・・・

尾張瀬戸行き!!ということで無事に瀬戸線の終点である尾張瀬戸まで運転される列車に乗り込むことができました!

42本目:栄町 23:45 普通 尾張瀬戸行き

23:45発普通列車の尾張瀬戸行きです。この列車を逃すと、次の列車は途中の喜多山止まりの列車となります。

あとはこの列車で尾張瀬戸まで乗り通すことができれば、名鉄は全線制覇です。

車内にあった名鉄の路線図を見て今までの旅程を振り返ります。ゴールまであと少し!

そして名鉄1日全線走破の旅のゴール、尾張瀬戸駅です。終点ともなると車内にはほとんど乗客は乗っていません。

そして無事尾張瀬戸駅にゴール!乗車時には撮影できなかった4000系のご尊顔をパシャリ。

もうすぐ営業終了ということで駅の脇にある留置線には列車がたくさん停まっていました。

というわけで名鉄を無事1日で全線走破できました!

やったぁ~。達成感ハンパないです!

名鉄の旅を終え、改札の外に出ました。尾張瀬戸駅のデカデカとした駅名標が旅の達成感を感じさせてくれます。

そして本日の営業がすべて終わったのでシャッターが閉まり始めます。一人の鉄オタによる長くて壮大な旅の終わりを告げているようでした。

とても寂しい思いがしたのをブログを執筆した今も覚えております。

駅のシャッターが閉まった後もホームの明かりはついたままでした。その手前には営業を終了し、ライトが消灯された4000系の姿が。

深夜の尾張瀬戸駅は街の明かりがそこそこ点いていますが、静けさに包まれていました。

ちなみにこの後は尾張瀬戸駅の近くの駐車場に停めてある自分の車で自宅に帰りました。お疲れさまでした。

総括

1日全線制覇チャレンジを終えて

というわけで、無事1回のチャレンジで名鉄1日全線制覇を達成しました!最終的な行程は以下のようになります。

発車時刻乗車駅種別下車時刻下車駅乗車路線
5:24中部国際空港準急5:47太田川空港線・常滑線
5:56太田川普通6:28富貴河和線
6:32富貴普通6:52内海知多新線
6:55内海特急7:11富貴知多新線
7:14富貴普通7:22河和河和線
7:26河和特急7:56太田川河和線
8:00太田川急行8:06大江常滑線
8:16大江普通8:19東名古屋港築港線
8:22東名古屋港普通8:25大江築港線
8:29大江準急8:33神宮前常滑線
8:35神宮前急行8:50須ヶ口名古屋本線
9:08須ヶ口普通9:36弥富津島線・尾西線
9:50弥富普通10:01津島尾西線
10:05津島普通10:37名鉄一宮尾西線
10:43名鉄一宮普通10:52玉ノ井尾西線
11:01玉ノ井普通11:09名鉄一宮尾西線
11:10名鉄一宮特急11:24名鉄岐阜名古屋本線
11:28名鉄岐阜普通12:03犬山各務原線・犬山線
12:12犬山普通12:43上飯田小牧線
12:45上飯田普通13:17犬山小牧線
13:21犬山普通13:40新可児広見線
13:44新可児普通13:55御嵩広見線
13:59御嵩普通14:10新可児広見線
14:14新可児普通14:34犬山広見線
14:37犬山特急15:48国府犬山線・名古屋本線
15:58国府急行16:12豊川稲荷豊川線
16:25豊川稲荷急行16:36国府豊川線
16:39国府急行16:48豊橋名古屋本線
16:52豊橋普通17:10蒲郡JR東海道本線
17:41蒲郡普通18:09吉良吉田蒲郡線
18:15吉良吉田急行18:53知立西尾線・名古屋本線
19:01知立普通19:37碧南三河線
19:42碧南普通20:13知立三河線
20:20知立普通20:55猿投三河線
21:00猿投普通21:07梅坪三河線
21:07梅坪普通21:50伏見豊田線・鶴舞線
21:58伏見普通22:01名古屋東山線
22:18名古屋こだま753号22:29岐阜羽島東海道新幹線
22:36新羽島普通22:57笠松竹鼻線・羽島線
22:59笠松急行23:27名鉄名古屋名古屋本線
23:37名古屋普通23:42東山線
23:45栄町普通0:22尾張瀬戸瀬戸線

予定通りでは早朝の5:24から出発し、深夜の0:22に到着ということで合計所要時間は18時間58分となります。しかし最終の瀬戸線の列車が1分ほど遅れて尾張瀬戸駅に到着したので、実際の所要時間は18時間59分となりました。

また予定通りであれば、総乗車時間は14時間26分、乗り換えに使った時間は4時間32分となっています。個人的には乗り換えの時は忙しく動き回ったので、そんなに時間を使った印象はありません。

ちなみに今回の旅行に使った金額ですが、移動費は合計で6510円、尾張瀬戸での駐車料金が1000円、中部国際空港でのホテル代が4300円となりました。そして自宅と尾張瀬戸駅間の車での往復の移動費を合わせると合計で約15000円といったところです。

名鉄は、1日で全線を走破するのが困難な会社の中でも特に格安で挑むことが可能な会社です。また休日にもチャレンジ可能なのが名鉄旅の良いところではないでしょうか。

皆さんも是非チャレンジしてみてください!!

2021年10月30日ダイヤ改正の影響は?

余談ですが、名鉄をこれから全線制覇しようと考えている方に注意して欲しいことがあります。それが10月30日に実施されたダイヤ改正についてです。

2021年10月30日のダイヤ改正では、利用者の少ない路線・時間帯で列車の減便や区間短縮が実施されました。そして、残念なことに名鉄を全線走破する上で必要となる列車が、このダイヤ改正で1本だけ使えなくなってしまいます。

それが津島10:05発の尾西線の列車です。この列車がダイヤ改正によって津島~森上間の運転を取り止めます。

個人的には、なぜ弥富発着の列車や玉の井発着の列車に短時間で接続するこの列車を減便するのか納得がいかないのですが、決まってしまったからには仕方ないでしょう。

なおこの列車の運転取り止めによって、全体の旅程が30分正規より遅れることになりますが、この記事を読んでいただいた通り、遅れを取り戻すことは可能です。

とはいえ、豊橋や栄での乗り換えに余裕がないのは変わらないので、そこはご注意ください。私が挑戦したときとは違い、乗り継ぎに1度でも失敗すると取り戻すことは不可能です。

名鉄1日全線走破チャレンジの動画版(youtube)

当方では、名鉄1日全線走破チャレンジの様子を動画でもまとめています。是非ご覧ください!

参考文献(画像出典元含む)

名鉄
https://top.meitetsu.co.jp/

イラストAC
https://www.ac-illust.com/

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